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六青みつみ 稲荷家房之介
kurinn
ネタバレ
新書3冊分のボリュームで読み終わるまで丸一日かかりました。 モブ姦がありますが余りにも酷すぎてシオン(エリュシオン)の意識が飛んでいるので、大まかな描写に終始していたので私は平気でした。 王太子時代のシオンは性格が悪く傲慢ですが、すぐに可哀想になって嫌なキャラには思えなくなりました。 むしろ頑ななグレイルに、素直になれば良いのにとヤキモキしながら読みました。無口で不器用にも程があります。…
あーちゃん2016
六青先生、お久しぶりの新刊。「ある人の半生」という大河ドラマを、この何センチかの中にぎゅぎゅって詰め込まれているような本です(要は濃いと感じている)。悩みましたが萌2にしました。本編400P弱、驚愕の二段組。読んでも読んでも読み終わらない、そして読み終わってもまた読み返してしまう、スルメみたいに何回でも読める本です。以下長文すいません。(けずれない) ありとあらゆる美の要素を集めて作られたよ…
「偽りの王子と黒鋼の騎士」をAmasonさんで購入した場合にいただける本編後日談。二人で旅にでて丸三年たった後のお話です。 すんごい人生を旅したような本編でちょっとぐったりした感もあったため、げろ甘を期待しましたが、本編終盤同様、しっとり切なくしっとり甘い感じのお話になっていました。 内容としては、SSタイトルからお分かりになるように、お誕生日に何をプレゼントするか。といった感じのお話です…
ぴれーね
Amazonで購入すると貰える、特典SSです。 ロッドバルトを追放されたグレイルが、シオンと旅をする中で、誕生日のプレゼントについて思いを馳せるお話です。 私個人の感想ですけど、これは本編に入ってた方がいいエピソードの気がするんですよね。 本編でですが、グレイルの下僕になったシオンが、グレイルに髪紐を贈ると言うエピソードがありまして。 グレイルに似合う髪紐を見つけたシオンがですね、…
傲慢で無知な愚かな王子。 願いが叶うという魔法の水鏡に、唯一手に入らない護衛騎士の愛と忠誠を願うと、翌日から世界は一変してー。 と言う、主人公成長ものになります。 六青ファンには想定内だと思うんですけど、始まりから約1/3、およそ文庫1冊分くらいはですね、もうめちゃくちゃ痛いし苦しいです。 主人公・シオン(リュシオン)が偽王子として追放の憂き目にあう事から始まり、ならず者達に捕まっての…
peco9o9
最初に: 痛くて切なく苦しく萌える作品を読みたい人はぜひ手に取ってほしい作品。 護衛騎士 x プリンス ある目的でローレンシア王国にいる北の大国ロッドバルトから来た護衛騎士 x ローレンシア王国の傲慢無知なプリンス 先に書いておくが、モブの強姦・陵辱2回ありなので、苦手な人は注意。 ただし、六青先生のファンは予想の範囲だろう。 事実私はそれも含め先生の作品のファンだから、今…
かわい有美子 稲荷家房之介
カラフル
戦争空軍パイロットものでしたが、ストーリーも練られているし、戦況や軍の内情などの描き方もしっかりしていて、リアリティーがあるので安心して物語に没入できました。戦闘機での戦闘シーンも生死をかけた闘いに引き込まれました。 まるでおとぎの国の王子さながらに全てを持って生まれた空軍パイロットエーリッヒに過酷な運命が待ち受けていて、かなり衝撃を受けました。まさかの◯◯設定とは…。それでも…
夜光花 稲荷家房之介
しろたん9610
前作の「金曜日~」がとてもよかったので、すぐ本作を読みました。こちらもよかった……。 冒頭は、何度もループして自分の死を経験するという、怖いシーンの連続。それを回避するために充がとったある行動で、大智を道連れにする形で、一緒に過去の世界へタイムリープ。 そこは昭和30年代の世界で、なにも宛てのない中、音楽でどうにか生きていこうとする二人。そこで関わり合いになる人々は、人情味のある温かないい人達…
「水曜日の悪夢」のリンク作、ということですが、これ単品では正直「?」って部分があるかも。 「水曜日~」の受けである新城がキーパーソンになっているし、なぜ良麻がタイムリープして紀ノ川の元に来たのか、という理由が、前作の結末ありきの話なので。 紀ノ川の新城に対する、友情とも恋愛ともつかない想いや、最も尊敬するバイオリニストでありながら、ライバルでもあるような複雑な関係が非常にツボだった。 紀…
バーバラ片桐 稲荷家房之介
ましゅ
有能執事と不幸な少年ご主人様。 これといった新鮮、この作品、このキャラらしさが特になく… 良い所といえばとても読みやすかったというのが感想です。 飼い殺しにされてきた受けという設定だけにホイホイされて読んだのですが、ズキズキくる深い描写もなく… 不幸な生い立ちですが、攻めに惹かれている部分に重きを置かれていて、ちょっと胃もたれ気味でした。 真相を告げる部分がどうにも説…