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雨宮四季 逆月酒乱
渋茶
ネタバレ
2019年刊。 オメガバースものだが、『信頼関係の破綻したカップルの再構築もの』とでも言ったほうがしっくりくる話だった。 義兄弟のイルメールとエミリオは、オメガ排除に力を注いでいる治安維持部隊"ドミニオン"の長官と副官としてだけでなく、アルファ×オメガの服従関係でも結ばれている。 エミリオは、ひた隠しにしているオメガ性を蹂躙され続けながらも内心イルメールを恋慕していたが、…
hayuko
うーん、残念…… シリーズもので3作目、一応そこそこ楽しみにしてました シメオンとワスレナのCPのくっつき方にあまり納得してなかった分、どんな風にお付き合いしてるのか気になったワケです まあ、定番の当て馬キャラがこちら複数出てきます シメオンにはヴェニス ワスレナにはディンゴとフレドリック これがなー、動機付けが弱い気がするんですよね…… 受けのワスレナがシメオン…
はるのさくら
前作の「黄金のつがい」はとても好みで、その続編が出る、と楽しみにしていました。 紆余曲折を経て、やっとお互いが片翼(ベターハーフ)だと認識しあった2人のその後が、とても気になっていたので。 こちら、オメガバース設定のお話になります。 こちらの世界観ではアルファの存在がインペリアル、ベータがノーマル、オメガがコンセプション、という風に表現されていて、この世界の頂点に立つゴールデン・…
M+M
予備知識なしで読んだので似てる設定だなぁと思っていたら、挨拶やあとがきで「オメガバースがベース」とあって納得でした。言い換えただけのそのまんま設定です。 最高級のインペリアル(α)であるシメオン(攻)が、コンセプション(Ω)のワスレナ(受)に一目ぼれの自覚がないまま独占欲とか示すのがお約束ではありますが、私は読んでいて楽しかったです。敵味方同士というのも良いし。実は片翼(運命の番)なんだけど…
前作、黄金のつがいが全然響かなかったのでこちらを読むの躊躇してたんですがまぁ折角だしと読んでみました あら?こっちはそんなに肩透かし食らったり違和感ないなぁ?と少し好印象 なんの違いかこちらの方が読みやすかったです とりあえず、読む順番こっちからだったなと思いました 攻めのお子様っぷりもカイの姉さんぷりも楽しかったです こっち読んだあと黄金のつがい読み返してみたらまあまあ楽し…
オメガバースは色々読んでみたのですが、もっぱら漫画派で しかも神評価のものはほぼ漁ってみたのですがイマイチはまらず…… 設定は好きなんだけどなー、残念だなぁと悶々してたんですがどうやら小説のがいいらしい…… てか合うらしい…… なのでこちらを選んで読んでみました 初読み作家さんです 読みながら、ちょいちょい気になる文章がある…… なーんかピタッと嵌らない…… なんか…
「黄金のつがい」で頼りになる先輩カップルとして登場していたセブラン×カイの出会いからつがいになるまでのお話です。 「黄金のつがい」でも思ったんですけど、全くもう攻め様がめんどくさいおこちゃま。 前作の攻め様シメオンは、情緒が育ってない子供だったけど、今作のセブランはひねくれて素直になれないガキ大将。 オメガバース設定ですが、αがインペリアル、Ωがコンセプション、βがノーマルと称されて…
はるぽん様の間の楔が好きなら楽しめる、というレビューに惹かれて手に取りました。 ありがとうございます。私にはとても好きな作品でした。 ほぼオメガバース設定だけど、つがいを解除できたり、ちょっと変えてるんですね。 この解除できるっていうのが、今回の大事なところだし。 無理やりつがいにさせられて、受け様のワスレナは初めはやげやりだったのに、根が真面目でいい子だから、真面目というか四…
はるぽん
小説ですがオメガバースです。オメガバースでいうαがインペリアル、Ωがコンセプションという名前で呼ばれています。 コンセプション(Ω)のワスレナ(受け)は、親に捨てられ死にかけていたところを拾ってくれたディンゴを神と崇めている。しかしディンゴはインペリアル(α)を害するテロ組織の長で、コンセプションであるワスレナは実験道具として拾われたに過ぎなかった。実験名目でディンゴや組織の構成員たちに犯さ…
雨宮四季 小椋ムク
麗音
アズ文庫も雨宮四季さんも初読みです。異世界トリップもの&切ない身代わりものは個人的に萌え要素なので買ってしまいました。 トリップものは行きたくないのになぜか知らないけれど突然召喚されて行ってしまうというのが多いのですが、現状からの逃げという理由でも漠然とですが自分から望んで行き自分の存在さえ消され居なかったことにされたことに喜ぶという主人公が珍しいパターンです。 母子家庭で苦労してきた…