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10/11(合計:106件)
綾ちはる 松岡なお
キリヱ
ネタバレ
初読みの作家さんで、あらすじを読んで購入しました。 多重人格の子と幼馴染みの話。 実の父親のDV被害にあって、別の人格「スイ」を作り出してしまった翠だったけれど、ある日スイを残して翠が消えてしまった。翠“が”好きな幼馴染みの真優は、翠が戻ってくるまで待つという。 スイはそれを聞いて「僕にすればいいのに」と云い続けていたけれど。 詳しい感想を書くと、ネタバレになるのでそこらへんはふれない…
galoo
今までの綾ちはる作品の中で一番好きです。 最後まで読んで「なるほど」と思わせる納得の一冊でした。 翠(みどり)は幼い頃DVを受け、それがきっかけでもう一人の人格(スイ)が生まれます。 スイは翠を守るために生まれたので、スイは翠の時を含めた全ての出来事を記憶しているけれど、翠はスイであった時の行動を知りません。その為、スイは翠に驚かせないために手紙風の日記を幼い頃から書いています。 ひと…
Krovopizza
幼少期に虐待されていた翠が 自分の心を守るため生み出した別人格「スイ」。 内気で臆病な翠を、明るく優しいスイが励まし守るという関係は、一年前に翠の人格が消えてしまったことで終わりを告げる。 スイは、翠を待ち続ける幼馴染の真優に、何とか翠のことを諦めさせようとするが…。 同じ身体なのに、そこにいるのは全くの別人。 そんな相手に恋することは、いつか人格が甦るかもしれないと希望を捨てら…
綾ちはる 黒沢要
ココナッツ
綾ちはるさるのデビュー文庫。 評価が高いのは知っていたのですが、『死』や『別れ』だとか、自身がヘタレなため読めないので避けていました。 でも、今回アワードにノミネートされていましたので、購入してみました。 受けの冬至は現在21歳、文学部の大学生。 ぶっきらぼうで粗暴に見えがちですが、他人を気遣える青年。 攻めの椿は、冬至の恋人。 繊細だが強さも兼ね備えた男。 大学では『経…
綾ちはる 北沢きょう
霧島伊都
新刊チェックで粗筋を読み、同級生と同居しているけど幻? と、どういうことなのか、あまり理解が出来なかったのですが、 表紙絵が北沢先生だということと、特典ペーパーなどが付く ということで、気になったので取り敢えず読んでみようと思い、 いつもの書店で予約して購入しました。 読んでみたら、どういうことなのか直ぐに分かりました。 10年ほど前に振られたことがショックで幻が創り上げてしまった…
はなみなは
最初読んだ時は萌で登録したんだけど 今回レビューを書くのに再読して神に変えました♪ 1度目より2度目の方が面白かったな~ いつもはこの人何考えてるんだろ~って考えながら読書するのが面白いけど このお話は人物の気持ちを知ってから読んだ方が納得できるし萌えました! でも攻めは変わりすぎ! 北沢先生の挿絵がとってもかわいかったので、差に慣れませんでしたw 後半は1年後の話でこっちも…
むすひ
久しぶりに小説読んで泣きました(T-T) 切ないけど苦しいばかりじゃなくて 皆が報われて終わってホッとしました。 作者さんの今後が楽しみです!
ぴょん
ちるちるさんで高評価なうえ私の大好きな路線だったので、すぐ本屋へ買いにいきました。 内容は皆さんが書かれているので、私は読んで涙してしまうくらいジーンときたこと、買っ て良かったと思った事を伝えたくてレビューを書きました。 これから頑張って欲しい作家さんだと思いました。 できればもうちょっと続きも読みたいなー☆
marun
幻覚幻聴が見えて聞こえる、それは普通ではありえない精神状態、 そんな現象が日常化しているのがこのお話の主人公である作家の相葉佑季。 精神疾患の幻覚とは少し違っていて、過去に好きだった相手が自分の側にいて、 会話まで交わしている展開、読み進めると原因は心因性な感じで、 相葉自身が防衛本能のように自分の心を守るために生み出した「カズオミ」。 本来であればかなり病的でシリアスな内容だと思う…
青海
受け様の冬至目線と、攻め様の武彦目線の二部構成のお話。 どちらも相手に対する想いに溢れていて、 読んでる間中、切なくて切なくて胸がキュンキュン痛かったです。 『イエスタデイをかぞえて』は、事故で死んでしまった冬至が、 死神に最後の願いを叶えてもらうところから始まります。 武彦が、自分が死んだ後にどれだけ心を痛めるか、立ち直るのに時間がかかるか。 恋人を悲しませたくない、独りで泣かせ…