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8/11(合計:105件)
綾ちはる 御園えりい
薄雲
ネタバレ
※辛口注意※ 作家買いしてるだけに、残念すぎる作品でした。 久しぶりにこんなに頭痛くなる人間を見た……というくらい、受のバカさ加減にイライラしてページを捲る手がどんどん加速。 面白いからじゃなくて、ムカムカして仕方ないので早く読み終わりたいがための加速です。 この受ね、死んだママの有り難いお言葉を後生大事に抱えてて、お目出度くも次から次へと他人に騙され、尻の毛まで毟られちゃうアホの子……
綾ちはる 松岡なお
【あなたに恋はしたくない】と共通部分があるにはありますが、あまりにあまりだったため、ちょっと警戒しながら読みました。 そしたら大当たり。こっちの出来の方が遥かに良かったという印象です。 主人公の翠は幼少期の辛い経験から、自分の中にスイという人格を作り出したんですが、とある事件を境に翠の方が消えてしまい、スイの方が残されてしまいます。 そんな翠のことが好きな幼馴染みの真優や、翠を優しく見守…
綾ちはる 北沢きょう
※辛口注意※ あ、あれ……? デビュー作がもの凄く良くて、作家買いしようと既刊をまとめ買いしたんですが、さっそくアレレレレ-??? な感想になってしまいます。 分厚い文庫にちょっと耽美な表紙になっていて、期待感満載で読み始めた ものの、この肩すかし感は何でしょう……? もの凄い筆に迷いが見えるんですが。 設定は非常に面白いと思うのですが、言葉は悪いけれども設定厨という印象。 複雑…
綾ちはる 黒沢要
これがデビュー作ということで、生き残りの厳しい小説界に非常に勢いを感じる作家さんが現れた、と嬉しくなりました。 安易な死ネタは好まないのですが、バッドエンドも好きなので、正直表題作だけでは評価は【萌】だったと思います。 というのも、ハッピーエンドに持って行くためにかなりのパワープレイをしたな、というのが手に取るように分かるくらいの無理くり感があるのです。 そんなあからさまなご都合エンドに…
マキヲ
面白かったです。久しぶりにBL小説で泣いてしまいました。 惜しむらくはイラストが好みじゃないので、本屋で出会っても買わなかったと思います。こちらの評価を知って手に取ってみて良かったです。 BLらしく、攻・真優と受・スイの恋愛模様は勿論描かれているのですが、これはスイと翠と、そして真優、三人の物語です。クライマックスの盛り上がりが素晴らしい。変な表現ですが、BLゆえに一部の人の目にしか触れな…
綾ちはる カゼキショウ
冬草
初読みの作家さんです。 レビューを拝見して、とても気になっていた作品。 長めの物語ですが、文章は読み易く会話も多いため 一気に読み進めることができます。 父親の書斎で見つけた一冊のノートを手に 大学生の陽斗が取引をするために”悪魔”を呼び出すと、 そこに現れたのは想い人で高校時代の副担任・松宮だった。 魂と引き換えに”付き合ってほしい”と取引内容を話す陽斗だが、 悪魔・松宮に拒…
はなみなは
読んだ後にぼうっとしてしまうような作品でした・・・ なんと言っていいか分からなかったんだけど 他の方のレビューで「胸がぎゅっと締め付けられる」 という表現を見て「それだ!」ってなりましたw 設定が特殊だったけど徐々に小出しにしてくれたおかげで 私的には混乱することはなかったです(´∀`) 後半から二人がどうなるのかばかり気になって 長い作品だけど一気読みしました! 攻めの先生が…
あやちゅけ
惜しい! ホント、勿体無いです。 こんなにいい話なのに、中盤以降まで作品を読まないと、 この物語の鍵となる謎が解けなかったのは私だけでしょうか? 謎が解けるまで、悶々としながら、読み返しては 見逃しがなかったかどうかチェックしつつ読んだのは、 私だけだったのでしょうか? ◆◆ ◆◆ ◆◆ 【 謎が解けなかった理由 】 注目したのは「第二章 過去の…
ココナッツ
300ページ近い作品です。全編書き下ろし。 ネタバレだよそれ!と思われる方もいらっしゃるかと思いますので、エンディングに関してのその辺りの個人的な感想は下の方に書かせて頂きました。 教師×生徒、年上攻めの歳の差。 そういう作品をこよなく愛しておりますので、予約購入致しました。 最近では高校生『同士』となると、どうにも自分の薄汚れた感覚を意識させられ「うお!眩しすぎて読めません!」てなこ…
高律
恋人が死ぬ・・ということが決まってるストーリーだつたので 本は手元にあったものの、なかなか読めずにいました。 「これ読んだらぜったい泣くでしょ」と思いながら・・ 案の定、私の場合嗚咽ではなく、かなり号泣に近かったです。 冬至目線、椿目線で書かれていることにより どちらの気持ちにも感情移入できるのです。 最初は冬至。 自分が死ぬとわかって、あんなに愛していた椿を突き放し 自分と関…