稲荷家房之介さんのレビュー一覧

空の涙、獣の蜜 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

商業的リミッターなし!

人身御供、神の贄として神来山へとやってきたソラ。
そこで二匹の神獣、白虎の珀焔と黒豹の黛嵐に出会い、無理矢理陵辱されてしまう。

二匹の神獣は贄の精を力の糧とし、ソラの精を受けた二匹は人の姿へ変化する。
人型で獣型で、片方ずつ時には両方に抱かれ、次第に抱かれることに喜びを感じるようになってしまったソラ。

優しい黛嵐、酷薄な珀焔。
贄としてではなく人としても扱ってくれる黛嵐に懐いてい…

4

百日の薔薇 コミック

稲荷家房之介 

世界観が凝ってます

軍人ものってバッドエンドになりかねないから連載中の作品ってついつい避けてしまいます。
軍服は好きだけどバッドエンドや死ネタは苦手なんですよね…(´・ω・`)
でもでも一巻を見つけて思わず買ってしまいました。
やっぱり絵が綺麗、そして世界観が凝ってる。
実は最初話が分かりづらかったアホな私がいます←
読み進めていくうちにすれ違いっぷりを理解してジタジタしました。

タキは領民にとって“…

5

百日の薔薇(2) コミック

稲荷家房之介 

肉球編可愛いーヾ(●´∇`●)ノ

お互いに大事にし合っているのに擦れ違う想いが切ない(´・ω・`)

クラウスー…タキのことを大好きで大事にしたいんだっていうのは分かるよ。
だからタキの体に一切触れないって決めたんだよね?
だがしかしひねたコメント吐かないの(#゚Д゚) ゴルァ!!
拷問で傷付いたクラウスを、自分が血で汚れてしまうことも気にしないで一晩中抱っこしているぐらいなんだからめちゃくちゃ特別扱いじゃないか。

2

陵辱と純情にゆれる獣 小説

秀香穂里  稲荷家房之介 

これはよかった

BLノベルであんまり星5つはつけないんですが、これはよかった。
体から始まる関係で、そのうち、というテンプレ展開ではあるのですが、まず何より二人の仕事上の関わりの描写が素晴らしい。

受けのディレクター直井が、攻めのクリエイター逢沢の作品を目にし、嫉妬するほど惚れ込んで、隠遁気味の逢沢を表舞台へひっぱりだそうとくどく。一方、色恋で口説くのは攻めの逢沢の方なんですね。
仕事上の熱意と、恋愛の…

2

兎島 ~黒と白のうさぎ~ 小説

西野花  稲荷家房之介 

なんとなく、昔のJuneってこんな感じだった?

今回初めて読んだふたなりものだけど、あまり進んで読みたいシチュエーションじゃないなって悟った。
ふたなりってどうも受けが男の子に見えなくなってしまうのよ…。
おまけに受け・白兔の意志とは関係なしに複数の島民との乱交ってのも…。

ただこの話、自分の好みから外れているのだけれど、バッサリと『趣味じゃない』と切り捨てられない惜しさもある。
閉鎖的な人間関係、奇妙な因習、官能的な絡み、ハッピー…

0

仙化恋情 小説

生野稜  稲荷家房之介 

あー、満足

【千年恋舞】の続編。
2冊並べて見ると、尋常じゃないくらい表紙が綺麗。
この表紙だけをずっと眺めてても、ちっとも飽きないくらい、細部まで描き込まれててホントに美しいです。
斎と九重丸は前回すっかり出来上がってますので、今回はラブラブ甘めのお話かな~と、暢気に構えてましたら、とんでもない展開になってびっくりしました。

人界と異界を股にかけた
スーパースペクタクルバトル

みたいな結…

1

千年恋舞 小説

生野稜  稲荷家房之介 

話も絵も全部が美しい

この作品読み始めた時、完全に地雷踏んじゃったと思いました。
受の斎(いつき)が完全なショタだ……と、凹んだんですが、そんなこと思ってすみませんでした。もの凄く感動しました。

和風ファンタジー
呪術に結界、舞の世界

と、きらきらしく、ちょっと敬遠してしまいそうな設定なんですが、絵が猛烈に綺麗なので、話をかなり助けてます。
千年の時を超え、幾度も転生を繰り返し、古の約束を守る斎と九重…

1

空の涙、獣の蜜 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

人によっては地雷満載です

よくまぁ商業誌で出せたなと思うくらい、大好きなんであろう要素てんこ盛りな内容です。
薄い本の方を持ってて既読でしたが、書き下ろしがあるということで購入しました。
レーターさんも変更していて、非常に美しい表紙にまずは見惚れます。
どちらかといえば元が薄い本なので、エロに重点置かれてます。
いつもの緻密な心理描写を期待してると肩すかしくらうので、好きになってく過程とかそういうのはごにょごにょ……

4

百日の薔薇 コミック

稲荷家房之介 

読むタイミングが遅いなんて思わない。

ちるちるトップのトピック内で、この作品を知りました。
評価も高く、しかも軍服、戦場、美人受け、上下関係などなど大好物ばかりですぐに購入。

一巻が発売されたのが9年前ということで、当時の私の年齢は十代前半。当時はラブラブきゅんきゅんな少女漫画的なBLが好きだったので、今作に出会っていてもストーリーも何も深く考えずに読んでいた事でしょう。
そこから、9年経ちました。沢山のBL本を読みました。…

5

白百合の供物 小説

宮緒葵  稲荷家房之介 

軍基地に咲いた一輪の白百合

まず私の萌えどころとしては、むさい軍人たちの中にキラキラの神々しい姿の受け様が入り、軍人たちに心酔されるところです。

また、攻め様が褐色の肌に金髪緑の目、たくましい体の軍服姿なのに対し、受け様は白い肌に銀髪で可憐な容姿で司教様なとこ、しかも二人は幼馴染♪とか、どんだけ私好みなの(≧∇≦*)

設定だけでなくお話の方も、密偵やら双子の入れ替わりやらで飽きません。

稲荷屋さんのイラスト…

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