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山藍紫姫子 蘭丸
ふばば
ネタバレ
表題作とその後日談2編、単独の短編1編の計4編収録。 「禁じられた戯び」 山藍節とでも言いますか… ひとりの儚げな麗人を、これでもか!と精神的/性的に辱め、嬲る… 主人公はスター作家のシェヴィー・ヴォネガット、24才。 彼が10才の時に起きたある事件、そこに端を発して今降りかかるおぞましくも淫らな罠。 みたいな。 第一次世界大戦時代。世間はキナ臭いが、シェヴィーを取り巻く淫靡…
くまれもん
長文です。作品が素直に好きな方にはかなり腹立たしい内容となっている可能性があります。 ただ予めいっておきたいのは、長文で批判的なことを書いてるからといってこの話が私にとって無意味なものなわけではないということ。 これだけの言葉を引き出させるんだから逆に凄いとさえ言える。 とにかく主人公シェヴィーが身も心も美しく、でも聖人君子というわけではなく所々で人間くさいキャラ造形が素晴らしい。 も…
アイスクリン
一気に読めます❗❗ ストーリも「えっ❗」 Hも、ぬあああああ~な近親相姦です。 調教ありの、ややSM有り?な感じかな? 父、子なのにさほど差がないのか萌えかも(〃ω〃) 今まで読んだ、山藍先生の作品の中でも一番好きかもです。
ななつの
人を選ぶ作品だと思います。近親相姦ものは苦手ですが、このお話は大丈夫。かなり萌えました。なによりも受であり父であるシェヴィーが儚く美しいのです。弟であるエリックを守る為に身体を捧げる決意をします。存在を知らなかった息子アランと、調教師であるヘンリー卿に調教されていく過程は、見ている方が溶かされそうでした。何よりもアランがシェヴィーを想っているというのが解るので、そこも良かった。途中辛い展開もありま…
こにしそる
かなり好みの別れそうな作品です。 かくいう私もガチ親子ものはあんまり好みません。 ですが、これはシェヴィーの危うい感じと、24歳の父と14歳の息子という若さもあり何だか作り物めいた儚さがあって、お話としては受け入れやすかったです。 BLというよりは耽美小説、官能小説という文学的な感じです。えろいんですが・・・。 この雰囲気は言葉で伝えるのは難しい~。不思議な作家さんだと感じます。 ほ…
ofnotice
山藍ファンとしては、近親相姦程度は「フツー」なんですが、 これはあまり年の離れていないガチ親子の父が息子に襲われてしまうという、 ちょっと想定外なシロモノ。 美しい父を犯し、執着しまくる息子! 一瞬、ヒャァァァ(笑)と引きましたが、 それ以外はいたって平常運行の山藍作品。 紅茶やらワインやらいろいろ浣腸されて、SMモードに入っております。 しかしなんだろね? この作品、悪くは…
marun
最近豪華装丁本の懐かしい作品が出版されたばかりの作者の新作、エロスの神様健在を 少し垣間見える内容になっていたかと思います。 しかしながら、「陰」「陽」で考えるならばこの作品は陽の作品、山藍紫作品と言えば エロスと共に痛たさがどうだ!ってくらいあってかなりハード作品が多いのですが この作品は痛さの部分では少な目エロスもまぁそれなりの位置で兄弟親子の禁忌もの なのですが山藍紫先生の読み手と…
茶鬼
97年発行の『密猟者』を改題、新しい書下ろしに【マーセル1917・1921】を加えて新装版発行されました。 旧版は名香智子さんだったイラストが蘭丸さんというレーターさんに代わり、なかなかに耽美の雰囲気を盛り上げる効果に役立っておりました。 いつもの山藍作品がそうであるように、そうそう難しいストーリーではないので、ここでは現実から逃避したかのような退廃的な背徳の雰囲気と淫靡な雰囲気とエロスを楽し…