稲荷家房之介さんのレビュー一覧

火曜日の狂夢 小説

夜光花  稲荷家房之介 

最後までワクワク

タイムリープものの3作目。
個人的な好みは2作目「金曜日の凶夢」の方が上ですが、
これも、良かったです。

ライバル2人が昭和30年代に行きます。
何より、面白かったのは、大智です。
優等生風な大智と今風若者な充なので、
充が、「おりゃ~~」と大智を押せ押せしていく物語かと思わせて、
大智が充に片思いしており、大智がグイグイ押していきます。
優等生風な男が「も~押し倒したくなって…

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金曜日の凶夢 小説

夜光花  稲荷家房之介 

タイムリープ2作目

「水曜日の悪夢」のスピンオフです。
「水曜日の悪夢」もよくできたストーリーでしたが、
個人的には、こちらの2作目の方が好みでした。
何故タイムリープが起きたのか?ということに説明があるので、
納得しやすいと思います。

水曜日の悪夢でも出てきた紀ノ川と
何故か紀ノ川に執着する良麻のお話です。

良麻は、紀ノ川を監視するという任務のため、紀ノ川に近づきます。
紀ノ川が好きな和成の…

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水曜日の悪夢 小説

夜光花  稲荷家房之介 

やっと読めた!

音楽家ものということで気になっていたのですが、
SFのような設定と知り、苦手意識が最初にきてしまい、
気になりつつも、なかなか手にとることができませんでした。
しかし、なかなか楽しめました。
うまくできたお話だな~と感じました。

バイオリニストの夢を諦めた音楽講師、和成は、
生徒、真吾にたぐいまれなる才能を見つける。
真吾は母親を亡くしており、父親とはうまくいってない様子。
和…

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濡れゆく毒夜の隷 小説

バーバラ片桐  稲荷家房之介 

乳首攻めはこうでないとね

マトリの高飛車強気の受け様と組対に配属されて1年くらいの新人刑事との
組織間のライバル関係から始まり、受け様の麻薬に対する何か訳有の過去とそんな受け様に
始めから反感を持っていた攻め様だが同時にその美貌に目を奪われ、気にくわないから
気になると思い込んでいる攻め様がいつか受け様に囚われてしまうような話で、
刑事もののスリル感もありながら、作者お得意の陥没乳首エロも入っているストーリー。

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火曜日の狂夢 小説

夜光花  稲荷家房之介 

いい加減な時間管理局

1作目、2作目と同じ流れでしたが、今回は、現代から過去へ移動します。
それもカップルで(笑)
ふたりで過去にタイムスリップしてそこでもふたりはやはり音楽に生きる。
懐かしい昭和の匂い・・・若いふたりに接する人たちが優しいです。
古き良き時代を思い出します。
それにしても、時間管理局の細野さん、ドジ踏みすぎです。
あなた、そんなんでいいんですか?と突っ込みたくなりました。
私的には、金…

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金曜日の凶夢 小説

夜光花  稲荷家房之介 

謎が解ける

前作「水曜日の悪夢」のスピンオフ。
前作の主人公、新城和成の友人で変人バイオリニスト、紀ノ川滋と謎の少年、酒元良麻のお話。
この作品で前回、和成が体験した時間移動の謎が解けます。
このシリーズSFだったんですね(笑)
種明かししているせいでしょうか?前作より登場人物もストーリーもしっかりと出来上がっているような気がします。
気になるのは、良麻の妹。
どうなってしまったのかな~その点が心…

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水曜日の悪夢 小説

夜光花  稲荷家房之介 

なんとなく物足りない

夜光花さん、初読みです。
事故で将来を失ってしまった和成が才能ある高校生、真吾と出会ったところから始まる物語。
時間が行ったり来たりするちょっと不思議なお話でした。
絶望して目覚めると過去のある時点に戻っているので夢落ち?とも思いましたが、起こっていることが、夢と言うには生々しいのでタイムスリップと考えた方がいいのかも・・・。
大人の打算(笑)と純粋で真っ直ぐでそこしか見ない高校生、死して…

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濡れゆく毒夜の隷 小説

バーバラ片桐  稲荷家房之介 

今年度最初の陥没ちゃん

ここにも登場しました陥没ちゃん♪
バーバラ作品で稲荷屋絵なんて、なんて誘惑的なんでしょう。
題名が何か蝕手をイメージさせるヌメヌメしたイメージですが、現代モノで蝕手は登場しませんでした。

西新宿署組対の新米刑事・近衛がヤクの売人検挙の折に偶然出会ったのは、過去一度目を惹かれた麻薬取締捜査官の倉見。
麻取も追っていた物件だったために合同捜査することになります。
そこで下っ端の近衛が麻取…

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スサの神謡 小説

秋月こお  稲荷家房之介 

何度読んでも面白い古代ロマン・ファンタジー

古事記をベースにした作品、と聞くとちょっと難しそう…と引いてしまうかもしれません。私も買ってから読み始めるまで間が空きました。
ですが、読んでみた感想としては「歴史モノが好き、歴史小説を読むのが苦じゃない」という方なら全然違和感なく読めると思います。ただ時代が神話の時代っていうだけで、とても読みやすく描写されています。流石、秋月先生!
お話の難易度をもっと伝えやすくするなら…秋月先生ファン限定…

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百日の薔薇(2) コミック

稲荷家房之介 

タキ素敵すぎ

ラストで列車に弾丸ぶちこむタキ様
そして刀を手に飛び込むタキ様

かっこよすぎ素敵すぎです

エウロテのあのお姫様、不気味なんですけど・・・
次巻、待ち続けて(出るとのうわさから既に)約二年、
一番待ち望んでる話ではあるんですけど、
でも続き読むのがちょっと怖い・・・

雑誌で読む限りはまだそこまで怖いことは起きてないけど・・・

怖いけど待ちきれないよ~(>_<…

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