綾ちはるさんのレビュー一覧

イエスタデイをかぞえて 小説

綾ちはる  黒沢要 

自分が死ぬとわかった時

もしも、自分が死ぬとわかった時守りたい物は何ですか?
それは、愛する人の心。

素直じゃなかった自分、ひたすら優しかった恋人。自分が死んでしまったら、この優しい恋人の心はどれほど傷ついてしまうのか…
彼の心を守る為もしも人生がやり直せるなら、恋人にはならない!

恋人にならない様に冷たく接する三島、それでもひたむきに想いをよせて来る椿。

切なくて切なくて、涙が止まりませんでした。…

4

イエスタデイをかぞえて 小説

綾ちはる  黒沢要 

一話目での主人公の中途半端さが残念。二話目で印象が変わります

主人公の死から物語が始まるという衝撃と、最愛の恋人のために、相手と恋人同士になる前・関わる前に戻ってやり直すというあらすじに惹かれ、購入しました。
やり直しても、いずれ主人公が死んでしまう事が確定している状態で、独特のハラハラ感があります。
主人公と相手役の椿くんに感情移入すればするほど、読み手まで一緒になって、どうか二人で幸せに生き続けて欲しいと祈ってしまうような作品です。

○冬至さん…

8

イエスタデイをかぞえて 小説

綾ちはる  黒沢要 

アンハッピーからスタート

アンハッピーから始まる奇跡のファンタジーラブって感じでしょうか。
ショコラ新人賞受賞作品なのですがこれは期待以上に面白かった。
賞を取ったからと言って全てが面白いと感じるものでは無いけれど、
ファンタジー好きの私にはかなりツボを突いた作品で感動までしてしまった。

大学の同期で恋人同士の三島と椿、物語は三島の事故死から始めると言う悲劇的なもの。
恋人との関係で、今まで生きてきた中で1番…

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「イエスタデイをかぞえて」初回限定封入ペーパー グッズ

5年経ってもラブラブで…♪

各書店共通の番外編SSペーパー。

5年後、社会人になった友人4人が集まるという話で
友人の一人・長谷川視点です。

バイト先のカフェバーに就職し、店長になった冬至。
(女性客からモテモテ♪)
大学院を経て、研究職に就いた武彦。
(相変わらず王子様してますw)
長谷川はサラリーマンになり、由香子は出版社で働き情熱的に恋愛中。

大学院を修了した武彦を祝うため、冬至のカフェバー…

10

イエスタデイをかぞえて 小説

綾ちはる  黒沢要 

明日、恋人が死んでしまうとしたら

思わず泣いてしまいました!
前半は、ありがちなタイムループものという印象でしたが
後半がスゴイ。
あえて時系列をバラバラにし、個々のエピソードを補完することで
時を経ても変わらない大きな愛がすごく伝わってきます☆


付き合って半年の恋人・武彦との待ち合わせ場所に向かう途中、
トラックに跳ねられ死亡した大学三年生の冬至。
ひとつだけ願いを叶えてくれるという死神に、武彦と出会う一年…

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