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104/152(合計:1512件)
樋口美沙緒 yoco
ひろ@
ネタバレ
身分差BLというのはよくありますが、ここまで貴族と庶民という格差や認識、血の違いを真っ向から書かれている作品はそうそうないと思います。 価値観の違いをまざまざと見せつけられた気分。 私は庶民なのでエドの背負っている血の重さや重圧のすべてを理解できないですが、それよりも何よりも礼を選んで礼のために生きることを決断したエドの愛の深さは痛いほど感じました。 独占欲が強くて礼の仕事のことにも権力…
小中大豆 yoco
tomo33
先生他の作品よりかなりシリアスです。 でもラストはハッピーエンドなのでハッピーエンド好きの方は安心してください。 凛の重い愛と、歌声だけを愛されてるのではという疑心暗鬼の部分は読んでいて辛いです。 でも凛の愛が報われるのです。 彼のこれからの幸せを祈ります。
ひのもとうみ yoco
ぴれーね
初読み作家さんです。 作者さんは10年愛がお好きとの事ですが、私も大好きだったりします。 すれ違い、離れてしまった二人-。 そんな彼等が時を経て再会すると言うのが、とにかく好きなんですよね。ついつい飛びついちゃうくらい。 が、想定外にヒリヒリ痛い系でした。 何と言うか、不憫で薄倖な受けと言うのも大好きなんですけど、これは痛すぎるんですよ。 なんかもう、痛々し過ぎて読み進めるのが…
ココナッツ
出版社の発売記念ペーパー。 A4四つ折りで、一面は本編表紙のモノクロ印刷。 その他の三面が、SSです。 まだ泪(受け・オメガ性)が、理人(攻め・アルファ性)への恋を自覚していない頃のお話。 なんともおぼこい泪とは違い、理人の方はすでに情欲をもともなった恋心を自覚しています。 実父が亡くなってから虐げられて育った泪は、きちんとした性教育を受けていないようで、理人の発するフェロモンの香り…
黒木夏兒 蒔舞(シーウ) yoco
木春菊
1~2巻まとめての感想です。 個人的に、事件ものとしても大変満足できた小説でした。 BLというカテゴリーにおいて、例えば濡れ場をメインとした作品もそれはそれで何も考えずに軽く読めていいのですが、読み応えとして物足りないのも確かで、読了後に深い余韻や思索へ誘ってくれる作品との出会いをいつも待ち望んでいるのが正直なところです。 そこへ、この物語。 探し求めていた一冊に出会えた!と読んでいて…
guest00
なるほど8年越しでつきあって、そのあと甘々な展開になるかと思いきやそうではなく。 持つものと持たざるものと。それぞれまったく生き方が違いながら、自立した大人の二人がどう寄り添い、愛し合っていくか。 この永遠の課題とも思える困難を、つきあいはじめた二人を通して正面から描こうとする作品は、すでにBLの枠を超えている気がします。 P300あたりから続くエドの告白は、3作を通して二人の関係と成長…
茎わかめ梅しそ
初の海外BLでした。いや~面白かったです。購入前の自分と同じように迷っている方の参考になればいいなと思って、ストーリー全体のレビューを、購入前の方がご覧になるであろう1巻のレビューページに投稿します。なるべくネタバレはしないよう、抽象的に良かった点を述べるようにしようと思うので、迷っている方はよければ読んでみてください。 購入前にレビューでちらほらと文章が読みにくかったという声も聞いていたの…
まりぽん812
泪の「理人から甘い匂いがするんだ」という無邪気な発言で、理人がどんなに泪を好きか、礼央と斗真に知られてしまうお話です。 普通は発情期にオメガの発する誘引フェロモンがアルファを刺激して、アルファとオメガは番いますが、稀に発情期でなくても、一組のアルファとオメガの間で、互いにしか作用しないフェロモンが発生することがあるのだそう。それは、相手に好意を覚えたり、相手から好意を向けられて嬉しいと思うと…
あーちゃん2016
「運命の、糸はひそかに」発売記念ペーパー。こちらの方は、幼馴染たちのきゃっきゃ♡話で楽しかったです。可愛いです、幼馴染たち。 泪は継父たちから酷い仕打ちを受けていたため、幼い頃から家庭教師がつかなくなったせいか、性教育を受けていないのか・・・オメガなのに、そちら方面の重要な知識が欠落しているようで。 まだ見えていないのに「理人が来る」と当てた理由を聞かれ、「理人から甘い匂いがするんだ♡」と…
泪の実父・玲音(レオン)と継父・真陸(マリク)の出会いのお話です。 継父の名は真陸というのですね。玲音の名前が出るまで、誰の話か分かりませんでした。本編では、ただ一度、継父が臨終間際の泪の父に「玲音」と呼びかける場面がありました。 アルファの真陸は、両親がベータの平民で、農村出身。成績優秀だったため、貴族の子女が通う寄宿学校に入学を許されます。しかし、そこは富と身分で上下関係が決められる世…