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2/10(合計:98件)
水瀬結月 一馬友巳
maruchan
シリーズの前の巻から続いていた謎が解ける解決編の本作。今回の舞台の中心は中国へ。 謎そのものは、リアリティのあるミステリーというよりはファンタジー要素が強いような感じでしたが、このシリーズの世界ではそういうものの方がおさまりが良いのかもしれませんね。 ともかく、今回の謎解きを通して主人公カップルふたりの結びつきと、「互いに信頼し合う」という関係性がより強固になりました。 前作で、凌さ…
このお家、いったいどんだけ秘宝的な謎があるんでしょうね? なんて気もしますが、今回は家宝「黒劉」の謎を解くことになります。今回の謎は、今までのミッションとは比較にならないほどの大きなもので一族の深い部分にも関わってくるもののよう。 今まで、塔眞家の息子のパートナーでありながら、表向きはサラリーマンの骨董商という立場を取っていた凌さんですが、今回のミッションに真剣に取り組むために会社を辞める…
ネタバレ
主な舞台をパリに移してのシリーズ4作め。会社を通した謎の依頼で凌さんはセレブ向けオークションに参加することになります。凌さんの勤務先は(上の上で塔眞家が絡んでるからとはいえ)ゆとりがあるなぁ。羨ましい会社だなぁ(脱線…)。 しかし、「上流階級向けのオークションなんて参加経験がないからよくわからない。自分がオークションにかけられそうになったことならあるけど…」というつぶやきには思わず苦笑。 …
脇キャラに焦点が当てられたり、新キャラが登場したりシリーズの調子が良く、まだまだ膨らませますよ! と意気込んでいる感にあふれている3作目です。 主人公カップルは安定の甘々ぶりですが、貴砺さんの側近としてクールに控えていた王さんにも秘めたストーリーが…という展開です。(恋人の存在も発覚) …そしてまた骨董がらみの謎解きへ。 凌さんは、最初は「顔立ちはきれいだけど、地味で印象に残らな…
前作で超金持ち・塔眞家の花嫁? 伴侶? となった凌さん。あ、そういえばまだサラリーマン(骨董商)だったんだ! と思い出させるシリーズ2作目です。とはいえ、仕事上で出会った人も謎も結局、塔眞家に関わる謎解き話となっていくのですが。 そんなあれこれを絡めながら二人が愛を深めます。貴砺さんの独占欲と凌さんの「愛があるからこそ、頼り切るのではなく、自立した人間でいたい」という思いのせめぎ合いが今回の…
BL…というかいわゆるハーレクイン系?にありそうな要素を詰め込みまくりました! といった趣のエンターテインメントBLノベルです。 超大金持ち、香港裏社会、一族の謎、超常現象も起きる運命の花嫁、骨董…。あ、監禁と陵辱も。 軽くミステリー仕立てになっていて、最悪な状況からはじまったふたりの関係は、いつしか愛に変わっていく…のですが、その感情ストックホルム・シンドロームなんじゃない? 大丈夫? …
結城瑛朱 一馬友巳
bonny
結城先生、初めて読みました。 スランプ中のミステリ作家と、担当編集者の「恋愛ごっこ」から始まる初恋モノです。ひとえにキャラかと思います、好き嫌いを決めるのは。個人的には受けにも攻めにも、…というか二人の関係性自体、あまり萌えられなかったかな。 愛人(まなと。以下、マナ)は書くことが好きで、創作行為においては才能を発揮するけれども、日常生活はまるでダメなタイプ。喋る内容も拙く幼い。取り柄…
妃川螢 一馬友巳
M+M
「この愛、売ります」の続編です。 シリーズや続編でも、単独で読んでも構わない作品もありますが、この本は前作を読んでいる方が良いです。2冊続けて読むのがお勧めです。 「愛人」と「恋人」の違いについてのこだわりや過去の境遇は前作を読んでいないとついていけないと思います。 哉都(受け)と汐崎(攻め)の両方の視点でストーリーが進んでいきますので、心情が分かりやすいです。 内容はまさしくバカップ…
月渚
ただのすれ違いならいいのですが、こちらはひとつの誤解が更なる誤解を招くタイプの話です。 なんかもう攻めの汐崎がいやなタイプで前半は彼にイライラさせられていました。冒頭の哉斗の話も聞かないで「そうだろう」「こうだろう」と決めつけて一方的に責め立てるシーンは正直かなろイラッとしました。 それが二人だけの問題ならまだしも、兄夫婦も巻き込んだ話なのだから呆れます。 見たまま決めつけるんじゃなくてもう…
gamis
前回にてようやくまとまった二人ですが。 今回も些細なことでケンカしてます。いや、本人らにとったら些細じゃないのか。 かつての哉都のオーナーの出現で、汐崎はかなりヤキモキしてしまうのですが、哉都は過去とばかりに全く気にしていません。 この哉都と汐崎の温度差がこじれる原因なのですが…どっちもどっち。 汐崎が哉都の過去にヤキモチを妬く気持ち、よく分かります。自分が最初契約を結んでしまっている…