鴇六連さんのレビュー一覧

夜伽恋情 小説

鴇六連  緒田涼歌 

ボス、ファインプレー!

中華風ファンタジー、幼なじみの恋。
無敵豪傑、夜も豪傑のボスの指示により、
攻めが受けを「男を受け入れられるように」手ほどきするのだが、その相手は離れ離れになっていた初恋の相手だった…!

一体どこまで燈真が自分の気持ちを抑え込むのか、
天繕への忠誠心との兼ね合いがどう展開されていくのかハラハラしていたのを、良い意味で裏切ってくれた天繕様!!
ボス、ファインプレー!
こういう展開は救…

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白金鳳凰の愛しい勇鳥 小説

鴇六連  羽純ハナ 

No Title

黒鳳凰~のスピンオフ作品。
前作では飄々と掴みどころのない無敵の美丈夫だったゲイキと、見習い軍鳥で側仕えの身となったランのお話。
受けはお家で攻めの帰りを待つ、みたいな線の細いのが好きな私ですが、こちらのランは最初から「おれが守りたい」スタンスで。
冒頭にある「金銀比翼」のくだりへと繋がっていくわけです。
ゲイキが花街で華やかで絶倫ぶりを発揮する生活を続けるのにも意味があって。
スピンオ…

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黒鳳凰の愛する小鳥 小説

鴇六連  羽純ハナ 

No Title

鴇先生のあとがきによると「黒鳳凰が大好きな小鳥のためにせっせと愛の巣を作る」お話とのこと。
うん、たしかにw
壮大な世界観をこのひと言にまとめた鴇先生の潔さよ(´∇`)
生まれにより戦いの第一線に立てないことに苦悶する玻璃が、いわくつきの黒鳳凰の雛を育てることにより自分を確立していく…
色んな人と関わっていくんだけど、梟の師匠衆とのやり取りがとても好き。

それにしても、あんなに可愛か…

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鴉は恋風に舞う ~ドラゴンギルド~ 小説

鴇六連  沖麻実也 

No Title

ファンタジーは読みません!の私を変えたこのシリーズ。
おすすめされて読んでみたらまんまとハマリました
どのカップルもすきだけど、やっぱりリーゼandサリバンかなぁって思ってたのに!
ここに来て!覆された!!
オリビエandガーディアン
オリビエが密偵って設定にもびっくりした…
そしてそれが露呈した時に、誰ひとりオリビエを責めなかったことに感激した…
鴇先生のこのシリーズは、痛いところ…

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黒猫は蜜月に啼く ~ドラゴンギルド~ 小説

鴇六連  沖麻実也 

No Title

ファンタジーは読みません、と言っていたあの頃の自分を殴ってやりたい。
ドラゴンギルドの作り込まれた世界観と魅力的なキャラクターにすっかりトリコです(特に竜の執着がたまらん)。
沖麻実也先生のイラストがまたまたこの世界にマッチしていて、額に入れて飾りたい。

巻を追うごとにかっこよさを増すリーゼの生い立ちがわかる今作。
若さゆえの空回りとそれを包み込むサリバンの大きな愛。
続巻を読んでは…

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黒鳳凰の愛する小鳥 小説

鴇六連  羽純ハナ 

設定がいい

鳥モフBLってことで、鳥が主役のCPです。

凶禍と言われる黒鳳凰のヒナを殺すよう命じられた玻璃が命令に背いてこっそり育てるお話です。黒鳳凰だからか、玻璃を守るためか、烈と名付けたヒナは普通では考えられない速度で成長して、玻璃を番にしたいと迫るようになります。
子供の頃にお世話をしていた子が成長していつしかお世話する側が逆転するって好きなんですが、このお話はそこに鳥設定が効いていました。玻璃…

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東京センチネルバース ‐蛇恋は不夜城に燃ゆ‐ 小説

鴇六連  羽純ハナ 

東京センチネルバース ②白蛇編

「山狗」編に続く二巻目は「白蛇」・・神話に出てくる神獣が主役、
次のシリーズ3巻目は「八咫烏」かな?

山狗編で、真幌の世話役で登場した白滋はトラウマ持ち。
「母の死」を機に7才で能力発現した白磁は、復讐の為に生きてきた。

1巻目の山狗編のパーティ会場の事故で、落ちた白滋
白滋を死から救ったのは、国際本部所属のS級ガイド宗玄。

旧家生まれの宗玄も、訳あり。
宗玄は、白滋の過…

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東京センチネルバース -摩天楼の山狗- 小説

鴇六連  羽純ハナ 

東京センチネルバース ①山狗編

あとがきを読むと、著者脳内に、シリーズで続編を出す構想あり

始まりの巻は、山狗編 
異質な容貌から、幼い頃から虐めを受けていた侘助。
二才年上の真幌は侘助が話さなくても気持ちを理解できる親友

真幌の中学進学、侘助は全寮制の学校へ転校、
それ以後会えなかった二人が、真幌が事件遭遇の日に再会。
侘助は、銀毛の山犬が伴獣

ツガイ契約が成就すると、薬指に唐草模様が現れる。
山狗…

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東京センチネルバース ‐蛇恋は不夜城に燃ゆ‐ 小説

鴇六連  羽純ハナ 

「だから抱えて生きていく。」

摩耶を殺した犯人を追いかけるセンチネルの白慈と日本にやってきた7Sガイドの宗玄。
待ち望んでいた白慈のお話です!続編とっても嬉しかったです。

トラウマを自分一人で抱え込む白慈とそれを包み込んで解放したスパダリ攻めの宗玄。宗玄は皆が本当の自分じゃないステータスに目を向けていく中、自然と笑顔を作るようになっていて。そんな宗玄に媚びることなく、本当の自分に気付いてくれた白慈に惹かれたんですよね。…

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東京センチネルバース ‐蛇恋は不夜城に燃ゆ‐ 小説

鴇六連  羽純ハナ 

強気受のセンチネルバース

前作を読んで続編出ないかなーと思っていたので、新作を発見して大喜びでした!
前作の知識があると設定などわかりやすいので、前作を読んでからがオススメの本です。

五感が超発達してそれを武器に捜査を行うセンチネル。センチネルは五感が暴走する危険を、唯一コントロールし、癒すことができる共感力と読心力に優れたガイド。
前作ではガイドが受でセンチネルが攻でしたが、今作では逆で驚きました!

白慈…

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