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和泉桂 駒城ミチヲ
渋茶
ネタバレ
こちらは攻め・レオン視点の小説版。 設定上どうしてもヴァナランドという国の情報量が少ない七瀬視点のコミック版とは違って、小説版はレオンが蟄居に至った経緯と彼の周りを取り巻く人間関係が読めて、その点をじっくり理解できた。 小説版では執事や友人の国王以外に素を見せた事のないレオンが、わざわざ日本から招いた七瀬に対して次第に心が傾いていく様子が丁寧に書かれている。 最初は意志の疎通が図…
駒城ミチヲ 和泉桂
私が先に読んだのはこちらのコミック版のほう。 一度目はあらすじの予備知識がないまま読んだので、次に小説版も読んだ後に再読してコミック版の話の筋を掴んでいった。 コミック版だけではヴァナランドの内政事情やレオンの幼い頃のトラウマ、彼を中心にしてステファン国王やヒルダとの関係が掴み辛いので、攻め視点の小説版も読んでみたほうがより分かりやすいと思う。 いくら貧乏とはいえ、ザンバラ髪に黒縁メ…
橘かおる 駒城ミチヲ
この話で目を引いたのは、執事×箱入り御曹司の恋の行方よりも、若くて有能な執事・牧野の活躍ぶりかも知れない。 主である陽二の衣食住から性欲処理の面倒までこなすだけでなく、大学院生として好きな研究に明け暮れている彼の事を御曹司と身バレしないように『奨学金とバイトでやりくりする苦学生』という噂を広めておく計算高さ。 陽二がピンチに陥っていても颯爽と皆の前で解決して見せる名探偵ぶりを見せてくれ…
赤紫シノ 駒城ミチヲ
つくづくネタバレなしでお薦めするのって難しいものだが、これは途中でクライマックスが気になっても端折ったりせずに、根気よく順番にページを捲って読んでみてほしいと感じた。 まず初読にそうきたかっ!!って展開に意表を突かれて、再読では一回目と違う目線で楽しめると思う。 まずは初読の感想を。 実は自分の中で監禁ものというと、さらった側の身勝手な欲望に哀れにも堕とされてしまう被害者というトンデモ偏…
みんく
へぇ~そうだったのね~という感じのラスト。 そこまで衝撃を覚えるほどのラストシーンではなかったというのが正直な感想です。 衝撃を受けるラスト到達前にややダレ気味になっちゃったのですよ。 いろいろ散らかされている印象、業務遂行から逸脱した恣意的な行為丸見えの攻め、監禁中にも関らず電話の会話はやたらと長いし…いろいろ勿体ないと思いました。 あんなことをされながらもよく相手に対して愛が芽生えるな…
Krovopizza
赤紫シノさんのBLデビュー作。 エロい監禁モノとしての面白さと 夢と現実が交差する幻想性、 そして後半のどんでん返しが見所です。 雷雨の日。 レポートを書くため図書館へ向かう 翼(受け・大学生)の前に 従兄で、キャリア警官の真先(攻め)が現れる。 北海道警察にいる筈の彼が何故。 戸惑う翼は、突如意識を失う。 気がつくと、見知らぬ部屋に監禁されており……。 翼を監禁…
野原滋 駒城ミチヲ
みわこ
前半はとにかく、拉致、監禁、凌辱、複数(ただし、挿入は攻めのみ)、モブによる輪姦(描写はあっさりとしたものでしたが、挿入ありなので、苦手な方はご注意ください)、媚薬、尿道プレイと、アラブ系BLの王道パターンを行く作品でした。 後半は、クーデターからの逃避行が、程良い緊迫感のある描写でつづられていきます。 前半のエロ展開から、攻めと受けの蜜月を経てからの逃避行は、まるで話の雰囲気が違い、1粒で2…
とほこ
養護施設で育った七瀬。今はバイトを掛け持ちし夢は小説家。 取材のためと呼ばれたのはヴァナランド王国。 そこで待っていたのは自由を奪われた孤高の公爵、レオンハルト。 冷たいけどやさしい、そんなレオンハルトに惹かれる七瀬。 しかし眠るのを恐れるレオンハルト。そのために七瀬が出来ることは… そして、なぜ公爵という地位があるのに自由がないのか。 国や言葉、過去を越えて出会った2人はどんな未…
siragiku
好きなタイプのストーリーです。 和季は暴君 オレ様的な アーキルに気に入られ、監禁 凌辱。 今までの、生活環境の違いから、和季の思いはアキールに届かない。 アキールの思いも和季に通じない。 きっかけは、和季を襲った使用人たちを、裁判もなしに、 アキールが処刑したことだった。 今までの、過去の王たちのしてきた 横暴な政治。 弟王子がクーデターをおこした。 和季を日本に返し、 ア…
榛名悠 駒城ミチヲ
宮原きの子
主人公の佐久間は人に左右されやすい。単純な子と言う印象。ネガティブで髪もボサボサで人付き合いも苦手だけど、誉めてもらえれば出きる子でした。 料理が美味いと言われ、せっせっとお弁当を作る。 絵が上手いと言われ、漫画家になる。 頭ごなし怒られるだけじゃ、恐縮しちゃって何も出来ないですよね。 佐久間の良いところばかり見てきた可乃が素晴らしいです。可乃の言葉でまた佐久間が変われちゃうん…