稲荷家房之介さんのレビュー一覧

花嫁は閨で惑う 小説

愁堂れな  稲荷家房之介 

俺は腑抜けになってしまう

『花嫁は閨で惑う』の続編。
めでたく結ばれた二人ですが…今回はそんな二人を引き裂く陰謀が…。

うーむ。
今回はみんながみんな『組』のため。
だからこれといってこの野郎!と憤る相手はいなかったのですが。
(唯一楠木組の組長サンが嫌みな野郎でしたが、扱いがヘナチョコなもんで印象に残らなかったw)

今回の一番盛り上がりを見せたシーンは、やはり神流サンが組のためを思い自分の気持ちを抑え…

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花嫁は夜に散る 小説

愁堂れな  稲荷家房之介 

花嫁?どこ?

ヤクザ受け、に惹かれて購入。
ヤクザらしくハッキリキッパリしている神流サンは素敵だし、軽いノリだけど超一途な関西弁ホストもいいキャラしていて、軽く読めちゃいました。
花嫁は出てこなかったけれど(笑)

しかしこれは萌えドコロが別れる作品かもしれません。
ヤクザは攻めよ!って方には合わないだろうし、もしくは受け側がそんなモン仕込んでるんだぁ…と若干引き気味になる方もいるかもしれません。

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愛しすぎる情熱 小説

英田サキ  稲荷家房之介 

田舎での恋

1冊丸ごと表題作です。
二人両方の目線で語られていくので、理解しやすいです。

証券アナリストだったけれど妻を亡くし疲れて田舎にひきこもった夏目(受け)が、田舎が地元の天文台勤務の男・高津(攻め)に出会い、恋人になる話です。

高津のイラストはがっつりガテン系の肉体派だったのですが、天文台で研究をしているので、少しはインテリっぽい雰囲気があっても良かったのかもと思います。今の高津もイイ男…

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ザイオンの小枝 コミック

稲荷家房之介 

とことん追求して欲しい

 『百日の薔薇』で大好きになった稲荷家先生。美しい軍服姿は当代随一だと思っています。
 
・『ザイオンの小枝』kapitel.1~3 『ザイオンの小枝』肉球編
 ユダヤ人青年のエリヤと、憐憫から彼を引き取った伯爵少将。伯爵がすべてだったエリヤと、エリヤに心を惹かれながらも、理性を保って接していた伯爵。伯爵の思いが見えないエリヤは、彼を監禁し・・。人種、戦争、迫害を背景に、エリヤの歪んだ愛情が…

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陵辱と純情にゆれる獣 小説

秀香穂里  稲荷家房之介 

読んでて攻めにメロメロになる

丸ごと1冊表題作です。作者様がお好きだという映像関係の話です。

良かったです。私はもともと仕事ものは大好きなのですが、仕事に絡みつつ恋愛面でも主役二人が近づいていく感情の動きがとても自然で感じ入りました。大人の男のプライドと、恋愛や欲望との揺れ動きがなんともツボでした。

作品は、直井の目線で進んでいきます。直井が好きだと告白して泣く場面では、うんうんと読みながら一緒に泣いたものです。

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百日の薔薇(2) コミック

稲荷家房之介 

薔薇の師団長は戦場の花

稲荷家先生のHPに続編について追記があったので、何度も読んだこの物語を、再読してレビューしています。

同盟国エウロテの王族列車が中立地帯に不法進入するという情報が入り、戦況が刻々と変化していく2巻。クラウスの家に伝わる我らが半身と呼ばれる花の香りのする人々と、置き去りにして来た約束。ヴォルフシュタット家の血に潜む運命。ライカンスロープと呼ばれたクラウスの過去とそれを知る男。そして亡命を願い出…

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百日の薔薇 コミック

稲荷家房之介 

美しく鮮烈な大河ロマン

掲載されていた『コミックアクア』が休刊になり、続編は?と心配していたところ、稲荷家先生から発表がありました。先生のHPのinfomation『百日の薔薇』について、と言うところに8月12日に追記があります。版権関係の手続きが終わってから、新たな掲載先を探すと書かれているので、手に入れやすい商業誌がいいですが、どんな形でもこの物語の最期を見届けたいと思っています。

領主であり師団長のタキ・レイ…

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悪辣で優しい男 小説

火崎勇  稲荷家房之介 

酷い男、ぐるっと回って酷い男

リゾート会社に勤める同期である、営業部の不破と、経理部の斐川の恋模様です。

丸ごと1冊表題作です。
不破(攻め)は、色仕掛けで契約を取る「悪辣」な酷い男。だが、そんな入社以来ずっと斐川(受け)に片思いをしていた。好きだから嫌われたくないからと大切にしていたのに、斐川から好きだと言われて浮かれて強引に抱いてしまう。翌日から斐川に避けられて…という話です。

斐川に、自分が領収書を経費で落…

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ザイオンの小枝 コミック

稲荷家房之介 

おじさん受け

ザイオンに出てくるおじさんたちは40近い?もしくは越えてる?唇の横にシワがあるから50か……。

まったく萌えれない訳じゃないけど、ストーリーもしっかりしてるし。
けど、これは苦手かな。絵は全体的には綺麗だけど受けの草臥れてる感が美しくない。
表紙の受けは美しく見えたのでちょっと騙された感がある……。唇の横のシワもないし……。

ショートギャグの肉球編がまず苦手とする部分です。戦争の時…

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空の涙、獣の蜜 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

盛り沢山

プレイが盛り沢山でした。
老爺攻めに獣姦、輪姦、3Pなどなど。

老爺攻めにはマジか……愛もないのに可哀想過ぎる……と思いました。
その後、休む暇もなく廻されて……もっと酷い目に合うんですがね。

てっきり、珀焔と黛嵐がすぐ助けに来てくれると思ったんですがね。
そこまで、受けを酷い目に合わせるとは思ってなかったです。
受けであるソラも感じ過ぎちゃってボロボロでしたが。

どうせ…

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