安西リカさんのレビュー一覧

ラブシーンのあとで 小説

安西リカ  楢島さち 

安西先生が描く、芸能BLは、、、??!

安西先生の書かれる日常BLが大好きです。

そんな大好きな作家様が、芸能BLをお書きになると聞いてしまったら、もちろん読む以外の選択肢はないでしょう!!(買ってからだいぶ熟成させてしまったのですが、、大反省)
と、いざ読書!!


同い年同士。
バイトしている大学生×親たちが芸能界隈で有名な一家の息子で自らも二世の優等生役者。
受けの現場で、代役としてスカウトされた攻め。
バイト…

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ラブシーンのあとで 小説

安西リカ  楢島さち 

良い意味でBLっぽくない主人公ズ

発売後すぐにお迎えしたものの、その時は多忙でそのままずるずる4ヶ月も積んでしまった御本。

ようやく拝読したところ、今年の小説新刊で断トツ好きな作品でした。

良い意味でBLっぽくない主人公ズです。
初対面からあまりにもフランクな感じで「これBLになるの?!楽しみすぎる!!!」と滅多にない高揚を感じながら拝読しました。

台詞やちょっとした仕草が物凄くリアリティに満ちていて、臨場感も…

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普通<ベータ>の恋人 小説

安西リカ  市川けい 

No Title


安西リカ先生のオメガバース!!オメガの有とベータの道隆の恋物語。有は一度だけαと関係を持ったけどそのすぐあとに出会った道隆に恋をして、パートナーになって…ながーくいい関係を続けてきた。

そんな中でその一度だけのαと再会してしまう。意思とは別の引力みたいなものに影響されてしまう。有の葛藤はしんどかったけど…。やっぱり安西リカ先生のお話は好きだなぁ。とっても好きなエンドでした。
まだまだ始…

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好きって言いたい 小説

安西リカ  おおや和美 

素敵な人と素敵な人の弟

Kindle unlimitedにて。すごく良かった…!読みやすく展開と文章にストレスが無い、純度の高さ。そして大切なことが詰まっていたし、幾らでも読めるくらい登場人物が魅力的で居心地がいい。安西先生の後書も楽しそうで、のびのびいきいきと書かれている小説って感じられるものなのだなと思いました。
お世辞が下手で愛想のない銀行マンが慣れない恋に頑張るのも、年下でちょっと可愛いのも最高。Hの時に余裕な…

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ラブシーンのあとで 小説

安西リカ  楢島さち 

箱入り俳優の成長物語



何事にも動揺しない大学生と二世俳優


両親が大物俳優で姉は美容インフルエンサーの碧(受け)は赤ちゃんの時から業界にいる芸歴だけは長い俳優。
大ファンの監督の映画に念願かなって出演できることになったのですが、自分がやりたい役は別にありオーディションを受けるも落選。その役を射止めたのはたまたまピザの配達に来た森田(攻め)でした。
映画に全く興味もなくやる気も感じられない森田が気に食…

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隣の男 小説

安西リカ  北沢きょう 

攻めが良い。

「嫌いな男」のスピンオフとのことで「嫌いな男」を再読してからこちらを読みましたが、再読しなくても問題なさそう。

全方位に渡って美意識も高く拘りもある伊崎が、普段なら絶対にスルーするような居酒屋に入って、偶然知り合った相手が安原。

この攻めの安原が、いい意味で派手さがなくて肩の力が抜けた大人で良かったですね。
ゆったりまったり包容力。

伊崎はゲイだけど、安原は完全に圏外なので気取…

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『ラブシーンのあとで』 honto限定特典「メッセージ」 グッズ

森田視点(⑉>ᴗ<ノノ゙

待ってました!!攻様である森田視点(⑉>ᴗ<ノノ゙

こちら、作中にて映画のクランクアップ後の打ち上げから抜け出した2人が、すれ違ってしまった頃のお話。

碧を置いていってしまったけど、引き返してみればすでに碧はいなくて。
それまで頻繁に来ていた連絡も途絶えて、森田はついつい碧のSNSをチェックしてしまう。
ここにいない相手の事を考えてしまうのは初めてだ。


読みた…

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何度でもリフレイン 小説

安西リカ  小椋ムク 

ここまで頑張れるなら大丈夫かも

再会復縁ものといえばコレ!と、自分の中で一番に浮かぶ作品に出会えた気がする。今後ふとしたときに何度も読み返すと思う。めちゃくちゃ良かった!

設定もキャラクターも良かったけど、なにより序盤のアコーディオン奏者のライブシーンでぐっと心を掴まれた。というか泣いた。

再会して、昔を懐かしみつつ、相手が変わったことに寂しさを覚えて。そんな二人にリンクするように、変わってしまったライブの雰囲気が侘…

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別れる理由 小説

安西リカ  暮田マキネ 

可愛すぎる年下上司

個々のエピソードはBLあるあるでベタなものばかりなのに、どうしてこんなに響いてくるんだろう。魅力的なキャラクターと没入しやすい文章はさすがな感じで、めちゃくちゃ良かった。

一気に引き込まれたのは、藤木の可愛さが見えたところから。
視点主の園田から見た藤木は、東京から来た25歳の年下上司。お互い敬語ながら、わりと早い段階からくだけた物言い。園田に家に誘われ分かりやすく動揺したり、園田の眼鏡姿…

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隣の男 小説

安西リカ  北沢きょう 

人柄に惹かれる気持ち分かるな~

ストーリーもキャラも妙にふわふわしたところがあって、雰囲気に惹かれる作品だった。特に安原の醸し出す温かみがとても好き。おじさんの休日を垣間見た気分になれるエピソードも良い。「嫌いな男」の二人の順調そうな様子も見られて安心した。

伊崎は既婚者と別れた心の整理がまだ付いていない状態で、最初はことあるごとに元彼の各務のことを思い出している。登場すると気持ち悪い言動ばかりの各務だが、学生時代からの憧…

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