稲荷家房之介さんのレビュー一覧

百日の薔薇 コミック

稲荷家房之介 

My Favorite!!

とにかく質の高い作品だと思います。
タキとクラウスの恋も、時に切なく、時に甘々、エロエロ、萌え萌え・・・
で、とってもいいんですが、
それを抜きにしてストーリー自体すごく面白いし、設定がしっかりしています。

一番すごいと思うのは、表情とかの描写がとても見事で、
物凄く細かい所にまで気を配って描かれているのがわかる所です。
たとえば、セリフも心理描写も何もないページで、ただ絵だけでし…

5

火曜日の狂夢 小説

夜光花  稲荷家房之介 

素敵な人に性別は関係ない

充と大智は互いに尊敬し、惹かれあってる感じがしました。楽器の上手い人って性別関係なく素敵だから、憧れが恋愛感情になっていくのもわかります。恋になる前ですが、大智の気持ちを知りつつ充はドライでした。奏者として尊敬し好意をもっている相手だから嫌悪感を抱かなっかったんじゃないのかな。

素人に楽器をかすと悪くなるというエピソードもリアルでした。自分の楽器は家族みたいなもの、触らせたくない気持ちとか共…

1

Rosa Alba コミック

稲荷家房之介 

耳が可愛いけれど、実はシリアスな番外編…

出る出ると言われながら、3巻のお預けが続いている「百日の薔薇」の、
(出して下さい~~っ!待ってます~~~っ!)
「耳のある方」(しっぽもあるよw)の同人誌です。
既刊の小冊子 Rosa Alba とRosa Alba II がまとまって、美しい表紙がつきました。
中身の鉛筆描きの絵も、相変わらず上手くていい味です。

舞台は、ルッケンヴァルデ、
クラウスわんこの飛行機部隊当時の同僚…

3

火曜日の狂夢 小説

夜光花  稲荷家房之介 

エンターテイメント★

まさにエンターテイメント!というのが読み終わっての感想です。
謎あり、ラブあり、ハラハラあり、笑いあり。こういうバランスって難しいと思うのでが、さすが夜光先生。

一応シリーズものですが、全て主人公が違う独立したお話なので、これから読み始めても全く問題なし。ただし、水曜→金曜→今作の火曜と読んだ方が、今作のラストでより感動というか、良かった良かった感が味わえる(前2作の主人公たちが出てくる)…

3

百日の薔薇(2) コミック

稲荷家房之介 

古今東西、萌えネタ満載!

秋のJガーデンの新刊のみ~じかい同人誌を読んでから、
タキとクラウスが頭の片隅から離れず、久しぶりに再読しました。
最初に読んだ時には(BLひよこ組の頃)、何じゃこりゃ?!と思ったものだけれど、
いや、やっぱり好きかも~。

前巻でのクラウスへのスパイ容疑の波紋も収まりきらないうちに、
同盟関係にあるはずのエウロテの列車が、許可なく中間地帯に侵入するという事件が起きる。
中間地帯は、…

9

ザイオンの小枝 コミック

稲荷家房之介 

コメディ要素がちょっと…

激しいエロスがみたくて購入。
確かに激しかった。激しかったけど……どうしてシリアスなものに水を指すようなコメディパロを付け加えてしまったのか……。(゚Д゚;)
ナチ、戦争、とテーマが重いのだからそのままの雰囲気を最後まで残してほしかったな…と思った作品。
やっぱり暗い作品だとパロで楽しんでるキャラが描きたくなるのでしょうか……
わかる気もしますが、今回はちょっとこらえてほしかったかも…スミ…

1

不在証明~アリバイ~ 小説

愁堂れな  稲荷家房之介 

サスペンスモノ。

 刑事の秋吉満は、警視庁捜査一課から突然、西多摩署への異動を命じられた。
 まさにそれは左遷としかいえないもので、身に覚えのない秋吉は疑問に思うが、そもそも出世にはそんなに興味がないため、新しい職場でも周囲に合わせてやっていけばいいか、と思っていたのだが。
 どうにもこうにも壁がある。
 当初は、所轄にありがちな本庁嫌いに対するものかと考えたのだけれど、それにしては壁が厚すぎる。

 そ…

1

ルッケンヴァルデの部屋で~断章~ コミック

稲荷家房之介 

絵だけで泣かせる

『百日の薔薇』の耳のない方のw番外編。
たった8ページの小冊子です。

雨音の響く中、窓から垣間見える寝台の上
クラウスとタキが裸で横たわっている。

ただそれだけで、セリフも殆どなく、ストーリーらしいストーリーもない。
グレーの紙に鉛筆書きの美しい絵(表紙はタキの軍服姿ですよ♪)、
垣間見える過去と心情。
まるで一編の詩のように、切なく心に迫ります。

しかし、稲荷家先生っ…

1

兎島 ~黒と白のうさぎ~ 小説

西野花  稲荷家房之介 

めずらしい設定

西野先生らしいお話でした。
筋書きは他の方々が書いて下さっているので、省かせてもらいます。

表紙を見たときは3Pなのかなぁ~と思ったのですがちょっと違いましたね。
表紙にあるように触手が出てきて、これと受けさん二人(白兎・黒兎)という、私としては初めて読んだプレイがありました。

淫夢なのか実際にしていたのか、あやふやになっていく白兎の感じがよかったです。
最後の種明かしで道郎がな…

3

兎島 ~黒と白のうさぎ~ 小説

西野花  稲荷家房之介 

淫乱祭り開催

この手のエロを書かせると何処までもエロ道走っているような作品に仕上げる作家さん。
多情多淫の神なんてものが出てくるファンタジー、小さな島が舞台の話なのですが、
神が残したと言われる触手での受け様同士の絡みがあれば、複数相手のプレイあり、
玩具があるかと思えば、主人公がフタナリ、それも突然変異で後発的にフタナリに
変化するメタモルフォーゼ、多情多淫の神である、肉の器であることを生まれた時から…

5
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