total review:299379today:48
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
20/25(合計:243件)
ジョシュ・ラニヨン 草間さかえ
ねつさま
ネタバレ
三浦しをんさんの解説と草間さかえさんのイラストに惹かれて購入。 最近、老眼が進み小説を読むのがつらくなっていたのですが、そんなことを 全く気にせずに一気に読了。 ミステリー好き、アメリカのドラマ好き、そしてBL好きの私のために書かれたような小説。登場人物にも それぞれ魅力がありエリオットのツンツンぶりが好きで好きで~。 タッカーのエリオットに対しての思いやり溢れる行為もロマンティックやな…
maruchan
フェア・ゲームの続編。 タッカーとエリオットの二人はゲイカップルとして同棲していますが、そこにエリオットの父の過去にまつわる事件が絡んできて二人も巻き込まれていく…というストーリー。ベトナム戦争やヒッピームーブメントが関連する過去の謎解きがとても面白い一冊になっています。 次々に出てくる人たちはみんなどこか怪しいし、エリオットは無謀にもいろいろ突っ込んでいくし…ハラハラし通しです。 結果的…
面白いですよね。ミステリー、FBIものとしての面白さもちゃんとあるから続きが気になってページをめくる手が止まらない感じ。(実際は電書読みでしたので、タップする指ですが) アメリカドラマが好きな人ならイケると思います。 ミステリーとして超傑作とまでは言いませんが、ゲイものロマンスとのバランスが良い。事件に関わるドキドキと恋愛のドキドキがうまい具合です。 小道具やエピソードのそこここに、…
ジョシュ・ラニヨン 藤たまき
1冊でさっくりとまとまった記憶喪失モノのミステリー風味ゲイロマンスもの。 やはり日本のBL小説とは毛色が違いますが(金髪だし…というような意味でなく!)、本格ミステリーかと言うとそういうわけではなく、やはりミステリーのエッセンスを散りばめたロマンス小説です。 正直なところ、途中で展開は読めるし犯人も見当がつきます。 しかし、美術館のキュレーターである主人公と、彼をとりまく2人の男との間の心の…
雀影
既にパートナーとして一緒に住んでいる二人が、一緒に暮らしているからこそ、お互いの感覚の違いやお互いに譲れないことをどうやって乗り越えていくかを、それぞれの家族と今回の事件の謎を絡めて描いた作品。 年若い読者さんには、ベトナム戦争の頃の反戦運動家達に関わる事件なんて、ほとんど歴史ミステリーでしょうね。 前作からこの続編が出るまで結構間が開いたので、私自身、前作での事件に関してはかなり記憶が薄れて…
こにしそる
翻訳モノのミステリー小説、フェア・ゲームの続編です。 事件自体は1話ごとに完結していますので、前回を読んでいないと全くわからないということはありませんが、主役2人が結ばれるまでは前回に描かれていて、こちらではすでに同棲中で周りからもある程度周知のカップルとなっています。 自分は前作が大好きで大好きで、分厚い内容にも関わらず何度読み返したことか・・・。続編を翻訳して頂けるのを今か今かと待って…
Krovopizza
2013年に邦訳が出た『フェア・ゲーム』の続編。 大学講師(元FBI捜査官)のエリオットと、彼のFBI時代の同僚・タッカーの物語です。 最近までアドリアン・イングリッシュシリーズの邦訳が続いていたこともあり、ラニヨン作品と言えばそちらの印象が強いですが、 同作家さんの初邦訳作品の続編がこうして日本語で読めるようになったのは感慨深いです。 あらすじ: 前作で再会し、再び恋人として付…
葡萄瓜
思えば、このシリーズと対峙する折々、 評者は結構気分的に重たいものを抱えて いたりしたので出来るだけ冷静に読む様に 心掛けてきたものです。 では、この最終巻もそうだったのか? そこだけは嬉しい誤算がありました。 少なくとも息継ぎ程度の休憩しか要さずに 読み通せたと言うのは、一読者として 幸せな事です。 一読者として残念に思う点は、評者自身に ハードボイルドとジャズへの素養が…
Hue
気になりつつも海外物に苦手意識がありまして、手をつけてなかったのですが偶然機会を得て読んだところ面白いのなんのって読み終えないうちに最終巻までポチってしまいました。 はっきり言って表紙や挿絵の漫画絵に助けられたことは間違いありません。原書のリアル系表紙じゃあ全く妄想が掻き立てられないどころか、門前払いされている気分になったかも。改めて日本の萌え文化は素晴らしいと感じました。 内容に関してですが…
ココナッツ
アドリアン・イングリッシュシリーズ最終巻。 最終巻ということもあるのか、ものすごい厚みです(苦笑 変わらず受け一人称で、毎回何かしらの事件に巻き込まれる辺りは変わりません。 アドリアンが前巻で撃たれ、その後心臓の手術を三週間前に終えたところからスタート。 ********************** 受けは書店を営みながら自分も文章を書くゲイのアドリアン、35歳。 リウマチ熱の後遺…