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稲荷家房之介
乱菊
主従もの。 気位の高い主受けは大好き。 そしてそれに負けないくらいの攻めの狂犬ぶりもよし。 穢されることを許されない神の器であるタキと、何者をも恐れずタキを求めるクラウスの関係は、激しくて危うくて、そして哀しい。 障害のある恋はベタだけどやっぱいいもんだ。 あまりにも自分を拒絶されることに怒り狂っていたクラウスだけど、そんなの解れよ察しろよと。 ホントお前は馬鹿だねと言いたい、私は。 …
柊平ハルモ 稲荷家房之介
mimu
救護院(現在の児童自立支援施設)が舞台の「先生」。 1990年代のお話だそうで、“救護院”という名称がそのまま使われてます。 同じ救護院出身者を主人公にした『未然の恋』が既に出ていますが、読んでいなくても全然大丈夫。そちらのカップルが救護院にチラッと登場しています。 父親から暴力を受け、その父を刺した罪で救護院に入っている清馬。 彼の高校受験を助けるため勉強を見てやってほしいと頼まれた…
十架
軍人で主従関係にある二人の切ない愛の話です。 主であるタキは人々から崇められる程の高貴な存在。 従者であるクラウスは主であるタキを心から愛しているのに、その愛の深さ故に、いつもタキを傷つけてしまう。すれ違ってしまう不器用な二人が良い。 けれど二人とも互いを想う心は凄まじい程に深く、繋がり合っているのです。 主従関係っていいなぁー……。 ただ全体としての流れは、ゆっくりで関係も今一つ進…
ミドリ
OVAの前に読んでおこう!と読み始めたこのシリーズ…1巻でやられました。 ダメ、好きすぎるこの感じ! クラウスはもちろん痛いんだけど、タキが…!タキが痛すぎるよ! 「神」たる存在であるタキが、拷問された血まみれのクラウスを落ち着くまで抱いてあげてたり、息が止まった時に必死に人口呼吸してあげてたりと、タキはどんなことされてもクラウスのことは信頼しているんだな、大事なんだなって感じました。 一…
あまりお見かけしない「ルパン三世」ジャンル。 なんと稲荷家房之介が描いていたとは・・・ルパンが昔から大好きだった私は、ほほぅとニンマリしてしまった。 カップリング的にはルパン×次元だろうか。 そうとはハッキリと表現されていないので、あくまで憶測なんだけども。 また五右エ門はルパンに心酔しており、やや次元と距離を置いている雰囲気といったところか。 もちろん次元もルパンというカリスマに引き寄…
英田サキ 稲荷家房之介
はる
大切な人をうしない、再び恋をすることはないと償いのように都会から逃げてきた夏目。しかしたくましい地元の青年に出会い、無口で無骨だが毎日世話をやいてくれる年下の高津との出会いで、再び生きる喜びを感じるようになる。 そして、寂しげだったり何も欲しがらなかったりつかみ所のない夏目にいつしか引かれる高津。ストーリーの進行が夏目視点と高津視点で交互にすすむので、相手への想いが次第に深くなっていくのがわかっ…
むつこ
攻めと受け、両方の視点を入れ替えながら、物語は進みます。 お互いに少しずつ少しずつ惹かれていく過程が、英田サキさんの上手すぎる心理描写によって、繊細に描かれていました。 真っ直ぐな年下の青年が可愛くて可哀想。 こんな純朴な青年に、好きな人がセックスしようと下半身丸出しにしてる場面を見せつけるなんて、英田さん酷いです。 めちゃくちゃ感情移入したもんで、思いが通じたときには涙が出た。 いいお話をありが…
睦美
英田サキさんにハマってます。 英田サキさんの小説は、ワンシーンワンシーンが萌えたり切なかったりで、読んでるあいだずっと、心臓の一部がキュンってなりっぱなしになる。 ノンケの高津が少しずつ夏目に惹かれていく過程が可愛く、一途な告白に胸を打たれ、夏目に退けられて傷つく様子に涙。 経験豊富で大人な夏目のドジっぷりも可愛い。親父ウケはいいなァ。
おなじみ「百日の薔薇」の番外編である肉球編をまとめたもの。 本編よりはタキがクラウスにメロメロでラブラブなのが特徴か(笑) すぐにクラウスのつまらない嘘に騙されて、ぺろーんと服を剥かれてしまうタキが可愛くてオススメ! しかし少尉やら指揮戦車のムラクモによって、クラウスのセクハラはことごとく阻止される。 特にムラクモのタキへの懐きっぷりは、クラウスにとって脅威とも言えるかもだ。 にゃー…
稲荷家房之介いわく「暑かったのでエロです」とのことだが、その言葉通り表紙も裏表紙も中身も、全編にわたり肌色満載のエロな一冊。 しかしこの作者がただの裸祭りをするはずもなく、もちろんきっちりと最初から最後まで、芯となるテーマはぶれずに描かれている。 それははぐれたヒナ鳥が親鳥を呼ぶ生命の悲鳴。 外敵に見つかり襲われる危険性よりも、自分を救いあげてくれる可能性にかけた本能の叫び。 それを自…