鴇六連さんのレビュー一覧

美魔は花泉にたゆたう ~ドラゴンギルド~ 小説

鴇六連  沖麻実也 

指切りげんまん

愛する人に破滅を齎す己の呪いに長年苦悶する、ドラゴンギルドのバトラーであるジュスト。
幼い頃ジュストが発した焔花による火災を、毎回消火して以来彼に対し、異様なまでに執着する水竜フォンティーン。
二人がドラゴンギルドで共に過ごして19年。“青い月” “水竜の涙” “瑠璃の泉” “天藍石”美魔の呪いを解く鍵がそれらである事を突き止めたジュストは、300年に一度しか現れない青い月が昇る時を前に焦りを…

6

竜は宝石たちと戯れる ~ドラゴンギルド~ 小説

鴇六連  沖麻実也 

平和な日常

ドラゴンギルドシリーズの短編集です。
今までのカップルが全員出てきますが、一応メインはナインヘルとアナベルのようですね。

私はサロメとメルヴィネが好きなので、その二人がイチャイチャしているのがまた見れて嬉しかったです。いつもは優しいお兄さん(というか聖母)なサロメがメルヴィネの前では、紛うことなき雄となっているのに滾りました!
で、サリバンは相変わらず尻に敷かれてるし、ナインヘルたちは初…

9

黒竜の残り香「一角獣は楽園にまどろむ~ドラゴンギルド~」番外編 グッズ

ファウストは甘やかせ上手

本品は『一角獣は楽園にまどろむ』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、兄竜に誘われたファウストが
歓楽街に出かけるお話になります。

研修を終えた夕方、
ガーディアンとパーチェスは
ファウストが飲酒したことがないと知ると
酒と美人を味わう店に連れて行ってやると
言い出します。

これまでの生活になかった娯楽を
ファウストが知るのは良いことですが

2

ユニコーンの甘い角「一角獣は楽園にまどろむ~ドラゴンギルド~」番外編 グッズ

一角獣の角はどこまでも甘い♪

本品は『一角獣は楽園にまどろむ』の
アニメイト限定特典ペーパーです。

本編後、リシュリュー視点で
ファウストが禁断症状に苛まれた夜のお話です。

ファウストが禁断症状に苛まれた夜、
狼狽えたリシュリューは
ジュストを呼ぶことしかできませんでした。

ファウストは酷く苦しんでいましたが
リシュリューの角を溶かした水で
なんとか落ち着きを取り戻します。

しかしながら…

1

魔女と人魚と黒い竜 ドラゴンギルドシリーズ番外編 グッズ

魔女と人魚の竜研修

本品はアニメイトで行われた
「ドラゴンギルドシリーズ」フェアの
フェア特典ペーパーになります。

『一角獣は楽園にまどろむ』本編後、
筆頭バトラー命令でアナベルとメルヴィネが
ファウストを教育するお話です。

ファウストが初めて
銀灰色の制服を着た日の午後

アナベルとメルヴィネは
ある業務命令を受けます。

7日間でファウストにドラゴンギルドの
知識と作法の全てを…

0

蒼獅子と百年の恋 小説

鴇六連  鈴倉温 

壮大な中華ファンタジー

妖魔とは死後の魂が冥府への入り口泰山にだどりつくけず、死の苦痛に負けて堕ちてしまった人のなれの果て。

瑞芳(ルイファン)(受け)は妖魔は元が人であるということを知り、妖魔を助けるすべはないかと妖魔のことを研究していました。彼の傍にはいつも炬仁(ジュレン)という幼馴染がいて瑞芳を守ってくれていました。瑞芳が14歳の時に襲われた妖魔から瑞芳を救うため炬仁は命を落としてしまいます。
炬仁を亡くし…

1

人魚は愛を謳う ~ドラゴンギルド~ 小説

鴇六連  沖麻実也 

オンディーヌの執着

『紅炎竜と密約の執事』は、まぁまぁ、『黒猫は蜜月に啼く』はあまり好みではなかった為、もしかしたらドラゴンギルドシリーズにはハマれないなかぁ、と思ったりもしましたが、今作は面白かったです。

これまでにもちらほら登場していた、聖母のごとき美貌の水竜、サロメと人魚のハーフ、メルヴィネのロマンスです。
見た目だけならどう考えても、サロメは受けなのにベッドの上では他の竜同様、雄々しくて萌えました。

2

蒼獅子と百年の恋 小説

鴇六連  鈴倉温 

公式あらすじがネタバレになってる…

ネタバレを気にされる方は、あらすじに目を通さずに読み始められたほうが良いかと思います。

というのもこのお話は、冒頭部が受けの幼馴染み視点(過去編)、本編か受け視点(現在編)、という書かれ方がされていまして。
そしてあらすじは本編(受け視点の現在編)の内容を基にしたもの。
なので本作のあらすじは、冒頭部(幼馴染み視点の過去編)の後の展開を思いっきり暴露してくれちゃっているんですよね……。

1

一角獣は楽園にまどろむ ~ドラゴンギルド~ 小説

鴇六連  沖麻実也 

ドラゴンギルドシリーズ

ドラゴンギルドシリーズ、今回は黒い竜×帝国の第4王子というカップリングです。
シリーズ第4弾になります。あとがきで作者さんは「どこから読んでも大丈夫」と書いておられましたが、かなり作り込まれた作品世界で、いろいろ入り組んだ設定などもありますので、さすがにここから読まれるのは厳しいんじゃないかな…と個人的には思います。一作でも既読なら大丈夫そう。

主役は第4王子でありながら、身体が弱く庶子で…

9

夜伽恋情 小説

鴇六連  緒田涼歌 

世界観を楽しめるお話

城郭都市という、堅固な要塞都市でありながら華やかな不夜城でもある街を舞台として繰り広げられる、幼馴染みの恋。

受けを金で買った相手の、腹心の部下(第一補佐官)が六年間会ってなかった幼馴染みの攻めだった……という、いわゆる再会モノ。
萌えポイントは、“仕事”として夜伽指南をされる無理矢理感(心情的にキツいだけで酷いことはされない)と、それをする攻めの無情さ、そしてそんな攻めの気持ちがわからな…

0
PAGE TOP