ジョシュ・ラニヨンさんのレビュー一覧

モニュメンツメン・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一 

冬カボチャ王

サムの登場シーンが少なく、特に中盤どうにも萌えたりないからシリーズで初めて神評価をつけないでおこうかとすら思ったのに、終盤畳み掛けるように心を抉ってくるからホントどうしたもんかと。前と次を繋げるための巻という感じでしたね。

個人的にはジェイソンの行動はまったくもってダメだし、解雇相当だと思います。そしてそういう登場人物の理解不能な行動が出てくる話はおおかた気に入らないんですけど、この件に関し…

5

マジシャン・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一  冬斗亜紀 

アブラカタブラ!

アブラカタブラで達する作品を初めて読みました。コメディだよこんなの。"マジシャン"だからと気づいたのはこの1冊の中におまじないの言葉がいくつか出てきたからです。アブラ・ファッキン・カタブラ

「ウィンターキル」を読んでから読むことをオススメします。「クリスマスの航路」の主役もチラッと登場。
相変わらず面白くて神評価ですが、ジェイソンがホワイトボードを見た時の反応がどうもし…

4

モネ・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一  冬斗亜紀 

タキシードスーツにFBIの防弾ベスト

ウィンター・キルを並行して読むと幸せになれます。自分は先にウィンター〜を読んでいたのでこちらを読んだ後すぐに読み返しました。今読み返したら神評価にしておけばよかったと後悔。

1巻の最後のセリフで湧き上がっていたらサムに…ケネディに奈落に突き落とされる。ええいジョシュ・ラニョン先生の攻めはいつも煮え切らないわね!攻めと書いてしまいましたが、今回サムは年下にお尻を差し出す側です。それなのにセック…

3

マーメイド・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一  冬斗亜紀 

シリーズ1巻目

ジョシュ・ラニョン先生の未読作品がなくなってしまうので長らく読まずにいたこちらについに手を出します。

アドリアンシリーズしかりフェアシリーズしかり、ラニョン先生の作品ではお馴染みの言葉少なでグラマラスかつセクシーな攻め×多弁で首突っ込みたがりで庇護欲を刺激される受け…そう、これが読みたいんだ。あと相変わらずのアフターシェーブローションの香り。

分厚いかなと(電子書籍だけど)思いましたが…

3

ウィンター・キル 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

いつもの

大方いつものジョシュ・ラニョン先生でした。草間先生の挿絵も素敵です。
リバ、FBI、事件解決=別れ、皮肉の応酬、アフターシェーブローションをやけに気にいる様などなど。ベッドシーンはあまり濃厚ではないかな。1冊ながら登場人物多めで、しっかり確認して読み進めた方が楽しめます。ちるちるの表記はアダム×ロブなんですけど、自分にはアダムの方が受けっぽく感じました。終盤アダム視点だからかしら?

終わり…

4

So This is Christmas 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

本当のハッピーエンドに安堵

番外編とのことですが、他にシリーズ以外の短編が入っていてました。全部ジェイクとアドリアンの話かと早とちりして「やった〜いっぱい読める!」とぬか喜びしてしまった・・・

シリーズ番外編は殺人事件は起こりませんが、行方不明のケヴィンの恋人を探すというストーリーを主軸に、ナタリーの妊娠ややジェイクの家族との対面などあれこれが絡んで、とても面白く読めました。ホント、ストーリーテラーですなぁ。
そして…

2

アドリアン・イングリッシュ(5) 瞑き流れ 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

終わって欲しくない

遂に最終巻。開腹手術経験者としては、アドリアンの術後の体調に共感しまくりでした。すぐ疲れるし、本当に回復出来るか不安だもんね・・・
ジェイクとアドリアンの、なんとも微妙な駆け引き?に、読んでる方は焦ったさも限界に。やっとこ通じ合った二人に、もう万感の思いでした。
このシリーズの二人のキスやベッドシーン、すんごく萌えました!やっぱりお互いを切実に求め合うラブシーンは最高ですね。
ミステリとして…

1

アドリアン・イングリッシュ(4) 海賊王の死 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

シリーズで一番好きな作品

3作目から2年後の本作では、アドリアンはガイと付き合っており結婚まで望まれているという状況。こんなに愛されてても、ガイはジェイクの代わりにはならない。相変わらず孤独で皮肉屋のアドリアンに引き摺られ、読んでるこっちまで気分が落ち込みそうでした。しかも持病も悪化してるし。
パーティ会場でまたしても殺人事件に遭遇するアドリアン。華やかな映画制作関係者達の間で起こった事件を担当するのはなんと、ジェイク。…

2

アドリアン・イングリッシュ(3) 悪魔の聖餐 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

切ない

シリーズの3作目は、とにかく辛い。そして切ないです。
アドリアンもジェイクも、もう本当に現実に生きているかのようで、感情がダイレクトに読んでるこちらにも迫ってきて苦しかった・・・

謎解きとしては、悪魔崇拝絡みの事件を追う、というなんともオカルティックな題材で、よく調べられていてとても面白かったです。
そしてアドリアンの母リサの再婚によって新しい家族が増えるというサプライズ。アドリアンの皮…

2

アドリアン・イングリッシュ(2) 死者の囁き 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

ジェイクがいい男なんだよ

今作の冒頭、アドリアンがジェイクに「お付き合いの申し込みらしきもの」をされて、付き合ってるということになってて驚きました。しかしなかなかその「お付き合い」とやらは進展しませんが。なんたってキスも出来ない!男相手だからって。
シリーズを最後まで読んでから考えると、そんなジェイクが、付き合おうとアドリアンに伝えるのは相当な決心だったのではないかと思えます。結婚も考えてる彼女がいて、男への欲望はSMバ…

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