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ジョシュ・ラニヨン 草間さかえ
雀影
ミステリー+ロマンスのこの作品。 まず、ちゃんと、ロマンスが男同士であることに、 男同士だからこそ意味があるっていうところがよかったです。 かつて付き合っていた二人は、共にFBIの捜査官で、一人は職務中に銃撃されてFBIを離れ、一人はそのままFBIに残ります。 FBIを離れたエリオットは苦しいリハビリを経て、ようやく大学教授として日常生活を取り戻していますが、父親や大学内での対人関係に…
葡萄瓜
かつて、男性同士の「関係」を主題にした翻訳小説が 続けざまに刊行された時代がありました。 今から20年少々前、1990年代前半の頃。ボーイズラブと 言う言葉がJUNEと同じ様に汎用語になりつつあった、 そう言う時代の事です。 でもその波は色々な条件が合わさった結果定着する事無く、 そして静かに退いて行きました。 もしその頃に本書が刊行されていたら、また何か時代が 変わったのかも知れ…
茶鬼
ネタバレ
<モノクローム・ロマンス文庫>と銘打って出た翻訳モノの同時発売のうちの一冊。 こちらのほうが断然によかったです! 最近、読み応えが云々といった要望もある中これは見事にそれに答えています。 シリーズにロマンスとついていると、何げに甘い恋愛をイメージするのですが、「恋愛」の英語表現がロマンスで、もちろんこの中でその展開もあるのですが、それと同時に同じくらい、もしくはそれ以上に読ませるミステリーを…
marun
ミステリー小説とロマンス小説の美味しいとこどりの作品で、同時刊行されてる もう1作以上にその傾向は強くて1冊で2度おいしいストーリーですね。 極端な話男女で描いても違和感はないかも知れないが同性同士のロマンスを取り入れた事で、 単なるロマンスがBL向けの萌えミステリーになっている感じです。 内容は元FBI捜査官の受け様が事件で怪我をして前線離脱、捜査官をやむなく辞めて 大学で教鞭を取…