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46/54(合計:536件)
稲荷家房之介
かにゃこ
ネタバレ
軍服。おやじ。陵辱。監禁。下克上。 シナリオとしてなにかを訴えたいというよりも 萌え設定をちりばめて1作描いた。 そんな印象を受けました。 お好きな方には、びたっ!とハマりそうな感じがしますけど。 私は設定よりもシナリオとしての完成度で読みたかったので 途中で小休止のギャグマンガが挿入されて気分が萎えました。 本編の陵辱にも愛があるしギャグ編にも愛ありきなのはわかるけど おもし…
愁堂れな 稲荷家房之介
雀影
全く身に覚えのないまま、突如本庁から所轄に左遷されてきた秋吉。 着任早々起こった発砲事件の現場に駆けつけると、そこにいた被害者は、青龍会という暴力団の若頭・神宮寺という美しい男だった。 そして、その神宮寺と名乗る男こそ、 夢に出てくる、 高校野球の応援団を一緒にやって ある日、急に消えてしまった、 あの男で、、、、 予想外の神宮寺泰隆との再会と、秋吉の左遷の謎が、殺人事件に絡んで…
谷崎泉 稲荷家房之介
茶鬼
この本は谷崎さんの初めてのファンタジーだそうで、また挿絵の稲荷屋さんも初めてのファンタジーということでお初づくしの本です。 ファンタジーというよりおとぎ話のような作品でしたが、どても夢にあふれていてフワフワした感じのするお話。 それがまた、稲荷屋さんの絵がとても素敵でぴったりマッチしていて絵本で読んでもいいかな、と思うくらいに文章も絵もよかったのです。 疾風(はやて)の国の第五王位継承権…
泉美アリナ 稲荷家房之介
たぬき
期待しないでいてよかったです。ストーリーもエロも退屈でした。 なんでみんな養子なの? 実の親子じゃいかんの?って感じで「なんで、そんな設定にする必要があるの?」ってのが幾つかあって、ごちゃごちゃした印象が強いです。 人物もあと数人削って、視線を二人に集中させたほうがすっきりするんじゃないのかなぁ。 あー、でもそうすると、文字数稼げないかぁw (意地悪) 脇役ふたり、関係をほのめかしてい…
沙野風結子 稲荷家房之介
satoki
学生時代、淡い恋心を抱いたベノール王国の第一王子、ナイルスに翻訳家として国に招かれた望。 しかし彼に与えられた役割は、蝶迷宮に軟禁されている第四王子ムスタファの伽人として彼を慰めることだった。 鬱屈し強引に迫ってくるムスタファに初め腹を立てる望だったが、時々見せる屈託のない表情には惹かれていく。 その頃国には第一王子と第四王子を対立させる不穏な動きがあって…… そういえばアラブもの初読…
水原とほる 稲荷家房之介
禁忌モノは異常な執着と依存によって成り立つのですが、変なところで”さすが、水原!”っていうくらいに尋常じゃありません。 多分、この兄弟に共感とか同情とか持てる人はあまりいないかと思います。 しかしながら、昼帯のドロドロ愛憎ドラマの如くの展開が、自分の嗜虐性を呼び起こしてしまったりもして、そんな萌えがあるのですよ。 両親の離婚によって無理矢理引き裂かれた兄弟が再会したとき、母に引き取られた…
3行であらすじを書けるような単純なストーリーではないので、そこはさくっと割愛。 クラウスとタキの関係を知り苦々しく思いつつも、黙して見守るオヤジ スグリ少尉が渋いっ!! 拷問で傷ついたクラウスを一晩中抱いていたタキ様に萌えっ クラウスが討たれたと知り「狂える花」となったタキ様に萌えっ クラウスを見つけたときの泣きそうなタキ様に萌えっ もう呼吸困難になるほどに萌え萌えです (*´Д`*)ハ…
OVAを先に見たので世界観がつかみやすかったかもしれません。 コミックスもOVAも同じような構成なんですが、一読しただけでは 時間の流れとか、クラウスとタキの気持ちとかがわかりづらいところがあります。 それでもやっぱり好きなのは何よりクラウスとタキが魅力的だからでしょう。 クラウスの狂犬っぷりはかっこいいし、タキの直衣姿はあでやかで、ひとコマひとコマが実に魅力的です。 本格的な濃いストーリ…
生野稜 稲荷家房之介
エミ
千年恋舞を読んでから読んだ方が断然にいいです。 斎は今度は大きな敵に遭遇して、仙になる決意をして、試練を受けるんです。 最初は九重丸や鎮に守られてばかりいた斎が、いつの間にか愛する人たちを守りたいと強くなるんです。そうですよね、愛するって可愛がられるだけじゃないですよね。 そして最後にああいうことになって、正真正銘の妻になるとは。ファンタジーだからできるすてきな最後のシーンでした。それにして…
この作家さんにはまって本を探しているうちに行き当たったものです。続きの本も面白かったのでそのうちレビューさせていただきますが、まずありきたりの設定でなかったのが、最高でした。輪廻転生した斎が、前世を思い出す課程で、自分の自我を引き裂かれて苦しむシーンが何とも壮絶で。過去の残酷なシーンよりも胸を打ちました。自分は誰だと問いかけながら、結局愛しいものが誰かを見つけたときに、斎に集約していくところが、胸…