total review:279049today:1
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
3/10(合計:99件)
烏城あきら 文月あつよ
ふばば
ネタバレ
シリーズの5作目。 本作のテーマは「ISO」。今となっては懐かしい。私が会社員だった頃、部署として認定を受ける為、私も自分の業務を文書化したものです…(90年代?) 本作は、一言で言うと「お仕事BLへの回帰」。 今までは、小さな故障や不良品などは慣習的に製造部の中で完結させてきたのに「ISO」という制度の中で全て明文化し、他部署にも情報公開し、という方向性に強烈に反発する製造部の竹中部長。 …
シリーズの4作目。 本作では、喜美津化学の工場は「定期修理」中につき、製品の製造中の切羽詰まったトラブルなどはありません。 2作目、3作目と続いて弘(品証部)が提案している排水系のクローズドシステム、そのテストに伴う機械のトラブルと、本社の営業部の徳永が工場に研修に来る話、そして弘の新居探しがメインとなっています。 ラブ方面では、前原はますます弘に執着して、①毎日毎日家に来てあれやこれや。②…
シリーズの3作目。 今回喜美津化学に降りかかるのは「天災」! 雨が降らず、水不足に陥った喜美津化学は操業停止の危機に… 折悪しく、その時入っていた大口案件が、喜美津の製品が納入されなければ先方の業績が傾くかも、という重要なもの。製造部の部長も一気にスイッチが入ります。 シリーズ2作目でも触れられていた、渇水対策の排水系クローズドシステム構築との同時進行で、製造部と品証部の痺れるような奮闘ぶ…
シリーズの2作目。 喜美津化学は今、操業停止の危機に瀕していた!それは、工場の排出する総合排水の性状が悪化し、汚染物質の濃度が環境の基準値をオーバーしてしまい、未だ原因も分からなければ対策も立てられない、という状況に陥っているため。 そんな時に会社の慰安旅行の幹事を引き受けてしまったお人好しの弘。 本作はそんなこんなで余裕のない弘が、仕事でもHでも前原に「負けてる」と感じてしまい、もやもやし…
元々「お仕事BL」が好きな私ですが、本作は肉体労働とは行かないまでも完全に男臭い?「工場」を舞台にした作品です。 化学薬品製造業・喜美津化学の工場始まって以来の四大卒理系出身社員、阿久津弘。(一応工場勤務とはいえ事務系の品証部所属です。) その彼が、少々畑違いのフォークリフトの免許を取るようにとの会社方針。講習は難なく、しかし実技がヤバい……そこで講師?になってくれたのが、製造部の前原でした。…
rinritu
私の大好きなシリーズです。・・・・・・今だ未完ですが・・・・ 出会いから前作までとても面白かったのですが、ここにきて恋愛面では安定してしまったせいかあまり萌えれず・・・・と、いうか前原の出番が少なかったような気がします。まぁテーマは書類作成のISOでは前原を出ずっぱりにするのは難しいのかもしれませんが。 「ISO」を磯とあいそにひっかけて話が始まるのはとても面白かったです! ISOは仕事でち…
烏城あきら ふさ十次
こにしそる
表紙はしっとりした雰囲気なのに、中身が思っていたよりえろえろという意外な作品でした。 何だかレディース向けのメロドラマのようで、けっこうずっとやってたような気がします。 サラリーマンの惇は紹介されて行った美容院のあまりの気持ち良さに通い詰め、そのうち店長の恭輔に酔った勢いで襲われてしまいます。 惇もまんざらではないけれど、自分がゲイだと気づいていなくて戸惑うばかり。会う度になんだかんだで…
烏城あきら 長門サイチ
BLとしてもですが、ストーリーそのものも面白かったです。 このお話の主人公、平井は弁理士なのですが、読むまで私は弁理士って?という感じでした。 おそらくご縁のあるお仕事に就いている方以外はそんな感じだと思うのですが、特許技術などに関する申請を代理で行うお仕事なのですね。 大手の会社を短気な性格が祟って退社した平井は、祖父の紹介で下町の発明家、原田の弁理士になります。原田は天才なんですがか…
烏城あきら 今市子
naotake
許可証シリーズとは雰囲気が全然違いますが、登場人物たちの心理描写やお話の作り方が自然で面白いのはさすが烏城先生だと思いました。こんなに不思議な感じだとは少し意外でしたが…。 お屋敷も庭も茶室も、想像すると美しくて、日常の自分の安っぽい生活を忘れて楽しめました(笑)。 檻、というタイトルが監禁・凌辱を連想させるかもしれませんが、そういう内容ではありません。それは読んでのお楽しみ…。 終盤に色々…
烏城あきら 桃月はるか
霧笛丸
主人公の仕事が天津甘栗の販売員、というblにしてはなかなかにシブい(失礼!)もので、興味があったこの小説、あらすじを見ますと、「夜逃げした両親に置き去りにされ、高校を中退して甘栗を売る〜」な感じでしたので、シリアスなお話なのかと思いきや、とっても萌えに溢れた良作でした。 まず、主人公は相原誠。十七歳、高速道路のサービスエリアの天津甘栗の販売員です。彼の両親はテキ屋さんでしたが借金を作り、幼い誠を…