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稲荷家房之介
迷宮のリコリス
ネタバレ
掲載されていた雑誌の休刊により中断されていた『青の双翼』が「月刊漫画アクション」で『青の双翼〜Phantom of Dragon〜』(not BL)として再開された稲荷家先生。その他の連載やコミックスの作業終了後の2018年中に『百日の薔薇』の再開が出来ないかを交渉中とのこと。2018年・・・後3年ですか、うん、待てるよ。待ちますよ!2巻が発売されてからすでに8年。順調に再開されたとしてもコミッ…
橘かおる 稲荷家房之介
snowblack
秋は紅葉、艶やかな表紙。 稲荷家さんの表紙につい惹かれて購入した一冊。 千年の昔、人魚の肉を食べてしまったがために不老不死となり どんな病をも治せる体液の持ち主となった芳典。 時は流れ、ある日末期ガンに冒された柾木と出会う…… この柾木は、かつて愛し合った義憲の血筋で 一目見た瞬間に息が止まるほどにそっくりなのだが、 彼が拒む治療を強引に施したことから憎まれ 拉致監禁され…
出る出るといって、待ち続けたまま数年…… 『百日の薔薇』の3,4巻は、結局コミックアクアの廃刊により 一旦白紙になった状態で原稿が作者に戻ることになったようだ。 折角加筆修正を進めていた原稿なのでと、今回筆者が同人誌として刊行。 J庭でも一際長い列ができていて、人気のほどがうかがえる。 今後も少しずつ出していきたいとの作者の弁、 続きが読めるのは本当に嬉しいのだが、 できることな…
愁堂れな 稲荷家房之介
gamis
『花嫁は閨で惑う』の続編。 めでたく結ばれた二人ですが…今回はそんな二人を引き裂く陰謀が…。 うーむ。 今回はみんながみんな『組』のため。 だからこれといってこの野郎!と憤る相手はいなかったのですが。 (唯一楠木組の組長サンが嫌みな野郎でしたが、扱いがヘナチョコなもんで印象に残らなかったw) 今回の一番盛り上がりを見せたシーンは、やはり神流サンが組のためを思い自分の気持ちを抑え…
ヤクザ受け、に惹かれて購入。 ヤクザらしくハッキリキッパリしている神流サンは素敵だし、軽いノリだけど超一途な関西弁ホストもいいキャラしていて、軽く読めちゃいました。 花嫁は出てこなかったけれど(笑) しかしこれは萌えドコロが別れる作品かもしれません。 ヤクザは攻めよ!って方には合わないだろうし、もしくは受け側がそんなモン仕込んでるんだぁ…と若干引き気味になる方もいるかもしれません。 …
英田サキ 稲荷家房之介
M+M
1冊丸ごと表題作です。 二人両方の目線で語られていくので、理解しやすいです。 証券アナリストだったけれど妻を亡くし疲れて田舎にひきこもった夏目(受け)が、田舎が地元の天文台勤務の男・高津(攻め)に出会い、恋人になる話です。 高津のイラストはがっつりガテン系の肉体派だったのですが、天文台で研究をしているので、少しはインテリっぽい雰囲気があっても良かったのかもと思います。今の高津もイイ男…
『百日の薔薇』で大好きになった稲荷家先生。美しい軍服姿は当代随一だと思っています。 ・『ザイオンの小枝』kapitel.1~3 『ザイオンの小枝』肉球編 ユダヤ人青年のエリヤと、憐憫から彼を引き取った伯爵少将。伯爵がすべてだったエリヤと、エリヤに心を惹かれながらも、理性を保って接していた伯爵。伯爵の思いが見えないエリヤは、彼を監禁し・・。人種、戦争、迫害を背景に、エリヤの歪んだ愛情が…
秀香穂里 稲荷家房之介
丸ごと1冊表題作です。作者様がお好きだという映像関係の話です。 良かったです。私はもともと仕事ものは大好きなのですが、仕事に絡みつつ恋愛面でも主役二人が近づいていく感情の動きがとても自然で感じ入りました。大人の男のプライドと、恋愛や欲望との揺れ動きがなんともツボでした。 作品は、直井の目線で進んでいきます。直井が好きだと告白して泣く場面では、うんうんと読みながら一緒に泣いたものです。 …
稲荷家先生のHPに続編について追記があったので、何度も読んだこの物語を、再読してレビューしています。 同盟国エウロテの王族列車が中立地帯に不法進入するという情報が入り、戦況が刻々と変化していく2巻。クラウスの家に伝わる我らが半身と呼ばれる花の香りのする人々と、置き去りにして来た約束。ヴォルフシュタット家の血に潜む運命。ライカンスロープと呼ばれたクラウスの過去とそれを知る男。そして亡命を願い出…
掲載されていた『コミックアクア』が休刊になり、続編は?と心配していたところ、稲荷家先生から発表がありました。先生のHPのinfomation『百日の薔薇』について、と言うところに8月12日に追記があります。版権関係の手続きが終わってから、新たな掲載先を探すと書かれているので、手に入れやすい商業誌がいいですが、どんな形でもこの物語の最期を見届けたいと思っています。 領主であり師団長のタキ・レイ…