駒城ミチヲさんのレビュー一覧

美味しいオカズをいただきます。 小説

栗城偲  駒城ミチヲ 

冬瓜のあんかけ食べたい

ご飯やさんのおいしいお料理の「おかず」と、独り寝の右手の友の「オカズ」をかけた、胃袋掴みラブ。

自分では、ずっとタチのつもりでいた天羽が、作元に出会って、餌付けされて、やさしくされて、作元を自慰のオカズにしていくうちに、だんだんと…。

天羽の、迷いつつも快楽に素直なところがいいな。
この辺までは、おいしそうな料理に、天羽と一緒にうっとりしながら楽しく読んでいたんだけど、それだけじゃ、…

2

或る猫と博士の話。 小説

成瀬かの  駒城ミチヲ 

74ページと75ページの間に一体何が…

74ページまで仔猫だったリュリュが75ページで急に大人になります。時間が流れたこと自体はいいとして…リュリュ…キャラ変わりすぎじゃね!?話のテイストも変わりすぎじゃね!?

仔猫のリュリュはとっても可愛くて健気で好きでした。壮絶な過去、博士への一途な愛情、アホの子っぽいのに天才ぶりを感じさせる言動…どれを取ってもきゅんきゅんしました。優しい博士と可愛いリュリュの幸せな日々がゆったりと描かれるの…

0

ダメ犬の生存戦略~家族になろうよ~  協力書店限定ペーパー グッズ

無意識の挑発に流されて

本品は『 ダメ犬の生存戦略~家族になろうよ~』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、カイト視点で
悠吾と初めて抱き合った翌日のお話です。

カイトは悠吾の匂いが大好きです。

カイトは寄り添って眠っている
悠吾の身体から懐かしくて愛おしい匂いを
胸一杯に吸い込みました。

自分に自信がないらしい悠吾には
匂いだけが取り柄と誤解されかねないので
内緒にしてい…

0

ダメ犬の生存戦略 ~家族になろうよ~ 小説

楠田雅紀  駒城ミチヲ 

もふもふ×2

1人暮らしのサラリーマン、保見(受け)は、クリスマスの夜に1匹の仔犬を拾う。とりあえず連れ帰ったら、そこに仔犬の親らしい成犬まで乱入。仕方なく一晩泊めたところ、深夜に絶世の美形男性が自分にフェラをしてきた。理解できず夢だと思い込もうとしたら、次は犬の親子が人間に変化するという出来事まで起きて…。


仔犬を拾ったら親犬までついてきて、さらにその犬の親子が人間になっちゃった、という話です。

3

ひとめぼれ王子さま 小説

柊平ハルモ  駒城ミチヲ 

王子様な紳士に愛されて…

老舗百貨店を舞台とした既刊『身勝手な純愛』のスピンオフで、前作から数年後の話。
前作攻め(百貨店の現社長)もチラッと登場します。

あらすじ:
名古屋の老舗百貨店で、外商営業として働く葵(受け)。
ある日、得意先の愛宕家を訪問。
そこで、愛宕家の息子で東京で医師をやっている男性と知り合う。
葵を気に入ったらしい愛宕(攻め)は、その後も度々理由をつけて葵を呼び出し…

葵は、両親に…

8

美味しいオカズをいただきます。 小説

栗城偲  駒城ミチヲ 

面白かった!

栗城偲先生の作品が大好きでいつも新刊を楽しみにしてますが、今作も大変面白かったです!!
強面のオカン系攻め×やんちゃで豪快な美人受けの日常系ごはんものBLです。受けの視点で進みます。

フィールドエンジニアをしている天羽(受け)が、「食事処・野菜亭」にレジスターの修理に出向き、そこで店長をしている作元と出会います。ちなみにフィールドエンジニアとは、パソコンやコピー機、レジスター等を保守点検、…

6

愛艶のきずな 小説

橘かおる  駒城ミチヲ 

妖とふつーに家族となって生きる霊力持ち

ありゃ。レビュー1個目かいな。んじゃちょっと詳細目に。

受けさん:神社当主の息子。霊力持ち。
     いろいろ引き寄せちゃって耐えられなくなった実母はとんずら。
攻めさん:受けさん4歳ごろ?の霊力にふらふらと寄せられてきた妖。
     神格レベル(by父)
受けさん父:霊力持ちだったけど油断した時に疫鬼とかいう
      悪いのに取り込まれちゃった。(受け10歳)
親族:み…

3

熱砂の愛従 小説

桂生青依  駒城ミチヲ 

ダイジェスト感が残念

あらすじ:
イギリスで伯爵の従者として働く真紀(受け)は、伯爵の命で中東の小国ラディマの王子・バスィール(攻め)に仕えることに。
バスィールは真紀を犯し、束縛の証として金のチョーカーをつけ…

真紀は、英日ハーフの青年。
母子家庭で学費に困っていたところを、とある英国の伯爵に見出され、大学までの費用を援助してもらうとこに。
その感謝から伯爵の従者となり、彼に仕えてきました。
※なぜ今…

1

許される恋 小説

火崎勇  駒城ミチヲ 

切ないというより辛い

好きな人に身代わりにされる恋。そのテーマだけで切なさが詰まってます。
最初から最後まで一貫して、悲しい片想いを寄せる受け視線でお話が進むので
身代りである諦めと"もしかしたら"という期待が手に取るようにわかり、涙を誘います。

最初 自分が身代りで抱かれたことを知った時に受けが出た行動は
無体な行為に傷ついた身体を隠すことなく曝け出して、攻めに罪悪感を植え付けました。…

1

理不尽な求愛者 小説

火崎勇  駒城ミチヲ 

面白いと思いました

1冊すべて表題作で、清白(受け)の視点でストーリーは進みます。
大学で起きた殺人事件の捜査と共に、二人の仲が進展していくという内容です。

清白はちょっと変わった教授・一色(攻め)から一目ぼれだと口説かれ、最終的には受け入れるのですが、清白の視点なのに、清白自身の「犯人が逮捕されるまでは」という気持ちが隠されていたのが面白かったです。

ただ、続編「理不尽な恋人」の方が二人の関係や各々の…

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