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ジョシュ・ラニヨン 門野葉一 冬斗亜紀
fandesu
ネタバレ
ハヤ〇ワとか創〇の翻訳ものが大好きだった私にとって、ラニヨンさんの書くM/Mのミステリ風味(謎解きというよりはハードボイルドの系譜なんだろうな。『警察小説』と言うほど警察の組織描写があるわけではないので)がたまらない訳です。 恋もね、大人の恋だし。 大人のくせにジレジレした恋なのですけれどもね。 いや、大人だからジレジレしてしまうのか。生きてきた分だけ抱えるものが沢山になって、LOVEの海原…
甘食
楽しみにしていたラニヨンさんのシリーズ2作目。相変わらず映画のように楽しめる読み応えのあるストーリー、挿し絵も洋画の雰囲気そのもので良かったんですが…恋愛成分が少なすぎー! 一巻の時点で両思いになり日本とはレベル違いの遠さの遠距離恋愛で(アメリカの西部と東部)、会えなくても電話でラブラブ!だと思っていた前回の受けのジェイソン。しかし仕事で久しぶりに再会した攻めのサムはまるで2人の間には何もな…
ジョシュ・ラニヨン 草間さかえ
しろたん9610
3巻のラストから二年後、またも殺人事件に巻き込まれるアドリアン。冒頭、担当刑事として現場に現れたジェイクといきなりの再会に、一気に作品世界にぶわーっと持っていかれてしまう。 ジェイクは妻が流産し、子どもを持つ夢を失ってしまったが、まだ既婚者だし、アドリアンにもガイという新しい恋人がいる。しかも事件の捜査中に、ジェイクには五年間も付き合っていたカールというパートナーがいたということが判明してしまう…
予想と覚悟はしてたけど、やはりつらくて、ガチ泣きしてしまった…。 日本のBLなら、ゲイ同士だとわりとすんなり結ばれるし、同棲したり長く続いてるほのぼのカップルの話みたいなのもよく見るので、問題も起こらずうまくいきそうだと思っちゃうんだよな。でもそうならないところが現実的で、なんかずーんと胃が痛くなったよ。隠れてるかどうかって、こんなにも人生を左右するものなんだな。 ゲイをカムアウトしていな…
ああ…もう読みながら何度萌え転がったことか。1巻でこのふたり本当にラブになるの?と不安だったのだけど、やっとふたりの仲が前進。それでもそこに至るまでがハラハラ、やきもきさせられ、つらかった。 またも事件に巻き込まれる主人公。今回の事件では攻めのジェイクは管轄外なのだけど、受けのところに駆けつけて、その後も一緒に滞在してくれる。 その時点ではジェイクは肉体関係どころかキスすら拒否していて、本…
海外ものは初めて読んだのだが、さらっと読めて普通にハラハラドキドキ、楽しめた。 本格ミステリが好きなので、謎解きのようなものを期待していたのだけど、そこまでのものはなかったのがちょっと残念。 主人公の回りで殺人事件が起こって、主人公も狙われて、サスペンスフルな展開の中で、担当刑事のリオーダンとロマンスが芽生える…というお話。なのだろうが、この巻ではまだ芽生えていない!ので続きがとっても気になる…
ジョシュ・ラニヨン 藤たまき
M+M
外国小説(翻訳版)を久しぶりに読んだので、「そういえばこんな感じだった」と思い出しました。言い回しとかちょっと癖があるように思えるんですよね。 昔読んだ本は、登場人物の愛称やミドルネームが出てきて何人いるの?状態でしたが、こちらはピーター(主人公)、グリフィン(刑事)、コール(上司兼大学のルームメイト)と友人くらいなので読みやすかったです。 ピーターの視点で進んでいくのですが、最後まで…
コモさすけ
先が気になり、ぐいぐい引き込むチカラがあります。読み終わるまで集中して世界に没頭出来ます。 感想は素直に「面白かった!」と言えるものですが、しかしずっと「これってBLなのかな…?」という疑問が頭によぎる作品でもありました。 たまたま主人公がゲイだったというだけで、一般の「サスペンス色の強いミステリー」なのでは?と。確かにベッドシーンはありますけれども、それは大人向けのミステリやサスペンス、ハー…
ririn
内容については他の方がレビューされているので割愛。 もの凄く王道。 もの凄く定番。 アドリアンシリーズのような深みを求められるとちょっと違うのかもしれません。 けれど、ミステリーとしてもBLとしても完成度の高いエンタメです。 海外ドラマと映画の中間のような仕上がり。 これはこれでありだと思います。 メンズラブ好きにもオススメします。 海外の雰囲気が味わえる、同時にミステ…
ジョシュ・ラニヨン 門野葉一
原題は「Plenty of Fish(たっぷりの魚)」ですが、There are plenty of fish(海には魚がたっぷりいる)というのは、失恋した時に言う常套句なのだそう。Plenty Of Fishというマッチングアプリもあるとのことで、つまりは『恋の相手探し』のお話です。 フィンは幼馴染みのブレアーのことが好きです。去年、勇気を振り絞ってキスをして告白したのに当惑されてしまい、…