安西リカさんのレビュー一覧

恋の傷あと 小説

安西リカ  高久尚子 

ノンケ堅物×寂しがり屋のゲイ

同棲していた男に逃げられたゲイの受けと、その男に妻を寝取られた夫攻めという、ある意味残りものなカップルの話です。

受けはろくでなしの男に貢ぐタイプの人。そばにいてくれれば誰でもいい、目の保養になるからどっちかといえば優男なイケメンがいいかなーくらいの在宅フリープログラマー。貧乏な家庭で育ったけれど、現在はいいマンションに住み、不労所得で食べていけるくらいの金持ちです。
片や攻めは、仕事人間…

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恋の傷あと ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

恋人がもたらした変化

本品は『恋の傷あと』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、
未知也が久しぶりに口説かれた夜のお話です。

未知也は修司とつき合うまで
務め人と付き合った事がありませんでした。

修司はスーツで仕事をして
帰ってくるとネクタイを緩めるのですが
その仕草がめちゃくちゃカッコよく見えます♪

ねぇねぇ、ネクタイ緩めるの
もう1回やって

目の前でそれをやられ…

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恋の傷あと 小説

安西リカ  高久尚子 

傷あとに効く特効薬あります。

とても爽やかな読後感の一冊でした。物語の内容と高久さんのイラストがマッチしていて凄くいい。
自分の欲望に忠実な人物が割と多く出てくるので、そこは好みが分かれるかもしれません。

黙って行方をくらました、同棲していた恋人(恭平)の不貞と諸々の悪事が原因で未知也(男運の悪いゲイ)と橋口さん(堅物のリーマン)は一緒に恭平の行方を探すことになるのですが・・・
行動を共にするなか、橋口さんと自分は「…

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恋の傷あと 小説

安西リカ  高久尚子 

スピード感が面白い!

面白くって夢中になってあっ!という間に読んでしまった。未知也の同棲していたはずの恋人・恭平が何日も外泊して、逃げられたと気づいた時、橋口という男が恭平に会いに乗り込んできた、恭平は橋口の元妻を妊娠させて行方不明になってしまったらしい‥未知也は橋口と共に恭平を探し始めるが‥
未知也はゲイで幼い頃から寂しがり屋、誰でもいいから側にいてほしくて、少し優しくされるとコロッとなってしまい財布代わりにされて…

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好きって言いたい 小説

安西リカ  おおや和美 

なんてないのにしっとりと響く年下攻めのお話

この方の小説を初めて読みました。
読みながら思ったことは…なんてないお話だなあということ。
でもそれがすごく良かった。

自分が一目惚れしたイケメンから食事に誘われ、付き合ってくださいと真っすぐな告白をされ…。こんな幸運、なかなかないですよね。
冒頭からこんな感じなので、結ばれるまでを楽しみたかった人には物足りないかもしれません。でも逆に付き合ってからを描く大人な小説だなあと思いました。…

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好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

好きなんだもん、他はいらないよね

こちらも今頃すいません。
ほかのお姉さま方からのご推薦をいただきまして読ませていただきました。
木下先生も大大大好きですが、あまりに数が多すぎて、いまだ全作制覇にいたらず・・・・

そんな中、けいこ先生ので高評価のこちらの作品に到達。
安西先生は読んだことがなくて、この本で一気にファンになりました。
何が好きって、受け様が「10年一緒にいてくれた」と攻め様とのこれまでを振り返るところ。…

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小説Dear+ Paper Collection vol.39 安西リカ グッズ

結婚の定義

本品は雑誌「小説Dear+2016年ハル号」の
読者プレゼントペーパーで雑誌掲載の
『恋みたいな、愛みたいな』番外編です。

『恋みたいな、愛みたいな』は
既刊『好きで、好きで』の続編で
本作は志方視点で
結婚の定義を考えるお話になります。

穂木は、
姉が甥を引取りに来た時に
甥の言葉に載せられて姉に
志方と「結婚している」と打ち明けます。

志方にとって結婚という言…

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好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

題名ぴったり

相手を思いすぎる気持ちがぐいぐい伝わってきて、切なかったぁ~。この二人好きです。

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人魚姫のハイヒール 小説

安西リカ  伊東七つ生 

努力家さん

サラリーマン同僚の片思いすれ違いもの。
ノンケを落とすには女装から?

同期の加賀谷は、評判の据え膳は食う肉食系リア充男。
そんな加賀谷に入社以来片思いしていた瀬戸は、初めて一緒に参加した合コンで、加賀谷が女の子と二人で帰っていくのを見て、自分も女だったらと夢想しながら、酔った勢いで部屋で女装してみます。
翌朝、加賀谷に、うっかり女装姿を見られて、女装趣味だと誤解されてしまいます。
こ…

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ビューティフル・ガーデン 小説

安西リカ  夏乃あゆみ 

素敵なのにひとつだけ残念

私のBLサイクルが「サラっとした甘さ」を欲する期間に突入したので、安西さんなら間違いないだろうと思い購入。
ガッツリハマる為に選んだ作品ではなかったのですが、読むうちにふたりの変化(特に高広)にグイグイ引き込まれて、あっという間に読み終えてしまいました。
思った以上に早くふたりの関係は近づくのですが、その後ですよね。安西さんの真骨頂は。少しずつ重なっていく様子が、食べ物や飲み物だったり植物やイ…

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