安西リカさんのレビュー一覧

好きって言いたい 小説

安西リカ  おおや和美 

不器用な二人の恋

ロマンティックな映画のような作品でした。不器用な二人が恋に落ち、手探りしながらお互いの気持ちを確かめていく様子が、とても綺麗に描かれていて読みやすかったです。

個人的にBL小説は両想いになるまでの展開が醍醐味だと思って読むことが多いのですが、この作品は全体のボリュームからすると早い段階で恋人同士になります。そして、その後の展開がまた面白くて萌えました。一目惚れから始まる恋愛ではありますが、キ…

1

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

好きで好きで

とても読みやすかったです。

安西リカ先生の作品は初読みでした。

好きで好きで仕方ないのは伝わるんですが、好きで好きで好きすぎるみたいなその先を感じられません…。

こんなに好きなのにって言う描写があるけど、なにか足りないというか…本当に大好き、心で繋がってる感が薄いというか。
10年もいて別れを言い出すきっかけもあっさりしすぎてるなと…10年もいたんだからもっと悩んでも良かったと…

4

人魚姫のハイヒール 小説

安西リカ  伊東七つ生 

女装ネタの使い方

安西さんの今までの作品の、
甘くキュンと切ない感じが好きだったのだが、
この作品は正直好きになれなかった。
甘くキュンの持ち味はあり、受けのキャラは好みなのだけれど
女装を巡る展開に無理があるのと、
攻めのキャラに好感が持てないのが、理由だと思う。


仕事は優秀、努力家で、美形で性格もよい、スーパー受けの
健気な恋物語。

密かに同期のモテ男加賀谷を思っているゲイの瀬戸。

9

ビューティフル・ガーデン 小説

安西リカ  夏乃あゆみ 

語彙が少ないやつってアレだよな。

前半部分は、読むのに時間がかかりました。

デザイナーの倫に対する第一印象は、百戦錬磨の美人受けという感じで、ビッ◯受けが好みでない私は最初抵抗がありました。好みの相手を自分から誘い、割り切った付き合いをしよう、ってんだから、こりゃ相当遊んでるな、と。でも、実際のところ倫はそれなりに経験は重ねているものの、健気な部分もありました。
過去のトラウマから、ゲイであることを隠したがる人とは付き合え…

3

人魚姫のハイヒール 小説

安西リカ  伊東七つ生 

期待しすぎたかな

安西さん初読みなのですが、うーん、ちょっとノリが自分とは違うかなあという感じがしました。
受け視点なのですが、なんというかテンションが高いというか…
他の作品も読んでみないとわかりませんが、ちょっと軽いタッチで書かれる方なのかなあ。

**********************
受けの瀬戸は商事会社のエリート社員。
ゲイで、密かに加賀谷へ想いを寄せています。

攻めは瀬戸の同期で…

15

人魚姫のハイヒール 小説

安西リカ  伊東七つ生 

結局は女装男子じゃなくて、女装男子好き

安西リカさんのお話はどれも好みでいつも新刊が出る度、読むのをワクワクしています。
ただ、今回は女装がキーアイテムみたいで(事前のあらすじを読んで…)
個人的に、ガチな女装には少々萌下がりするので、どうだかな〜感があったのですが、
瀬戸(受)は加賀谷(攻)に受け入れられたい一心の行動で、女装が自らの性癖というわけではないのでまだマシでしたが、
加賀谷がどうも違和感ありで、あれだけ肉食系であっ…

6

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

仕事ができる銀行マンにやられました

木下けい子さんの描くネクタイ族が大大大好きで購入。
安西さんの小説は初めて読んだのですが、キャラがすごく好みでした。木下さんのイラストにぴったり。かっこいい男の人を描くのが上手な作家さんなのかな〜。読んでてドキドキしましたよ。

攻の志方は、真面目で仕事熱心、もとノンケで恋愛より仕事優先。そんな彼を大好きな受 穂木は、自分が彼の足をひっぱってる(家庭とか出世とか)と思い、別れを告げます。好き…

5

初恋ドローイング 小説

安西リカ  みろくことこ 

ドローイングて何?

硬派で男前×健気なスポーツ少年

美術に詳しくない為ところどころ分からない用語がありましたけど、男同志のヌードデッサンが最高でした!
お互いの絵画を見たことをきっかけに、相手が気になり始めた二人。元々サッカー部だった三島は、友人のヒナと堂本に影響され絵画教室に通うようになる。

天才肌の堂本は、クールと見せかけて実は情熱的で嫉妬深い。交際歴はあっても、自分から好きになったのは三島が初めて…

1

人魚姫のハイヒール ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

彼女へのお土産選び

本品は『人魚姫のハイヒール』の
フェア書店限定配布の特典ペーパーです。

本編後、
帰国した2人が思わぬところで
同期と再会するお話になります。

東欧事業部に移ってからは
2人とも年末年始も仕事で多忙で
初めてまとまった休みが取れたのは
4月に入ってからでした。

日本でゆっくり花見でもしようと急遽
エアチケットをとったのは10日前。

明日の夜には
再び東欧…

7

人魚姫のハイヒール 小説

安西リカ  伊東七つ生 

受けが最後まで女装してます。

瀬戸が健気すぎて…。

同じ会社にいながら、あまり接する機会のない加賀谷に想いを寄せる瀬戸は、自宅で女装した姿を彼に見られてしまう。
瀬戸が女装をしたのは趣味だからじゃなく、女になれば加賀谷に惚れてもらえるかもしれない、と思った為だった。
だが女装趣味がある、と勘違いした加賀谷はノリノリで瀬戸に化粧を施す。元カノの化粧品や服、挙句の果て瀬戸にルブタンの靴までプレゼントする。
加賀谷はゲイ…

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