亜衣木絵子さんのレビュー一覧

ストロベリーペイン 果てしない闇に僕らは 小説

亜衣木絵子  コウキ。 

てんこ盛り

犬飼のの先生の別名義作品。
なぜ別名義にして描こうとしたのかな。
でも別名義だからこそ、ここまで奇想天外なてんこ盛り作品ができたのかも。

中学時代の同級生(受)が同級生だった攻に兄を殺されたと復習をする中で、
4人の人間関係が紐解かれ、最後に、ファンタジーで終わるという。
摩訶不思議なお話。

評価を中立にしたのは、中学時代の攻めがゲス過ぎて、感情移入出来なかったから。
先生と…

4

ストロベリーペイン 果てしない闇に僕らは 小説

亜衣木絵子  コウキ。 

サプライズに次ぐサプライズ

犬飼のの先生の別名義作品と知り、電子で購入。
作家買いの場合、あらすじ見ずに読み始めます。

読み始めてビックリ!第一章から驚きの展開でした。
父親が経営する出版社で営業職の[朝比奈巽]、社運を掛けた新作本の表紙のイラストを依頼しに人気イラストレーターharuの元に訪れた。
美しい青年haruの正体は中学時代の忘れたくも忘れられない同級生[小山春彦]、春彦は復讐のため巽を逆レイプ。

5

ストロベリーペイン 果てしない闇に僕らは 小説

亜衣木絵子  コウキ。 

読後の評価に頭を抱えてしまう不憫ドラマ

2013年刊。
実はこれ、何年も前にマイページ内の『読みたい本』としてチェックしてあった一冊だった。
普段からピンときたものはどんどんチェックを付けて置くせいでそれが相当数溜まった状態になってしまっているが、ようやく通販にて取り寄せて読んだ次第だ。
確かにこれは読み終わった後に頭を抱えてしまうね…(苦笑)
でもまぁ自分の好みとは違っていても、”評価に困ってしまう”って話を読むのも結構面白か…

4

ストロベリーペイン 果てしない闇に僕らは 小説

亜衣木絵子  コウキ。 

ファンタジー。

表紙とあらすじで購入。
作者さんの商業処女作?!ですかね。
読み始めで「このお話ミステリBLだったの?!」と感じていましたがそういうわけではなかったみたいです。
作画先生コウキ。さんのコメントでどんなラストが待ってるんだー!と期待しながらすごく引きこまれる作品でした。

結末を知ってもなお、まだ違うどんでん返しがあるんじゃないかと疑ってかかってたのですが、それ以上はなかったのでハッピーエ…

3

ストロベリーペイン 果てしない闇に僕らは 小説

亜衣木絵子  コウキ。 

現在と過去が交差する。

小山秋人は15年前に死んだ。
なのに今、目の前には死んだ秋人そっくりな男がいる。
その男は秋人の弟、春彦だった。 
なぜ分からなかった? 忘れていた? そうじゃない…絶対に。


編集者の朝比奈は、人気イラストレーターのharuの元へ依頼へ向かう。
柔らかく誰にでも受け入れられる絵を描くharu。
挿絵を描いてもらえば、ベストセラー間違いなしの売れっ子である。
挨拶をしにマンショ…

2

ストロベリーペイン 果てしない闇に僕らは 小説

亜衣木絵子  コウキ。 

シリアス風SFファンタジー

読み始めから不思議現象が勃発しているからファンタジーだと読み始めるが、
次第に雲行きが怪しくなって、主役の片割れでもある貧乏兄弟の弟、春彦の
学校でのいじめやその春彦の兄の秋斗に片思いしている同級生の巽の子供故の暴走。
秋斗とその恋人との切ない恋愛、春彦の巽への片思いと様々な内容を
1冊に閉じ込めている作品で、文庫にしては厚めです。

主役の年齢的なものがあるからでしょうか、愚かな子供…

2

ストロベリーペイン 果てしない闇に僕らは 小説

亜衣木絵子  コウキ。 

ページをめくる手を止められない!けど…

先が気になって、ガンガン読みました。春彦のことが気になって、最後の最後まで目が離せませんでした。
読んでる間は春彦のことを考えるとすごく苦しくて、でも最後にはきっと…!という思いでいました。

春彦は本当に優しくて、我慢強くて、一途です。
それだけに、春彦がイジメられてるシーンや巽が兄を見て自慰をしているところを見たシーンや15年間他人と暮らしていたと言うシーンは辛かったです。


9

ストロベリーペイン 果てしない闇に僕らは 小説

亜衣木絵子  コウキ。 

非常に困惑しています

やっかいな小説に出会ってしまった。
正直どのように評価していいか非常に困ってしまう。

経営が厳しい状態にある父親の出版社の後を継ぐべくそこで働いている巽は、社運をかけて、そのレーターがイラストを描くと必ずヒットするというイラストレーターのharuに仕事を依頼できることになり、そこへ挨拶に行くのです。
そこにいたのは、昔好きだった秋斗にそっくりなその弟の春彦だった。
「あの頃のこと、君が…

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