伊勢原ささらさんのレビュー一覧

貴公子司書の溺愛ライブラリー 小説

伊勢原ささら  カワイチハル 

笑顔が変える未来

今回は出版社の経営する民間図書館館長と
司書を目指すフリーターのお話です。

受様が攻様に助けられつつ
司書の職と恋を手にするまで。

受様は母子家庭で1人っ子で育ち、
母が仕事の間は部屋にこもって
ずっと独りで本を読む子供でした。

本さえあれば平気だった受様は
引っ込み思案で極度の人見知りであり
24才になった今でも他人との距離を
上手く図れる事が出来ません。

5

貴公子司書の溺愛ライブラリー 小説

伊勢原ささら  カワイチハル 

夢のような図書館+イケメン各種とりそろえ

伊勢原先生なので購入。ああ誰か私にこのライブラリの永久無料会員券をと熱望してしまう、神のようなライブラリ話でした。イケメンライブラリアンを戦隊もの(笑)のように各種(!)取り揃えてございますw 本好き、甘めイケメン話がお好きな方はぜひぜひ~。 図書館は本当に素晴らしく妄想滾るのですが、お話はうんうんとさっくり読めてしまったので、萌にしました。ああ、本いっぱいの空間・・・。

引っ込み思案で人見…

3

貴公子司書の溺愛ライブラリー 小説

伊勢原ささら  カワイチハル 

爽やかな主人公成長ものです(* ´ ▽ ` *)

こちら、爽やかで元気を貰える主人公成長ものでした。

実は最初のうちは、ただ甘くて可愛いだけのお話かなぁと思ってたんですけど。
やたらウジウジしている主人公にちょっとイライラしたりして。
だからこそ、彼が少しずつ成長し、見違えるように生き生きしだすのに、爽快感を味わえると言いますか。
個人的に、こういうお話が大好きなんですよね。



内容ですが、「Cafe Biblio(民間の…

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エリート上司のエッチなおもちゃ 小説

伊勢原ささら  たまごぱん 

オフィスラブ

私は勝手に、伊勢原先生はオフィス描写が上手い、と思っていて。
と言っても別に仕事の場面ばっかり書いておられるわけではなくて、むしろ受けや攻めの心情に重点を置いて書かれるのですが。
しかしその背景となる職場描写に違和感がない、と言えばいいのかな。そんな気がしてます。

本作は、そんな伊勢原先生だからこそ面白くなった作品かなと思います。
総務部からエッチな玩具の開発部署へと異動になり、しかも…

2

嫌われ魔物の大好きなひと 小説

伊勢原ささら  テクノサマタ 

『幸福な王子』のツバメを幸せにしたかった人は読むべし

評価高いの解ります。
『ストレートの直球、ど真ん中』という感じのお話です。
伊勢原さんのあとがきには「昔話風の雰囲気を意識して書いた」とのことですが、これが非常にいい。
テクノサマタ画伯のイラストもお話にマッチしていて、非常にいい!
年端もいかない子どもたちに読み聞かせしたくなるような雰囲気を醸し出しています(エチシーンがあるので、流石に出来ないですけれど)

この『魔物』って地球外生…

5

嫌われ魔物の大好きなひと 小説

伊勢原ささら  テクノサマタ 

優しい優しいお話


最初から最後までほとんど泣き通しでした。
魔物の優しさに泣き、健気さに泣き、寂しさに泣き、幸せに泣きと読み終わったときには泣き疲れました。最後の方は泣きながら笑ってるという傍からみるとおかしな人になっていたと思います。
特に、何度も回想で出てくる二人が「やきゅう」をするシーンは読み終わって思い返しただけで泣けてくるくらいです。

<あらすじ>
遠い昔、遠い星からやってきた魔物たちは綺…

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嫌われ魔物の大好きなひと 小説

伊勢原ささら  テクノサマタ 

この上なく優しい物語

作家買い。
ファンタジーです。
テクノサマタ先生のイラストが、作品世界にとてもマッチして相乗効果増し増しです。

とにかく受の青くんのとんでもない優しい気持ちと健気さには胸が痛くなります。
切ないシーンもあります。
魂が綺麗って、こういう事を言うんだな・・・と読み進めるごとに青くんの虜になっていきます。

「魔物」という設定や境遇が、小学生の正人との出会いが、とても優しく綴られてい…

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キューピッドだって恋をする 小説

伊勢原ささら  梨とりこ 

ぜひスピンオフまで読んで

とってもキュートなこちらの作品。

下の方も仰っていますが、ラストのミュウの天使カットがそのシーンを素晴らしく表現されていてとっても良かったです!

石動はとても一筋縄じゃいかない標的だったんですが、(ミュウの矢の腕前がイマイチなのもあって)、それを超える人物、キューピッド長ゼクルスとリヒテルのスピンオフが伊勢原先生のブログにあります。
「キューピッドは恋しない」全23話。
これが本当…

5

嫌われ魔物の大好きなひと 小説

伊勢原ささら  テクノサマタ 

号泣必至

切ないんです。
切ないんですけど、それがベースにあるわけじゃない。読んでいて涙が落ちるシーンはただただ優しい。
本当に暖かいお話でした。

途中になんども入る、過去の<やきゅう>の回想。
受けの青にはとても大切で幸せな思い出。
その時の攻め正人が青を呼ぶ声。
それがとても効果的に差し込まれていて、その度に号泣。

そしてラストの二人が夜の公園で<やきゅう>…

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嫌われ魔物の大好きなひと 小説

伊勢原ささら  テクノサマタ 

温かな涙が止まらない

タイトルと表紙につられて購入。

内容はすでに書いてくださっているので感想を。ネタバレ含んでいます。ご注意を。








ジーンと胸に響いてくる。
そんな優しい作品でした。

主人公は魔物。
ややグロテスクなビジュアルから周囲の動物たちにも嫌われて、ひっそりと身を隠すように生きているけれど、心はとてもやさしい。既に仲間は老魔物とまだ若い魔物の二人だけ。そんな二人…

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