yocoさんのレビュー一覧

ロイヤル・シークレット 小説

ライラ・ペース  yoco 

モノクローム・ロマンスの世界へようこそ〜!!となりました

コミックしか読んでなかった時は小説は敷居が高いように感じていたし、小説を読み始めてからもつい最近まで「モノクローム・ロマンス?値段高いし、なんか読むのめんどくさそう……」って思ってた自分を殴りたい!!

1200円は全然高くない!!

英語力ゼロなので自力で原本は読めないし、そもそも広い世界からこんな素敵な作品を見つけ出せる能力もない。
そう考えるとむしろたった1200円で、こんな素敵な…

15

ロイヤル・フェイバリット 小説

ライラ・ペース  yoco 

ひさしぶりに

ひさしぶりにBLジャンルの小説を読みました。
自分このみの本がすくないので、しばらくはなれていたんですが、続きが出ているとしって、あのひどいラストはやっぱり続刊があったせいなのかと購入。
前半はおもしろくよめましたが、後半になるにつれて駆け足すぎて、ざんねんながらおいていかれてしまいました。
前作とあわせて、たのしくよめるぶぶんをおおかったので、せめて今回の後半をもう一冊分くらいかけて読めた…

5

ロイヤル・フェイバリット 小説

ライラ・ペース  yoco 

分厚いけど一気読み

私、モノロマ文庫は面白いけどちょっと高くて残念といつも言ってるけど、これは高くないです。だって普通の文庫2冊分位のボリュームだからめっちゃお得!もちろん内容も充実してます。
 
冒頭から甘々でニヤニヤ読んでたんですが、やはりプリンスとの結婚は大変。今回はベンの方がたくさんの物を失い信じていた人に裏切られ苦難の連続でした。それでもプリンスを愛してるんだよね。カッコいいもんね。ベン以外の人の前でジ…

7

ロイヤル・フェイバリット 小説

ライラ・ペース  yoco 

感動の完結編

すごいボリュームと読み応え‼︎
前編にあたる、『ロイヤル・シークレット』からの続きです。
最後までどうなるか分からない展開にハラハラドキドキが止まりませんでした。


前作で、ジェイムスのそばにいる事を選んだベン。
ジェイムスは国民にゲイであることをカミングアウトし、パートナーがいることも明かします。
そして、ベンの生活も波乱に満ちたものになっていきーー…

覚悟していた以上に生…

10

ロイヤル・フェイバリット 小説

ライラ・ペース  yoco 

最高の結末

本当にただ最高の一言に尽きます。
内容が盛りだくさんなのは、本の厚みで分かる通り。その内容ひとつひとつが本当に素晴らしい。
ひとつひとつの問題を、2人で解決していく様は本当に素敵でした。

特に妹 インディゴの問題のシーンは涙が出ました。本当にベンが素敵です。男らしく愛する人を支える姿に胸を打たれました。
本当に辛いシーンではありますが、何度でも読み返したいシーンです。
幸せになれて本…

14

晴明のソラ 小説

朝丘戻  yoco 

幼馴染への「好き」が恋に変わる瞬間。

アニマルパークシリーズ5作目。これまで続いてきた四作品の四組のカップルたちと、「窓辺のヒナタ」「氷泥のユキ」に登場した忍と直央のお話が読める幸せがぎゅぎゅっと詰まった作品です。

そのなかでも忍と直央についてのお話が大好きなので、おすすめポイントを語ります。
 「窓辺のヒナタ」に主人公「日向」の義弟である高校生の「直央」と幼馴染の大学生の「忍」の恋模様を描いた表題作から始まるのですが、これ…

4

琥珀色のなみだ~子狐の恋~ 小説

成瀬かの  yoco 

山の神気が凝った自然神 琥珀の悲話

読後の無常観が激しくて、どうにもなりません。
この物語は、とっても哀しい。
小さな灯が鐵の心に宿ったのはほんの短い間だけ。人でなしの帝に、鐵と里人の喜びをあっけなく踏み消されてしまう。
琥珀は、自然神の類に入るのだと思う。人が踏み入らない原始状態の山の気が凝っただけの脆い存在。
自然と共存できない破壊を産むのは、人の欲。
協調や共存を壊すのは、人の身勝手な足元しか見ない欲。
・・と、読…

0

恋する犬のしぐさ図鑑 小説

海野幸  yoco 

かわいい〜!

攻めは寡黙で強面なのに、犬の耳と尻尾がついたおかげで感情がダダ漏れ……というところが楽しめました。

顔はあくまで無表情を保ってるのに、唐揚げ前にして尻尾ぶんぶんとか、後輩に悪口言われて耳と尻尾がぺしょり……となったりとか、かわいい。

願いを叶えてくれたのは、神様の眷属である狛犬のちあき。
ちあきって、さすが神様のお使いというか、良くも悪くも人間とは違うんですよね。
高飛車なくせにス…

1

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  yoco 

愛は人を強くする

すごく良かったです。
何でもない場面でも心揺さぶられ、涙が溢れてしまうのは凪良先生の文章だけです。
それだけ登場人物の感情表現が豊かで、描写が詳細だということ。キャラに感情移入して読んでいるということだと思います。

光線過敏症で日光に当たれず引きこもりになってしまったニーナと、そんなニーナを太陽の様に明るく照らす陽光。
正反対に見えて共通点が多い二人ですが、傷を舐め合うのではなく、共に…

2

正体不明の紳士と歌姫 小説

水原とほる  yoco 

大人の真面目なラブストーリー

イラストはyocoさんの大人同士のおしゃれな恋物語。最近の水原作品の傾向です。受けは顔は良いけど性格や趣味が地味でイマイチ女性にモテない30代の平凡な会社員。攻めは受けより2歳年下の30代だけどクォーターで容姿端麗、何だかお金持ちそうな謎めいた人です。友人付き合いが深まっていくと共に自然に恋愛感情も生まれ…さほど大きな障害もなくカップル成立。

少し前に年下の御曹司の攻め×会社員受けの話も読ん…

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