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安西リカ 伊東七つ生
ざくざくちゃん
ネタバレ
『人魚姫のハイヒール』でも登場した女装子「カレンちゃん」こと佳衣史(かいし)のお話です。前作を読んでいる方があ〜!あの!!となるかと思いますが、読んでいなくても問題ないです! 前作も女装子をテーマにすごく好きなお話だったのですが、こちらは最初から最後まで攻めの大学生時生の佳衣史に対する優しさ、思いやり、お世話やきが「彼氏力強いよね」と言われるのも納得の大きさで始終続いて心地よいです。 2人…
安西リカ先生の作品を読み漁っている最中ですが、どれもこれも性格こそ違うものの健気な受けくんが多いなぁという印象です。 今作の瀬戸は特に仕事面でのエリート具合こそ高いですが、性格はおっとりと優しく健気で尽くしてしまう頑張り屋さん。そんな彼には同じ社内で好きになった加賀屋に密かに恋心を抱く隠れゲイでもあります。瀬戸が加賀屋に少しでも近づく為についた嘘が『女装好き』。 そんな嘘いつかはバレるに決…
安西リカ 木下けい子
『好きで、好きで』の続編、同棲後の2人の日常〜さらに歳を重ねて30代になる彼らのストーリー。 前作同様穂木視点でのストーリー展開のため、どうしても色んな事で不安になりがちな穂木の心情がどうしても女々しく映ってしまう所はありました。もし自分が女だったら…とすぐマイナスな方向に考えがちなのは相変わらずだなぁ…と思いました。 そんな中、今回お話に動きをつけてくれたのが良い意味でも悪い意味でも彼ら…
ノンケ×ゲイ、同級生、当て馬に加え切ない別れのシーン…とこれでもかというほど王道なんですが、それがたまらなく良かったです。 ゲイの穂木視点で語られるストーリーなので、ただでさえ言葉数も表情も少ない志方の考えている事が分からず、どちらかと言えば恋愛脳な穂木から見ていると一方的に好きになって矢印が強めで同じ分の愛を返してもらえていないように感じてしまい寂しく感じるんですよね。 そんな中でも…
安西リカ 三池ろむこ
友達から身体の関係が始まって、それでも好きだという気持ちを言えずにいる七生の切ない気持ち!!佐倉の、どこか掴みどころがなくて壁のようなものを感じながらも自分にだけは心を許してくれているような優越感。甘さと切なさが行ったり来たりのストーリー展開にこれからどうなるの!?と気になって一気読みしてしまいました。 途中、スマホのメールの文字のなんと切ないこと!!!これで終わりなの!?と崩れ落ちそうにな…
安西リカ みろくことこ
黒森
さわやかでピュアな青春もの。とにかく初々しい!かわいい! 美大受験を目指す二人の日常に絡めながら二人の恋が進んでいき、青春小説や夢を追う高校生の話としても面白かったです。 少しずつ相手に惹かれていく過程が高校生くらいの頃特有の初々しさを感じて好き。 濡れ場もありますが、いい意味でいやらしくないというか、さわやかな雰囲気がそのままで癒されました。 ロマンチックな恋愛一直線の作品も…
安西リカ 市川けい
ななつの
お気に入りの「普通の恋人」のスピンオフ! しかも本編最後にあった当て馬嘉納さんと伊吹のお話の続きです!ずっと待っていて良かったです! アルファの嘉納さんは、オメガと番うのは本能的なもので互いに匂いや本能的に感じることができた。でも、ベータの伊吹さんにはそれが通じず、ポンコツっぷりを発揮。伊吹さんもなかなかの初心者なので、2人ともなんとか前作主人公の有や道隆に相談しながら諦めかけたり頑張って…
えすむら
ちょっと最近ご無沙汰だったBL小説…今回大好きな作品のスピンオフっていうことで、紙派なので電子でしか読めないというハードルはあったものの…読了。とてもよい時間でした。 やっぱりやっぱりめちゃくちゃよいオメガバ作品なんですよっ、なのになのに電子でしか読めないのね(涙)、本当はもっと内容を膨らまして文庫化されてもよいくらいの内容なのにな~っていう、作品の切なさ(ハピエンですが)とあいまって万感の…
はるのさくら
「普通〈ベータ〉の恋人」でふられてしまった嘉納さんの救済スピンオフ。 しっとりじれじれを楽しませていただきました(*^^*) 攻様であるアルファの嘉納視点で進むお話。 ちょうど受様である伊吹が告白してからの時系列から始まっていて、これはまず復習をせねば。 嘉納さん、それは『好き』だからよ~嫌われたくないからなんだよ~ 何度耳元で囁きたくなったことか╮(´・ᴗ・` )╭ ようやく…
安西リカ 松基羊
こずまる
センチネルバースはちょこっと読んでるけど小説では初めてかもしれない。 安西リカ先生のセンチネルバース、ドキドキもあり切なさもあり……とても好きでした。吉積くん真っ直ぐ!!って感じの男でいいですね。自己犠牲の精神が強すぎる中条さんに自分を大事にしてほしいと思うのは当然ですよね。 育った環境が閉鎖的で特殊だからこそ役に立たなければ生きている意味が無いと考えてしまっている中条さんが切なかった。 …