安西リカさんのレビュー一覧

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

好きなままここまできて。

十年愛。

恋人である志方のことが好きでたまらない穂木
そんな穂木を愛おしく想いながらも寡黙で多くを語らない志方

一方通行にみえて、しっかり繋がってるふたり。



淡々とした日常の中にある、お互いの存在。

ふと、過去を振り返る瞬間。
懐かしさ。
今の悩み。
会えないときの寂しさ。
会えたときを喜び。
不安。
愛しさ。
不安。

年輪を重ねたふたりだから…

5

好きって言いたい 小説

安西リカ  おおや和美 

甘々

テーマは「ひとめぼれ」
そこから始まるとっても甘い、そしてすごく優しい恋のお話です。

安西先生の作品は、すごく甘くて可愛くて主人公たちが一生懸命で
読んでいて応援したくなるようなお話が多いですね。
このストーリーも、今までの経験からちょっと恋に慎重になってる受けと
一生懸命なんだけどぎこちなくて口下手な攻めの、
お互いに一目惚れから始まった、とっても優しいラブストーリーです。

4

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

読みやすい文章

BLを読まなくなってしばらくBLが遠い世界なことになってた私でした。
が、が、が。
祝、復活、第一号BL小説でございます。
殺伐としたこの現実社会から妄想だけでも逃避行したいとの私の燃える闘魂ファイアーの欲求欲望に、見事にこの小説は応えてくださいました。
甘さ加減が丁度良い塩梅でございまして
「あ~これだわ~BLが人生に足りてなかったんだわ~私~」
食べ物から糖分を取ることも人間必要で…

9

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

恋は人を変える

高校からの同級生リーマンものですね。
リーマン、もと親友、付き合いの長いカップル。
どれもが好きなパターンなので、読んでみました。
いやぁ、これは癒される。
ホンワカさらりと読めて良かった、ありがとう~。

まず、リーマンの日常話ってだけでもかなり癒されますが。
あまりのバカップルぶりに、思わず笑ってしまいます。
嫉妬するのはともかく。
好きすぎて身を引いちゃうとか。
好きだか…

6

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

泣けました

久しぶりに泣けました。
ストーリーとしては、わりとよくある高校時代の同級生。
志方(攻)と穂木(受)
10年越しの付き合い、適齢期、1人はゲイで1人はもともとノンケで。
仕事の忙しさから会えない日が続く。
そこに同僚らしき女の影が・・・

本来なら幸せな結婚をして、子どもがいて、出世コースを歩んでいて・・・
そんな風に相手の幸せを自分が壊しているんでは?と思い込んでしまう穂木。

18

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こんな未来

高校生の頃の自分に教えてやっても、きっと絶対信じない。

いろいろあって、ようやく一緒に暮らすようになった穂木と志方。
日曜出勤だった穂木が仕事を終え「会社を出たよ」と志方にメールを送ると、路肩に止まった車から、ふいに、懐かしい高校生の頃に流行った恋の歌が耳に入ります。
その曲で、高校生の頃、毎日志方のことばかり考えて、
告白したい、でも絶対ふられる、会えなくなった死ぬ、そのくらい好き、…

1

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

受の精神年齢が・・・

銀行員と編集者。
高校の卒業式で受が攻に告白、
その後付き合って10年になる二人。

タイトルと帯の推薦文から
さぞデロ甘だろうと思って読み始めたら
たしかにラブラブだけど
仕事で会えない日が続いたり
いまだに同居していなかったり
二人とも甘いセリフは苦手だったり・・・
と意外とそこまで甘くない
地に足の着いた社会人モノでした。

攻に留学の話が持ち上がったり
受が仕事…

13

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

好きだ〜♡

ストーリー自体はは手垢のついたような話。
高校の同級生、卒業前に告白、それから10年の付き合いを経て
すれ違いがおこり、相手への想い故に別れを切り出す……

ひっかかりなく素直に気持ちよく読める文章がいい。
好きで、好きで、というタイトルだし、甘い、甘い、と聞いていたので、
どれほど甘いんだろう……と期待半分戦き半分で読んだが、
確かに甘いんだけれど、コテコテの生クリームのような甘さ…

7

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

志方の「馬鹿」が心地いい!!

久々に激甘なストーリーでした。
読んでるこっちが恥ずかしいよ!!

付き合って10年、今だに相手の事が好きで好きでたまらない!!

片やエリート銀行マン(志方)
絵にかいたような堅物男だけど
ちゃんと相手のこと大事に思ってる超真面目な男。
片や雑誌編集者(穂木)
志方の事がメロメロに大好きで、
彼のために家事をするのが生きがいの超乙女(心がね)

そんな2人の日常的なお話、…

4

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

作家買い決定…しそう

うわあ、いい…!

読了後、思わず呟いてました。

好きで好きで。ただ好きで好きすぎて。このままずっとと祈るように思う。
せつない気持ちが溢れて伝わってきます。
こんなに好きな人に出会えて、好きな人に愛されて、こんな幸福無いんじゃないかな。

あまりに好きで、好かれている自信が持てない穂木。
ぶっきらぼうで必要以外言葉を惜しむ、恐い顔なのに実は情の厚い志方。
この志方がまあイイ…

7
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