綾ちはるさんのレビュー一覧

イエスタデイをかぞえて 小説

綾ちはる  黒沢要 

清々しかった

綾ちはるさるのデビュー文庫。
評価が高いのは知っていたのですが、『死』や『別れ』だとか、自身がヘタレなため読めないので避けていました。
でも、今回アワードにノミネートされていましたので、購入してみました。


受けの冬至は現在21歳、文学部の大学生。
ぶっきらぼうで粗暴に見えがちですが、他人を気遣える青年。

攻めの椿は、冬至の恋人。
繊細だが強さも兼ね備えた男。
大学では『経…

8

あなたに恋はしたくない 小説

綾ちはる  北沢きょう 

幻の存在が生きる希望

新刊チェックで粗筋を読み、同級生と同居しているけど幻?
と、どういうことなのか、あまり理解が出来なかったのですが、
表紙絵が北沢先生だということと、特典ペーパーなどが付く
ということで、気になったので取り敢えず読んでみようと思い、
いつもの書店で予約して購入しました。

読んでみたら、どういうことなのか直ぐに分かりました。
10年ほど前に振られたことがショックで幻が創り上げてしまった…

3

あなたに恋はしたくない 小説

綾ちはる  北沢きょう 

むむ~

最初読んだ時は萌で登録したんだけど
今回レビューを書くのに再読して神に変えました♪

1度目より2度目の方が面白かったな~
いつもはこの人何考えてるんだろ~って考えながら読書するのが面白いけど
このお話は人物の気持ちを知ってから読んだ方が納得できるし萌えました!
でも攻めは変わりすぎ!
北沢先生の挿絵がとってもかわいかったので、差に慣れませんでしたw

後半は1年後の話でこっちも…

1

イエスタデイをかぞえて 小説

綾ちはる  黒沢要 

良かったー

久しぶりに小説読んで泣きました(T-T)
切ないけど苦しいばかりじゃなくて
皆が報われて終わってホッとしました。
作者さんの今後が楽しみです!

2

イエスタデイをかぞえて 小説

綾ちはる  黒沢要 

泣けましたー

ちるちるさんで高評価なうえ私の大好きな路線だったので、すぐ本屋へ買いにいきました。

内容は皆さんが書かれているので、私は読んで涙してしまうくらいジーンときたこと、買っ
て良かったと思った事を伝えたくてレビューを書きました。
これから頑張って欲しい作家さんだと思いました。
できればもうちょっと続きも読みたいなー☆

6

あなたに恋はしたくない 小説

綾ちはる  北沢きょう 

精神のバランスを支える幻の恋人

幻覚幻聴が見えて聞こえる、それは普通ではありえない精神状態、
そんな現象が日常化しているのがこのお話の主人公である作家の相葉佑季。
精神疾患の幻覚とは少し違っていて、過去に好きだった相手が自分の側にいて、
会話まで交わしている展開、読み進めると原因は心因性な感じで、
相葉自身が防衛本能のように自分の心を守るために生み出した「カズオミ」。

本来であればかなり病的でシリアスな内容だと思う…

5

イエスタデイをかぞえて 小説

綾ちはる  黒沢要 

唯一の願いの深層は・・・

受け様の冬至目線と、攻め様の武彦目線の二部構成のお話。
どちらも相手に対する想いに溢れていて、
読んでる間中、切なくて切なくて胸がキュンキュン痛かったです。

『イエスタデイをかぞえて』は、事故で死んでしまった冬至が、
死神に最後の願いを叶えてもらうところから始まります。
武彦が、自分が死んだ後にどれだけ心を痛めるか、立ち直るのに時間がかかるか。
恋人を悲しませたくない、独りで泣かせ…

6

イエスタデイをかぞえて 小説

綾ちはる  黒沢要 

文章から受ける雰囲気は榎田先生

恋人との待ち合わせに急ぐ主人公が急死、そこから始まる切なくてもどかしい話でした。

生き返って、死ぬまでの人生をやり直せる。
主人公の冬至が、死の使者から選んだのは、椿と恋人になる前の1年前からのやり直しでした。
また死ぬことは決まっているから、残された椿の悲しみを慮って、再スタートは恋人にならないように頑張るのです。

生き返った冬至は、椿に近付かないようにするんだけど、冬至以外の人…

14

イエスタデイをかぞえて 小説

綾ちはる  黒沢要 

自分が死ぬとわかった時

もしも、自分が死ぬとわかった時守りたい物は何ですか?
それは、愛する人の心。

素直じゃなかった自分、ひたすら優しかった恋人。自分が死んでしまったら、この優しい恋人の心はどれほど傷ついてしまうのか…
彼の心を守る為もしも人生がやり直せるなら、恋人にはならない!

恋人にならない様に冷たく接する三島、それでもひたむきに想いをよせて来る椿。

切なくて切なくて、涙が止まりませんでした。…

4

イエスタデイをかぞえて 小説

綾ちはる  黒沢要 

一話目での主人公の中途半端さが残念。二話目で印象が変わります

主人公の死から物語が始まるという衝撃と、最愛の恋人のために、相手と恋人同士になる前・関わる前に戻ってやり直すというあらすじに惹かれ、購入しました。
やり直しても、いずれ主人公が死んでしまう事が確定している状態で、独特のハラハラ感があります。
主人公と相手役の椿くんに感情移入すればするほど、読み手まで一緒になって、どうか二人で幸せに生き続けて欲しいと祈ってしまうような作品です。

○冬至さん…

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