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釘宮つかさ yoco
茶々丸53
ネタバレ
遊牧民のシリンは黄金の瞳を持つ者を花嫁に差し出すという約束により嫁がされる。ところが婚礼前夜に皇弟・玉瓏率いる朱国が攻めてくる。混乱の最中、毒矢で狙われた玉瓏をシリンが庇い、気づいた時には朱国の玉瓏の宮で‥というお話 嫁ぐ前夜のシリンの決意が悲壮で切ない。 朱国が攻めてきた時はハラハラしたけど、玉瓏との縁を繋いだのはシリンの正義と勇気だと思う。 玉瓏や甥の玉祥と交流を深め、信頼される…
尾上与一 yoco
虎侍
とても面白かったです。 いろんなファンタジー要素を彷彿とさせる物語で読んでてわくわくしました。 リディルもグシオンもどっちも好きだったな。 ただもっとじっくり読みたかった。 最初の方は割とじっくりでなんならまだイル・ジャーナ着かないのかな…なんて思ったりはしたのですが、 ″ここ″というシーンの描写があっさりしすぎていてちょっと物足りなかったです。 一冊におさめるには正直いろんなこと…
片岡 yoco
なんでも食べる
施術によって記憶を選んで蓋をすることが出来るほどに医学が進んでいる現代に近しい世界観でのお話。 記憶に蓋をすることで、欠けた記憶の整合性を取るために気が狂うひとも多く出た為、人道的倫理的観点から見て取締の対象となっています。 蓋をすることが出来るということは、別のものを代わりに埋め込むことも可能で、これは更にもっと危険視されており、偽りの思想を植え付けられることで人格に問題が出ることもあり、過…
いるいる
タイトル・表紙・帯 どれもが切なさを予見させるようになっていますが、 読後にじっくり見返すと更に深みが増しました。 評価はものすごく迷います。 泣ける物語としては迷うことなく神一択。 前半の攻め視点で散らばった欠片が、 後半の受け視点ですべて繋がって全容が見えてくる。 これには、ただただ号泣でした。 この作品のオメガバースには独自の設定があります。 ・Ωは30歳前…
ポッチ
作家買い。 片岡さんの新刊はオメガバものです。 片岡さんは切ない系のお話を描かれる作家さまのイメージが個人的に強いのですが、さらに今作品はオメガバースものということもあるのでしょうか。そのイメージを損なうことのない、切なく、けれどん深い愛情お描いたお話でした。 その世界観をyocoさんが描いてくださっていて、もうもう…!と言葉にならないほどの切なさと、そして萌えに終始襲われながら読破…
華藤えれな yoco
あんバターパン
現代に生きる、生まれつき耳の聞こえない、そして唯一の身寄りの祖父が亡くなった悠羽が狼王の物語が記されたタペストリーの世界へ時を超えてタイムトリップするお話。 狼王の婚淫の続編と思って読みましたが、そこまで前作の影響を受けている感じではなさそうです。前作の後のお話で、同じ世界観ではあります。 悠羽は狼王の身に起こる出来事をタペストリーを通して知っているので、過去にタイムトリップして狼王を…
幼少期のはっきりとした記憶のない愛生がぼんやりと覚えているのは狼王の背に乗せられて森を走ったり、体を舐めてもらったりして育ててもらったこと。そんな愛生は20歳になり、施設の存続のため施設長からある侯爵に金を無心するように言われ、国を越えてとある森へとやってくる。初めて見る光景のはずなのにどこか既視感を感じる愛生。その侯爵は名前も国籍もない愛生に名前と国籍を与えてくれた恩人だった。 森で会った…
夜光花 yoco
こちら、一卵性双生児CPなんですね!ってことで、このタイトル。確かに。出会いは生まれた時ですもんね(?)。 一卵性双生児で何でBLが成立してしまうのか…っていう所がこのお話の肝になっていて、兄の理人は黒夢病という奇病(フィクションです)に罹っていて、発病すると眠り続けてしまう。その間体の成長が止まる、というもの。どれだけ眠り続けるかはその時次第で、最悪の場合は眠り続けたまま死に至るという恐ろ…
kurinn
是非このコミコミさんの小冊子を手に入れて欲しいです。 こちら婚姻の儀から3ヶ月経った玉瓏とシリンの様子です。出版社ペーパーが1年後のお話なので、こちらの小冊子の方が新婚ホヤホヤですね。 いかにシリンが玉瓏と玉祥との時間を大事にしているのかが分かる内容となっていました。 玉祥の亡くなった母は平民で、祖父は健在ですが皇子である玉祥と会うためには病気を利用するのだとか、何とも切ないお話です。 …
読んでて思わず声が出ちゃうくらい甘々で、当人同士以外には居た堪れない内容でした。 本編でも玉瓏(ユーロン)が日記をつけていると書いてあり意外に思ってました。 こちらのお話は婚礼の儀を終えて1年あまり後の出来事らしいです。 急に呼び出された玉瓏は日記の墨が乾かないので開いたまま部屋を出て行ったらしく、見るつもりのなかったシリンはその中に自分の名前を見つけてしまいどうにも気になってし…