安西リカさんのレビュー一覧

ふたりのベッド 小説

安西リカ  草間さかえ 

じんわり、染み込む話

受けは恋愛感情の乏しいノンケの元家庭教師、攻めは受けにずっと片想いしてきたゲイの元生徒、という一途な年下攻め×鈍感年上受けのお話。
ノンケ故に受けは無防備で無神経で鈍感で、攻めはそんな受けに振り回されたり、あるいは傷つけられているのに、同じ想いではないにせよお互いに離れがたい存在なのがとても良かったです。
途中突拍子もないことを言い出す受けに、いやいやあり得ないでしょ、と思っていたのに、受けの…

4

ふたりのベッド 小説

安西リカ  草間さかえ 

ツボりました!
いや、こんなに萌えるとは思わなかった。
破壊力抜群です。
繰り返される『先生呼び』!
入江が「先生が~」と言う度に、心が悶えましたよ。

あとがきで安西さんも「書いていて楽しかった」と言っておられますが、なんでこんなに萌えちゃうんだろう?
多分これ、学校教師だったらここまで禿萌えしなかったと思うんですね。
深水がたった2歳しか違わない、家庭教師だからじゃないのかって…

15

ふたりのベッド 小説

安西リカ  草間さかえ 

きゅんきゅんキタコレ!

もうBLも読み過ぎて、たまにきゅんはクルけど最初から最後まできゅんきゅんくる作品には出会えないものかと思ってたのに…

この枯れ果てた大地に降り注ぐきゅん!!!きゅん!!!!天からの恵?!!!ってくらいにきゅんきゅんの嵐でした。

受け視点なんだけど、年下攻めくんの心情がダダ漏れで悶えます。これってすごいな〜と安西先生の手腕がなせる技ですかね。
受けが少し相手の気持ちに鈍感なのもすごく自…

15

ふたりのベッド 小説

安西リカ  草間さかえ 

健気攻めという新ジャンル!

可愛い歳下攻めを書かせたら、安西先生の右に出る者はいないのでは??

とにかく、攻めが可愛いし健気だし可愛いしワンコだしで最高でした。
これは…もう「健気攻め」という新ジャンル確立ですね(元々あったらすいません!)
何か大きな事件が起きたり冒険に出かけたりするようなことはなく、結構日常的にありそうな感じの話なんです。因みに受けも攻めも、イケメンだけでどっちかというとよくいる感じのキャラで。…

11

ふたりのベッド 小説

安西リカ  草間さかえ 

近所のお兄さんを一途に思い続けた年下の男子の粘り勝ち

複雑な家庭環境の中ゲイを自覚した高校生の入江くんが近所のお兄さんに恋をして想いを叶えるまでの物語。

お相手は大学生の深水。

入江くんが深水に対して始めは見かけるだけで幸せだとふわふわした気持ちになったり、近所のよしみで家庭教師をしてもらってウキウキドキドキなひと時を過ごす少年の気持ちに胸キュンです。

年下攻めは余り好みではないのですが、成就する可能性はなくても告白してけじめをつけ…

3

彼と彼が好きな人 小説

安西リカ  陵クミコ 

何が最強なんだ?

好みじゃないのに好きだから最強?何が?

御堂が狭量とも思えないんですが、私も狭量なのかも?
藤野がいい歳こいてバカみたいに自分勝手すぎるだけなんじゃないか?沸点が低すぎて引く。
ムッとしつつも嫌われないように妥協してる御堂にいちいちつっかかる必要なくないか?ちゃんと話し合えばいいだけじゃないの?藤野のほうがよっぽど狭量だと思うんだけど。

挙句の果てに腹立ち紛れに簡単に別れを切り出す…

5

あなたが教えてくれた色 小説

安西リカ  梨とりこ 

疲れた……

綺麗事じゃない話を読みたいという人にはいいと思います。
登場人物たちに唖然としつつも、最後まで読めてしまったのはある意味すごいのかもしれない。

攻めがザックリ、時にはジワジワと多種多様に受けに傷つけられるのが気の毒で気の毒で……。
惚れたもん負けというか。
なんかまっとうに育った健全な攻めが、受けと当て馬とのドロドロ(一言では語れない)に巻き込まれてしまって、これでいいんか?みたいな……

7

ふたりのベッド ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

深水の姉ちゃん

本編でお気に入りだった深水の姉ちゃんが、ヤンキーの魅力を存分に発揮してくれてました。ww

コンビニのイートインコーナーで深水と待ち合わせしていた入江は、迫力あるヤンキー美人の深水の姉が入って来た事に気がつきます。

そっと奥に隠れるつもりがかえって目立ってしまい深水姉がやって来て、顎で外に出ろと命令されました。

外の喫煙所で深水との仲を聞かれると覚悟していると深水姉は入江が弟の部屋…

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ふたりのベッド 小説

安西リカ  草間さかえ 

一途な年下攻め大好き

ノンケが段々と落とされて行くお話が大好物です。

自分は違うからゲイじゃないからって断っておいて、それでもお前の事は好きだからこのままの関係でいたいってとても残酷で傲慢です。

そんな自称ノーマルの深水が最初は嫌な奴にしか思えませんでした。対して入江は中学生からたまに見かける入江を想っていた、筋金入りの片思いワンコでした。

睡眠導入剤を服薬して寝てる間なら、身体を自由にしても良いよっ…

8

甘い嘘 小説

安西リカ  三池ろむこ 

嘘というか隠してたモノが切な痛くて…。

心を痛めて傷つきながら片想いしている描写がとても萌えるので、そういった面を沢山見られてめちゃくちゃ萌えたしもらい泣きしました。

本編は受け視点で、当然ながら攻めがどこでなにをしているかわからない。そんなことをする事情も分からない。受けを通して見える人物像では想像だにしなかった"コト"が2回ほど出てきたときは裏切られたようなショックをうけました。

悪人ではないけど意外…

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