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7/11(合計:105件)
綾ちはる 黒沢要
香子
ネタバレ
BLに限らず、わりとよくある死神ネタです。 ラストはなんとなく想像できるとはいえ、私は好きです。 物語の冒頭で突然死んでしまった冬至。ひとつだけ願いを叶えてくれるという死神に「人生をやり直したい」と願う。大切な恋人椿が、自分を失くして悲しむのが辛いと考え、今度は恋人にならない選択をすると決断。 一年前に戻った冬至は、椿を冷たくあしらう様努力するものの惹かれ合う気持ちには抗えなかった。 …
ちびうさ27
切ない話が大の好物なのですが、バッドエンドは避けたかったので、なかなか積み本から抜けませんでした。 こちらで皆さんのレビューを参考にしつつ、バッドエンドではないようなので、期待半分不安半分で読みました。 う、うぅーん…。確かに他の方が仰るように肩透かし感は半端なかったです。 ラストまでは泣きました。冬至の痛いくらいに椿を想っての行動や言動。思い出があるからこそ、引っ張られる自分の感情との葛藤…
綾ちはる 真青
ココナッツ
章ごとに変わる、攻め受けの両視点。 あらすじには書かれていませんが、攻めはかなり好き嫌いの分かれそうなキャラです。 攻め視点もあるせいで腹の中が丸わかりで、可愛くない方の腹黒です(苦笑 ********************** 受けの倖夜は、21歳。 両親ともに成功者で裕福な家庭に育ちながらも、本人は自己主張をしない大人しい大学生で、ゲイであることを悩んでいます。 攻めは美…
あやちゅけ
このペーパーの主人公は、本編の主人公倖夜(受け)の兄・裕夜です。 最初、裕夜は倖夜への情がない冷淡な兄に見えました。 しかし、後半の登場で、一気に裕夜への好感度がアップしました。 本当は、倖夜を弟として大事に大事にしてきた。 だからこそ、倖夜を嘘でたぶらかそうとしている諒介(攻め)の存在が 許せなかったんですね。 裕夜がいなかったら、おそらく本編のハッピーエンドは 無かったと…
作家買いです。 綾ちはるさんの前作の評価が辛めにしてしまったので、 今作は好みに合うと良いなぁと思いつつ、読み始めました。 綾さんがあとがきで書かれていたように、今回は綾さんお得意の「謎」が 出てきません。 サラリとした感じで始まり、 サラリサラリと作品が進み、 サラリと物語の終焉。 それが作品をつまらなくさせてしまった一因なのかもしれませんが…。 納得いかないところがいくつ…
Krovopizza
あとがきにもあるように、綾ちはるさんにしては珍しく謎解き要素のない作品。 攻め受けの視点が交互に入れ替わる構成で、各章の冒頭に入るフランス語の単語にちょっとした仕掛けがある点が、謎解き要素といえば謎解き要素かもしれません(あとがきに解説あり)。 あらすじ: 大学生でゲイの倖夜(受け)は、偶然出会った新進気鋭の若手画家・諒介(攻め・25歳)に一目惚れする。 諒介は、倖夜が大事にしている絵…
綾ちはる 北沢きょう
M+M
表題作、続編、後日談的SSの3作品が収録されています。 「あなたに恋はしたくない」で、再会した二人は両思いになります。 「あなたに恋をしたあとで」で、恋人同士になった二人の前に、佑季のストーカーや謎の男が登場します。 「ならんだ恋のみちゆきに」は和臣の目線で、父親と会う佑季を待つ間、牧村と話します。 佑季の妄想である「カズオミ」と、約10年ぶりに再会した「和臣」の変貌ぶりを許容でき…
綾ちはる 山田ロック
短い! いや、同人誌は得てして短いというか、薄っぺらいのですが、 この合同誌は、この本から始まるオリジナルストーリーなのです。 元の話やキャラがあるわけではありません。 なので余計にレビューも説明も難しいのです。 その上、この短い冊子の中に2CP4人が登場しちゃうんです。 どうすりゃいいんだー!!>< ◆◆ 一食目 目玉焼き ◆◆ 9ページの短い漫…
A5サイズのペーパー、両面印刷です。 中学時代の話です。沖津和臣の目線で進みます。 沖津は、相葉佑季と下校の時間まで図書室で共に過ごすのが日課となっていた。だが、今は二月。卒業してしまえば同じ校舎に通うことはないと寂しく感じていた。 帰り道で相葉に告白され、沖津は喜びと緊張のあまり呼吸ができなくなり、つい「気持ち、悪い」と呻いてしまう。すると、相葉が笑い出し…。 本編で二人が別れる…
ピピン
高評価が多いため、すごく期待して読みました。ですが、大変な肩すかし感が…。 結末に、納得がいかないのです。 作中に、 「納得のいかない顔をしてらっしゃいますね」 「そんな屁理屈が通るものなのか~」 という言葉があるのですが、全力で「その通りだー! 私は納得していないし、屁理屈に思えるぞ」と言おう。 表題作の「イエスタデイをかぞえて」の終盤まで、死んだ冬至が1年前からの人生をやり直すのに…