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黒澤はゆま 黒娜さかき
ふばば
ネタバレ
積む事数年、やっと読んだ… 読み応え超重量級でした。 内容は、今は老いたかつての宦官が、司馬遷が史記を編むのに際して自らの生い立ちから見たこと体験したことを語り尽くす…という体裁です。 いにしえの中国、かの有名な劉邦はすでに皇帝で栄華を極めている時代。 1人の少年・小青胡が貧困と借金から父を救うために自ら宦官に志願する… と言っても10才にもならない子供ですよ。 その貧困の話と…
碧雲
「宦官に美人が居ない」という説があるそうですが、それは間違いだと思う。 老化が早かったので、美しい時期が短かっただけと考えた方が良いと思う。 歴史の陰に居るのは、美しくて賢いコワイ人。 宦官は短命で老化が早かっただけで、美しい人はいた筈。傾国の麗人=宦官は、西洋にも居たらしいです。 https://rekijin.com/?p=20517 で著者の本の書評を読み、この本を見つけまし…
tohma
長い間、待ち望んでいた歴史とBL要素の一致、私の心のなかの的、そのど真ん中を射当ててしまった作品です。Amazonのただごとならぬレビューに引き寄せられて買って、一章を読み終えてすぐ「あぁ私が望んでいた場所にたどり着いた」そう思いました。 時代は前漢。高名な項羽と劉邦の戦い、煮えたぎった男達のドラマが終わった長安が舞台です。 劉邦、夏侯嬰、張良、そして女傑呂雉。たそがれの英雄達のかたわ…