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77/80(合計:795件)
安西リカ みろくことこ
さぶろう
ネタバレ
美大を目指す、ぶっきらぼうな男前と、やんちゃでかわいい2人のお話です。 まだ何者でもないモノトリアムな高校生で、将来や恋について、迷いながら前に進もうとする2人の姿が印象的でした。 『あんなに絵を描くのが好きだったのに、今は苦しい』 『好きだからだろ、好きだから苦しいんだ、だから俺は苦しいのも受け入れる』 私が作中で一番好きな場面です。 恋も2人で一緒にいるだけで楽しかったのに、だん…
堂本くん(攻)の視点で書かれたお話です。 本編は連くん(受)の視点だったので、堂本くんの気持ちが描かれていて、嬉かったです。 安西先生! ありがとうございます。 美大生2人の夏の出来事。 普段は無口で無愛想、2人でいても、描きたい衝動のままにクロッキーブックに向かってしまう堂本くん。 連くんは、そんな堂本くんを含めて、まるっと好きなんだと思います。 突然、絵を描き出しても幸せな気持…
安西リカ 木下けい子
いず
長く付き合っているからなのか、攻めの志方と受けの穂木の会話には素朴さを感じます。志方の無口なキャラクターも相まって、お互いの感情は雰囲気で分かるようになったのかもしれません。 その以心伝心な部分も恋人関係としては魅力的ではありますが、やはり好きな気持ちは相手に伝えてこそ盛り上がるもの。もどかしくなるほど言葉に出せなかった分だけ、分かってほしかった気持ちを受け入れてもらえた分だけ、穂木がふにゃふに…
安西リカ 小椋ムク
麗音
安西リカさんは初読みの作家さんです。 評価が高かったこととあらすじにあった『別れて10年後の再会愛』が自分的に萌えツボだったので手に取りました。 10年前の学生時代の出会いから恋していく様子が自然で、日常の中の幸せが伝わってきました。 劇的な事件やハラハラドキドキな展開はありませんが、飽きずに最後まで一気に読ませる作品でした。 高坂が資産家の坊ちゃんな攻めにありがちな傲慢で自信家で…
ココナッツ
ディアプラス文庫2014年の全員サービス小冊子です。 やあ、1/3くらいは本編読んでいない作品でしたね。 随分前の作品のSSもあって、びっくりしました。 ********************** 安西リカさん『好きで、好きで』番外編 →本編未読。そろそろ付き合いだして11年という、桜の時期のお話。 ネガティブ思考の受けに対して先手を打って同棲を持ちかけた(きっと本編で)攻め…
縞馬
安西リカさんの三冊目の本です。 前の2冊が、萌ツボドンピシャだったので、今回も発売前からメッチャ楽しみにしていました。 あらすじは他の方が書いて下さっているので感想だけ 今回も良かったです〜。 特に何か起こるわけではなく、日常において生活する中で起きる出来事を通じて別れる事になったり、偶然10年後に再開して、お互いがぐるぐると考え過ぎてすれ違ってしまったり… 一息に最後まで読みました…
snowblack
ひねりも特になく、直球同級生再会もの。 前作「好きで、好きで」が初読みだった安西さんですが、 こういうなんでもない設定を、 丁寧な描写と文章で読ませるのはなかなかすごい。 大学一年の春に一目惚れのように出会い、 互いにどちらが自分かわらなくなるような特別で濃密な恋をして、 やがて破局、10年経って仕事を通じての再会。 かつて別れた理由は切なくてウルっとくるのだが、 その後はドラ…
高律
安西先生の作品を読むのは3作品目なのですが 安西リカ先生の萌えツボと私の萌えツボはドンピシャで とにかく、今回も大好きな作品です。 大学の同期、辛い別れと過去、10年ぶりの再会、変わらない想い・・・ なんて素晴らしいシチュエーションなんでしょう。 もう、安西リカワールドにどっぷりはまってしまいました。 佳史とミチは大学の時付き合っていた。 お互い初めての恋で、手探りだった。 …
Krovopizza
ディアプラス文庫・創刊15年記念、全サプチ文庫。 10作品の番外編が、各9ページずつ載っています。 ■安西リカさん『好きで、好きで』番外編・「桜さくころ」 付き合って11回目の桜の季節を迎える穂木と志方。 がんばって花見弁当を作った1年目、 つまらないことで喧嘩した5年目、 遠距離恋愛の8年目…… そして現在。 志方が同居を切り出した理由が 穂木への愛に溢れていて胸熱…
すみれ0401
志方と穂木が一緒に暮らすようになって最初の日曜日、志方は買い物に出ていて不在、穂木はお部屋のお掃除中・・・ 志方の引っ越しの荷物の中に、カバーを裏返した本を見つけた穂木。 カバーを裏返すという事は、本の内容を知られたくないということで・・・、いったい何の本なのか?!エロ系?!すごくマニアックな性癖が実はあって、それについての本?!でも、勝手に見るわけにはいかないし・・・と悩む穂木。 そこ…