幸村佳苗さんのレビュー一覧

緋色の花嫁の骨董事件簿 小説

水瀬結月  幸村佳苗 

全てのBLカップルが、この二人みたいにイチャついてればいいのに

こちら「花嫁色シリーズ」の新作との事です。
シリーズものと知らずに購入してしまいましたが、途中までその事自体気付かずに読んでいたぐらいなので、今作だけで問題無く読めそうです。

で、既に出来上がってる熟年カップルだけあり、めちゃくちゃ甘いです。
そもそもチラッと立ち読みしたら、受けを溺愛している超色惚けの攻めが居たから買ってしまったのです。
カップルが出来上がるまでも好きなのですが、くっ…

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王とわんこととバスルーム「緋色の花嫁の骨董事件簿」番外編 グッズ

ツン炸裂

「緋色の花嫁の骨董事件簿」購入者に協力書店で配布されるSSペーパー。以下盛大にネタバレ。


本編の最後で、貴砺が凌の頭をシャンプーしてあげるお話があります。
それの事前準備として、シャンプーの技術を学んで来い!と石動に指示をだした王。石動にシャンプーをさせて、それを撮影して貴砺様に見せるとのことw 使用人は大変。
なんで王が習わないのか?と聞いたら「貴砺様が凌様にして差し上げるシャンプーのサンプ…

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緋色の花嫁の骨董事件簿 小説

水瀬結月  幸村佳苗 

花嫁色シリーズ最新刊

もふもふシリーズが大好きだったので、こちらは既に8冊出ている別シリーズのめっちゃ途中としりつつ手に取ってみました。問題なく読めたのですが、二人がくっつくまでの過程が好きなタイプなので、やっぱりちょっと萌は低め。シリーズ好きな方なら全然違う評価になるはずです、ごめんなさい。
先生のあとがきによると「花嫁は遊色に魅せられる」と「花嫁は真紅に愛される」の間にあるエピソードとのこと。表紙にいるちびっこと雪…

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いけ好かない商売敵と 小説

バーバラ片桐  幸村佳苗 

大人なのに可愛い

電子書籍で読了。挿絵(BL小説の正統派という感じのイラストで好きです)、あとがきあり。

あとがきによれば「ケンカップルを書きたかった」とのこと。
若いお二人ではなく大人の男性のそれ、という感じが上手くて面白かったです。

お話の概要は上記あらすじに上手くまとめられています。
プラスするとしたら、依頼人がいる訳ではないのに、過去の現金強奪事件を追うことになったのは、朝生が受けた解決済み…

3

双狼の贄 小説

四ノ宮慶  幸村佳苗 

土地の神様は大切にしよう

ケモ耳+3ぴー
おっふ…これは萌え属性にハマりそ~(^///^)♪と
ワクワクしながら読みました。

舞台は過疎化の進む村にあるとある神社。
地主神・神隠し・祟りetc…日本昔話で馴染みがあるストーリー展開です。


幼い頃まで暮らしていた限界集落の山村。
朱嶺(ミネ・受け)はその村にある神社の氏子総代の家の者です。
幼い頃までは村で育ちましたが親の仕事の都合で村を出てからは都…

1

翡翠の森の眠り姫 小説

弓月あや  幸村佳苗 

何度もに沈んでしまって、バスルームが怖くならないといいけど


接触恐怖症の翠(受け)は図書館からの帰り道、具合を悪くした老婦人を介抱した際、その老婦人の孫で銀髪のとても美しい男性ヴィクター(攻め)と知り合いになります。屋敷に招待された翠は、ヴィクターに優しくされ友達になりたいと言われるのです。

翠は両親を幼いころに事故で亡くし頼る身内もいない中、イギリスで兄の耀司と二人だけで暮らしています。接触恐怖症で学校にも行けない翠を気遣い、耀司が日々の糧を得…

2

被虐の蛇 小説

鬼塚ツヤコ  幸村佳苗 

執着粘着心酔?

3Pって、3Pに甘んじてしまうほど大好きな女王様を憎いあいつと半分個してでもそばにいたい!執着粘着心酔してます!が描き込まれてないと面白くないですよねー。

本作品、まずは美人で男前でツンツンな女王様なので2人が執着粘着心酔しちゃってますと描かれてるんだけど、どうもそれだけが理由としか描かれてないように思えて。

せっかく最底辺から成り上がりの女王様と設定しモノローグで繰り返し『なぜ男前で…

4

ハッピーエンドを教えて(1) 小説

伊勢原ささら  幸村佳苗 

いやあ〜良かった!

設定が良かったし、それぞれのキャラも良かったし、大満足!
扉を開けるごとに(ページを捲るごとに)ウキウキしちゃって字を追うのに忙しい萌え展開の連続でした。

あまり色々書くと面白くなくなっちゃうので伏せますが、電子オンリーがもったいないなあ。
個人的に萌え要素満載だったので、評価数が少ないのがもったなく感じてしまう。
今まで電子オンリーの作品て、なんとなく勝手な想像で、暇潰し的な?軽い感…

5

翡翠の森の眠り姫 小説

弓月あや  幸村佳苗 

寒くって・・・

翠色の素敵な表紙に惹かれて購入。春のような暖かなお話かと思いきや、寒かった・・・他社さんのですが、弓月先生の「うつくしき月」を思い出させるようなお話でした。猛烈に暖かいお話を求めていたことと、寒くてしょぼんとしてしまったので、先生すいません、中立でお願いします。
好みはさておき、萌えたか と言われると、受けの年齢がちょっと守備範囲外で・・・。the王子! という攻めと、健気!!な受けがお好みの方に…

6

忠犬秘書は敵に飼われる 小説

不住水まうす  幸村佳苗 

少々個性的

全体の流れは王道で、秘書ものや敵対同士が惹かれていくといった定番設定。シリアスとコミカルの丁度狭間といった印象の作品でした。

この作家さんは初めて読みましたが、流れは王道なのに、展開の仕方が斜め上というか一癖あって個性的。その個性が読者を選ぶかもしれません。
二人が惹かれあう所以は納得できるだけのバックグラウンドがあるけれど、設定がやや浮ついて落とし込めきれてないような印象です。全体的に、…

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