駒城ミチヲさんのレビュー一覧

ケダモノ執事は御曹司を飼う 小説

橘かおる  駒城ミチヲ 

実はかなり過保護な執事だった

受けは気づかずに攻めは濃厚な光源氏の紫の上手法で手なずけ手なずけぇ~♪
受けは攻めだけでなく家族にも溺愛されてる天然おぼっちゃん笑

攻めは受けの専属執事という立場をつかって家族にも邪魔されないように一人暮らしをさせてます
執事として衣食住のすべてをとりしきって(掌握?)受けを手のひらで転がしてるんですねぇ~☆

攻めは受けの自慰の手伝いと称していろいろ触っちゃってるんですけど、普段が…

1

いまさら「好きです」なんて言えませんて 小説

髙月まつり  駒城ミチヲ 

変人攻めは好きだったはずなのに…

高月さんの作品は初読みです。
なので、基本どんな感じの文体で書かれる方なのか知らないのですが、わたしには合わないかなあと思いました。
でも、実際はあと数冊読んでみないとわからないのでしょうね。


受けの勇輝は煎餅屋の跡取り息子。
幼馴染の灯夜に片想い中です。

攻めの灯夜はフードライターで、つねに女の影があるモテ男です。


立場的には兄弟同然な勇輝ですが、灯夜の女関係にヤ…

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ケダモノ執事は御曹司を飼う 小説

橘かおる  駒城ミチヲ 

天然無邪気な求愛を楽しむS執事

おぼっちゃまと執事のラブで、内容的には下克上的な雰囲気がありつつも、
身分差が逆におぼっちゃまの陽二にとってはプラスになっていると信じ込んでる。
でもそれは長年傍にいて、全てを執事である牧野がすることで逆に陽二を
がっちり囲い込んでいて、実は執事の牧野の方がかなり陽二に執着している。

そんなふたりのラブをコミカル&ちょっとした推理ものを交えて描かれている、
とても読みやすい作品でした…

4

悪いやつ 小説

水月真兎  駒城ミチヲ 

スリリングでエロいです

主役二人が警察官なのに、なんてダークな内容だとスリリングな展開で面白い。
一方は公安エリートなのに、某国マフィアと繋がりがあって日本の情報を流していると
監査から目をつけられているアブナイ警官。

もう一人は、美貌と身体を武器にヤクザの情人を何人も抱えているような淫乱ビッチな
マル暴のデカ、実は本当の顔は警察内部の犯罪を調べる監察官なのですが、
淫乱な男好きは根っからの筋金入りだったり…

5

理不尽な求愛者 小説

火崎勇  駒城ミチヲ 

微妙に意志の疎通が図れないのがいい

警察ものなのに、その警察が最後まで他力本願なのがどうにも刑事ものにしては
頂けないような気がするのですよ。
活躍するのは殺人事件の現場になった大学の客員教授の一色。
30歳半ばで教授、インテリメガネと白衣が似合う、人を動かして命令することに慣れた
俺様傲慢系の冷静沈着なインテリさん。
そして真面目で童顔な刑事に見えない刑事の清白が事件解決のため捜査協力を
頼んだら、一色に興味があると口…

1

理不尽な求愛者 小説

火崎勇  駒城ミチヲ 

攻め受け共に男前

大学で起きた殺人事件。
教授が殺され聞き込みに入った新米刑事の清白が、一色という教授に関心を持たれ口説かれながら、彼の観察眼と言葉から事件を解決するといったお話。

事件を追う捜査の面が中心で、恋愛面という部分はちょっぴり薄い。
ただ、一色がかなりキレ者のとてもスマートな人物として描かれているので、
また、清白も頭の良い青年として描かれているので
そのやりとりは面白い。
最初の出会い…

3

理不尽な求愛者 小説

火崎勇  駒城ミチヲ 

事件を追いながら…

作家買い。
タイトルや表紙を見るとあまり事件には突っ込まないのかな…と思いつつ、あらすじを読んでみるとそうでもない感じ。
推理サスペンス系が好きなのと、火崎さんの作品が好きなので買いました。

一色教授が言葉のまま慇懃無礼で掴めない人だなと笑いました。
一色は清白に一目惚れ。事件を追いながら、事件の関係者である一色と関わることで清白のベクトルも傾いていく…事件も二人の関係も気になって一気…

5

許される恋 小説

火崎勇  駒城ミチヲ 

愛することを許される事と愛されることは違う

人を好きになって愛し愛されることが決して簡単な訳ではないのだと
この作品であらためて感じ入ってしまう程苦しく切なく辛い恋が堪りません。
片思いをしていた時の方が愛されることを許された時よりも幸せだったと感じるなんて
なんて切なくて辛い恋なのだと思いました。

愛することを許されることと、愛されるとでは雲泥の差がある事実、
以外に初めから相愛になる話ばかり読んでいるとこういう、一見優しく…

3

許される恋 小説

火崎勇  駒城ミチヲ 

好きな人の幸せを願う気持ち

広告代理店を舞台に、研修時にミスをした自分のフォローの仕方から好きになった先輩社員に、会社の飲み会の帰りに思わず気持ちを伝えてしまう主人公。
自分の気持ちを受け入れてもらえ、抱かれた翌朝知った先輩社員の昨晩言っていた許されない恋の相手。
絶望を感じた心を隠し先輩の想う相手の身代わりでいい、きっといつか気持ちが通じると先輩と付き合うようになるのだが、ある日その先輩の相手を知ってしまう。

本…

6

いまさら「好きです」なんて言えませんて 小説

髙月まつり  駒城ミチヲ 

やっぱり高月さんでした!

幼なじみ同士で兄弟同然に育った3歳違いの二人、受け様は煎餅屋の跡継ぎで
攻め様はその煎餅屋さんの裏に住む小説家&フードライターで時々御煎餅を焼く日々。
高月さんの作品では受け様がエロに流されやすく、でも意外にしっかりしてる雰囲気に
攻め様が頓珍漢な電波だったり変態だったりする事が多いのですが、
今回の攻め様は、おやおや?意外に生真面目で几帳面で賢い、それに寡黙だけれど
家庭的で優しいなん…

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