yocoさんのレビュー一覧

パブリックスクール ―ツバメと殉教者― 小説

樋口美沙緒  yoco 

感動以外の言葉が出ない

なんとなく避けていたパブリックスクールシリーズ。
いざ読んでみたら面白くて面白くて、あっという間に引き込まれてしまいました。

しかーし、読む順番を間違えて、先にスピンオフを読んでしまった((;゚Д゚)))
なんか思ってたのと違う?と違和感はあったものの、あとがきを読んでやっと気が付きました。
こちらの主人公たちは新刊も出ているようなので、とりあえず次はそちらを読みたいと思います^^;

7

パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

肝っ玉母さんケイト

あらすじなどは他のレビュアー様が丁寧に説明してくださってるので省きます。
樋口先生の攻様はいつも傲慢で自分勝手で自己中なキャラが多いですが、今回スタンはまぁすごい。途中読みながら心の中で何度ぶん殴った事でしょうか。
ケイトも健気に全てを受け入れる……かと思いきや、途中でわりと開き直って読者の代わりにスタンを叩いてくれたりしてるので、よしいいぞ!ケイト!もっとやれ!みたいな気分になりました。

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パブリックスクール―ツバメと監督生たち― 書店共通特典ペーパー 元寮代表のひそやかな約束 グッズ

ある穏やかな日

前作で大好きなキャラクターだったメンベラーズ。
卒業してしまい、本編に登場はするもののリーストンに居ないのがなんだか寂しかったので、彼視点のお話が読めるのがとても嬉しい。
まるっとメンベラーズ視点ですので、彼がお好きな方にはぜひ入手して頂きたい…

舞台は本編終了後、イースター休暇を迎えたメンベラーズが桂人を誘ってデートをするお話。
スタンがメニューイン国際コンクールに出場する事になり、…

5

パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

愛を求めた彼らのその後

作中にクラシック楽曲が登場するからか、小説を読んでいるのに、頭の中でシーン毎にBGMとして音楽が流れて来るような不思議な感覚になりました。
登場楽曲のどれもが登場人物達の心情を表現しているようにも感じられる部分があったりもして。
樋口先生はそこまで考えられて楽曲を選んだのでしょうか。
今作も濃厚な人間ドラマが丁寧に描かれた素晴らしい作品でした。
読後にカバーや口絵を見返すと、yoco先生の…

13

パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

待ってた!!

大好きなシリーズの大好きなふたりのお話で、ずっっっと続刊待ってました!!いっきに読んでしまいました。このふたりの話を読める幸せの、なんたることか。
内容はどちらかというとスタンとケイトのそれぞれの苦悩や葛藤シーンが多く、読んでいるこちらも心を砕きながら見守ることしかできないけれど、それでもふたりは絶対に乗り越えるから大丈夫と信じて読み進められる。
本当に本当に大好きです。続きもよろしくお願いし…

7

パブリックスクール ―ツバメと殉教者― 小説

樋口美沙緒  yoco 

ツバメは何処へ向かうのか

この2人の続編が出るとの事で、文庫版を再読。
こんなに分厚かったかな、と驚きました。
そういえば単行本版は2段組だったかも。

何度読んでも息が詰まりそうな閉塞感が漂う作品です。
樋口先生の作品は「愛について」考えさせられるテーマが多くありますが、パブリックスクールシリーズには特に「愛」という言葉がついてまわっていますね。
正直、英国人×アジア系・辛い過去・差別意識・健気だけれど慈愛に…

3

パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

愛ってなんだろう

シリーズ6作目。
スタン×桂人CPは「-ツバメと殉教者-」に続く2作目になります。

読んでいる間中、ずっと愛とはなんだろうか…と考えさせられました。心が痛み、涙し、まだ少し未熟な彼らがもどかしく、愛おしい。前作同様、とても分厚く読み応えがあって、個人的に樋口美沙緒さんが描く愛を訴えかけるお話はとても琴線に触れる(と最近気付きつつある。まだまだにわかですが…;)ので、今作も泣きながら萌えて・…

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パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

胸いっぱいで食事がのどを通らない

初レビューだし、自分の想いをうまく書ける気も全くしないけど、読み終わったあと胸がいっぱいで何かせずにはいられない気持ちになりました。
桂人の愛、スタンの苦悩、アルバートの成長…どれをとっても涙なしに読めません。
読後の余韻に浸りつつも、彼らの続きを早くも読みたいと思う自分。。

特典ペーパーのメンベラーズとの話もよかった!

5

パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

覚悟して読みましょう

待望のパブリックスクールシリーズ六冊目。
こちらはシリーズ四冊目のツバメと殉教者の続編になります。

鈍い桂人と振り回されるスタン、二人の甘い学内えっちとさらにお互いの関係を深いものにするちょっとしたスパイスを楽しめるのだと、読む前は思っていました。
そんな自分を引っ叩いてやりたいですよ。読むなら覚悟しろ!!と。

最終学年となった桂人とスタンは、寮代表であるアルバートを影ながら支え夜…

15

愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

NoTitle

本屋大賞で有名な先生、読むのは2作目。
結論からいうとあまり合わない作家さんかなと思いました。
なんか男女観が古い、20年前かなという雰囲気でそのまま男同士に置き換えるのも違和感。

あと当て馬の性格が半端無く悪くて、犯罪まがいの事に手を出してるのも苦手でした。
紆余曲折ありつつ無事カップルになるのですが割れ鍋に綴じ蓋という印象。
ただ文章は明晰でわかりやすいしキャラクターも魅力的なの…

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