稲荷家房之介さんのレビュー一覧

百日の薔薇 コミック

稲荷家房之介 

美しく鮮烈な大河ロマン

掲載されていた『コミックアクア』が休刊になり、続編は?と心配していたところ、稲荷家先生から発表がありました。先生のHPのinfomation『百日の薔薇』について、と言うところに8月12日に追記があります。版権関係の手続きが終わってから、新たな掲載先を探すと書かれているので、手に入れやすい商業誌がいいですが、どんな形でもこの物語の最期を見届けたいと思っています。

領主であり師団長のタキ・レイ…

8

悪辣で優しい男 小説

火崎勇  稲荷家房之介 

酷い男、ぐるっと回って酷い男

リゾート会社に勤める同期である、営業部の不破と、経理部の斐川の恋模様です。

丸ごと1冊表題作です。
不破(攻め)は、色仕掛けで契約を取る「悪辣」な酷い男。だが、そんな入社以来ずっと斐川(受け)に片思いをしていた。好きだから嫌われたくないからと大切にしていたのに、斐川から好きだと言われて浮かれて強引に抱いてしまう。翌日から斐川に避けられて…という話です。

斐川に、自分が領収書を経費で落…

3

ザイオンの小枝 コミック

稲荷家房之介 

おじさん受け

ザイオンに出てくるおじさんたちは40近い?もしくは越えてる?唇の横にシワがあるから50か……。

まったく萌えれない訳じゃないけど、ストーリーもしっかりしてるし。
けど、これは苦手かな。絵は全体的には綺麗だけど受けの草臥れてる感が美しくない。
表紙の受けは美しく見えたのでちょっと騙された感がある……。唇の横のシワもないし……。

ショートギャグの肉球編がまず苦手とする部分です。戦争の時…

1

空の涙、獣の蜜 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

盛り沢山

プレイが盛り沢山でした。
老爺攻めに獣姦、輪姦、3Pなどなど。

老爺攻めにはマジか……愛もないのに可哀想過ぎる……と思いました。
その後、休む暇もなく廻されて……もっと酷い目に合うんですがね。

てっきり、珀焔と黛嵐がすぐ助けに来てくれると思ったんですがね。
そこまで、受けを酷い目に合わせるとは思ってなかったです。
受けであるソラも感じ過ぎちゃってボロボロでしたが。

どうせ…

2

空の涙、獣の蜜 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

商業的リミッターなし!

人身御供、神の贄として神来山へとやってきたソラ。
そこで二匹の神獣、白虎の珀焔と黒豹の黛嵐に出会い、無理矢理陵辱されてしまう。

二匹の神獣は贄の精を力の糧とし、ソラの精を受けた二匹は人の姿へ変化する。
人型で獣型で、片方ずつ時には両方に抱かれ、次第に抱かれることに喜びを感じるようになってしまったソラ。

優しい黛嵐、酷薄な珀焔。
贄としてではなく人としても扱ってくれる黛嵐に懐いてい…

4

百日の薔薇 コミック

稲荷家房之介 

世界観が凝ってます

軍人ものってバッドエンドになりかねないから連載中の作品ってついつい避けてしまいます。
軍服は好きだけどバッドエンドや死ネタは苦手なんですよね…(´・ω・`)
でもでも一巻を見つけて思わず買ってしまいました。
やっぱり絵が綺麗、そして世界観が凝ってる。
実は最初話が分かりづらかったアホな私がいます←
読み進めていくうちにすれ違いっぷりを理解してジタジタしました。

タキは領民にとって“…

5

百日の薔薇(2) コミック

稲荷家房之介 

肉球編可愛いーヾ(●´∇`●)ノ

お互いに大事にし合っているのに擦れ違う想いが切ない(´・ω・`)

クラウスー…タキのことを大好きで大事にしたいんだっていうのは分かるよ。
だからタキの体に一切触れないって決めたんだよね?
だがしかしひねたコメント吐かないの(#゚Д゚) ゴルァ!!
拷問で傷付いたクラウスを、自分が血で汚れてしまうことも気にしないで一晩中抱っこしているぐらいなんだからめちゃくちゃ特別扱いじゃないか。

2

陵辱と純情にゆれる獣 小説

秀香穂里  稲荷家房之介 

これはよかった

BLノベルであんまり星5つはつけないんですが、これはよかった。
体から始まる関係で、そのうち、というテンプレ展開ではあるのですが、まず何より二人の仕事上の関わりの描写が素晴らしい。

受けのディレクター直井が、攻めのクリエイター逢沢の作品を目にし、嫉妬するほど惚れ込んで、隠遁気味の逢沢を表舞台へひっぱりだそうとくどく。一方、色恋で口説くのは攻めの逢沢の方なんですね。
仕事上の熱意と、恋愛の…

2

兎島 ~黒と白のうさぎ~ 小説

西野花  稲荷家房之介 

なんとなく、昔のJuneってこんな感じだった?

今回初めて読んだふたなりものだけど、あまり進んで読みたいシチュエーションじゃないなって悟った。
ふたなりってどうも受けが男の子に見えなくなってしまうのよ…。
おまけに受け・白兔の意志とは関係なしに複数の島民との乱交ってのも…。

ただこの話、自分の好みから外れているのだけれど、バッサリと『趣味じゃない』と切り捨てられない惜しさもある。
閉鎖的な人間関係、奇妙な因習、官能的な絡み、ハッピー…

0

仙化恋情 小説

生野稜  稲荷家房之介 

あー、満足

【千年恋舞】の続編。
2冊並べて見ると、尋常じゃないくらい表紙が綺麗。
この表紙だけをずっと眺めてても、ちっとも飽きないくらい、細部まで描き込まれててホントに美しいです。
斎と九重丸は前回すっかり出来上がってますので、今回はラブラブ甘めのお話かな~と、暢気に構えてましたら、とんでもない展開になってびっくりしました。

人界と異界を股にかけた
スーパースペクタクルバトル

みたいな結…

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