烏城あきらさんのレビュー一覧

発明家に手を出すな 小説

烏城あきら  長門サイチ 

発明家と弁理士。

職業の数だけBLがあるw
発明家ときくとなんとなく・・・
わたしにはすでにファンタジーかギャグの領域なんでよね。
それだけ馴染みがないもの。

発明家といえども、アイデア雑貨の発明から
世紀の大発明まで幅広いのですが
ちょうど中間の具合いの発明家でしたね。

シリアスかギャグかといえば、あきらかにギャグですw

なにしろわたしに正確な発明家と弁理士の知識がないので
なんとも…

1

LinS -リンス- 小説

烏城あきら  ふさ十次 

個人的に、これはシャンプーレベルな話だと思うw なんというかまだ、一段階の行為というか二段階のレベルではないような・・・。

美容師さんと商社マンのお話です。

「ご利益がある」といわれて
女友達の勧めで訪れた美容室。
人当たりの良い店主に誘われ食事をし酔った勢いで・・・
と、いうお話なのです。

冒頭、激しく絡むふたりのエロシーンからスタートする。
美容室のカット台でのえっちがなまめかしくイイなって思ったんだけど
1枚も挿絵にされてなくてがっかりしました。

ちょっと謎めいた美容室の店主の石蕗

0

うそつき 小説

烏城あきら  桃月はるか 

生活臭むせかえる。

長距離トラックの運転手とサービスエリアの甘栗売りのお話なんですよ。
しっかりと地に足のついた職業のふたり。
逢瀬のためにかかるお金を百円単位で描くBLは異色だなぁと思いました。
受けが逢いたいって言えば、仕事を投げ捨てて飛んでくる
ロマンチックな攻めは存在せず、仕事に穴をあけないように
きちきちとした生活をやりくりしシビアに恋をしている。
恋愛至上主義ではなく、あくまで生活の次に恋愛が…

3

LinS -リンス- 小説

烏城あきら  ふさ十次 

こんな美容師さんにシャンプーしてほしい

酔っていたとはいえ、男に濃厚なペッティングをしかけられて自分の性向に気づくとは、惇、可愛すぎます>0<

恭輔も2年前に惇を見かけたときから一途に思い続けて、初めて触れた時、自分の愛撫で達した惇が愛おしくてたまらなかったでしょうね~。そのあとも感じやすい体のようだし、さぞ開発のし甲斐があったことでしょう。

恭輔を自分達の子供か兄弟のように見守る『伊勢屋』の賢治・俊郎夫婦(養子縁組している…

1

許可証をください!(6) 放水開始! 小説

烏城あきら  文月あつよ 

お仕事VSラブ

攻・前原健一郎
受・阿久津弘

お仕事BLでは最もリアルで本気に仕事をしている主人公たち。
ISO取得のお仕事に多忙を極める弘と、現実逃避に消火訓練のタイムを競い合う製造部の面々。
元はといえば弘が江夏に「消火訓練は気晴らしになるだろう」と言ったのを、「カラダを動かして気分転換しろ」と言ったと都合よく解釈する製造部。
普段使い慣れない(失礼?)頭脳をフル稼働の仕事は大変ですからね。

2

許可証をください!(6) 放水開始! 小説

烏城あきら  文月あつよ 

大人になった二人

久々に出たらしい新刊。自分がBLにハマッてからそれほど経ってないので、人様より待つ時間が短かったのは幸いです。
うおー、弘くんが美人になっている!→カラー口絵の右端の渋い男は誰!?→無精髭の前原! と萌えが先行して、山積みの問題から逃避してしまいました。ISOの業務規定の提出が滞っているのに社内は消化訓練ブームだとか、取引先の値下げ要求の裏の取引終了だとか、前原が母親にカミングアウトしたこととか…

4

許可証をください!(6) 放水開始! 小説

烏城あきら  文月あつよ 

最終巻に向けて否が応にもカウントダウン開始

萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
化学薬品という世界に1ミクロンも興味がないハズのわたしを魅了してやまないこのシリーズ。
色気もへったくれもない化学工場を舞台に、もはやお仕事BLの代名詞といってもいい許可証シリーズ第6弾です。
5巻発売からおよそ3年。この時を待ってました、待ち続けてました…(嬉し涙)

短期間でのISO取得という課題に向けて、先導役を担った弘。
そんな大忙しの弘に…

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許可証をください!(6) 放水開始! 小説

烏城あきら  文月あつよ 

今回はおっさんたちが見どころ☆

大好きな許可証シリーズの最新刊が来ました!!!
このシリーズは、BLとして出来がいいだけでなく、工場でのお仕事がどういうものかわかってしまうという、職業ものととしても抜群の面白さを誇っています。ブルーカラーの労働をここまで具体的に細かく書いてあるBLを私はほかに知りません。

今回は、お仕事としては前巻に引き続きISO取得への弘の奮闘が、そして前原(組長!ラブ!)との関係では両親へのカミング…

8

うそつき 小説

烏城あきら  桃月はるか 

これは珍しい職業を持ってきたなぁ

今回も働く青年たちのお話。
『うそつき』『ひみつ』『わがまま』の3編から成っており、それぞれ二組のカップルが登場し、書き下ろしの『わがまま』ではその2組がご対面!となっております。

サービスエリアの天津甘栗販売員とか、長距離専門バイク便だとか、いやはやこんな職業まで登場しちゃいましたねぇ。どちらも初読みの職業です。
高速道路を利用するときに、サービスエリアでは天津甘栗を始め、いろんな販売…

5

うそつき 小説

烏城あきら  桃月はるか 

もうちょっと

烏城さん初読みでした。
若手トラック運転手×甘栗販売の兄ちゃん
ブルジョワジーあふれるBL界で、密会の時間を稼ぐために必死になる攻は新鮮かもしれない。
なんかこのお金と時間の壁が妙に現実的で、なんかBLを読んでいるのに普通の男女モノを読んでいるような感覚におちいりました。あれれ。
色々あって自分を避けていると思った攻にぶちきれる受はかわいかった。
この二人のお話はとにかく若いなあの一言に…

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