一馬友巳さんのレビュー一覧

探偵は摩天楼で恋をする 小説

水上ルイ  一馬友巳 

事件よりもゴージャスありき

紙・2008年刊の電子書籍版は挿絵なし。
仕事疲れが酷かった時に、とにかく読み易さ重視で選んだのがこの一冊。
登場人物は全員美形、隅から隅までゴージャス、ハッピーエンド至上主義ってのは水上さん作品では既にお馴染みだ。
久々に読んだ『あの子(受け)なら完璧な攻め氏のお相手でも許せちゃう』って台詞や自家用ヘリ、リムジンがささっと出てくる状況はまぁいいとして…

アメリカでの留学生活を心配して…

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有栖川家の花嫁 小説

雪代鞠絵  一馬友巳 

花嫁

やはり少年は犯されてなんぼだと思うわけですよ((ノェ`*)っ))タシタシ
19歳が少年かといえばギリギリオーバーな気はしますが
表現が少年くさければセーフととらえる。もこデス。
最近のBLはわりと甘めの作品が多いのですが
この時期、この作家さんの作品は
至極ひどく少年が犯されてしまうのです。
少々暴力的に、薬なんかつかて淫らに!!
毎日の夜のお勤めでけだるいなんて、なんて素敵w

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花嫁は緋色に囚われる 小説

水瀬結月  一馬友巳 

凌ちゃんがいい子すぎる…(´;ω;`)

何度も読み返してますwその位入り込んでますw受けの凌ちゃんが本当にいい子です。優しく、思いやりの溢れた、でもとても強い意志を持つ肝が据わった子です。そして何より綺麗で可愛いです。文章から凌ちゃんの色気と可愛さがひしひしと伝わってきます。絵もすごく素敵です。ぜひ読んで欲しいです。

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同居人はケダモノ!? 小説

火崎勇  一馬友巳 

う~ん…

あらすじを読まずにタイトルの印象だけで読み始めました。
同居モノは割と好きなので期待していたのですが…恋愛面のストーリーは王道の範囲かなと印象でしたが、受け様の行動に色々無理があったかなと思いました。

受け様が天然なので、それを強調するためなのかもしれませんが…。
主人公2人が
全くの赤の他人ではないという事と同居ということで、もう少し甘いものを期待していたのですが、そこは完全に予想が…

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レタスの王子様 小説

名倉和希  一馬友巳 

一難去ってまた一難。二人に平穏を!

一難去ってまた一難ですね。

天然ですぐ顔に出て超偏食で体の弱い美形の章生と、7つ年下で元ラガーマンでコックなダーリン嫉妬深い伸哉のカップルです。

「レタスの王子様」
では二人が恋人になり同棲し伸哉が毎日章生にお弁当を作ってくれるのが超偏食の章生にとってものすごくストレスなお話です。

伸哉が大好きでこんな恋人は2度と現れない絶対に別れたくない章生。伸哉のお弁当が食べられないこと、…

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この愛、買います 小説

妃川螢  一馬友巳 

前作が面白かったので期待していたのですが

合いませんでした。残念。
受けは受けでちゃんと攻めが好きだし必死でもあるのですが
恋人としてはあんまり誠実ではないと思いました
ジゴロだったのは過去の事だったといっても
元オーナーに二人きりで会うわ、
酒に酔って会ったばかりの男と一夜を過ごした(ただし何もなし)事を黙ってるわ、逆切れするわ、
攻めと喧嘩してセックスを『おあずけ』なんて言うわ
(受けが攻めに許してる、与えてるような言い…

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紅蓮の華 小説

あすま理彩  一馬友巳 

長い責め苦シーン…

ちるちるさんで裏社会ものを探していて、見つけた作品です。
表紙のいかにも極道というイラストと絵柄が割と好みかなと思い手に取ったのですが…。
序盤の展開は興味のあるものだったのですが、その後の展開がほぼHシーンで終わったのが私には物足りなかったです。
主人公2人が出会ってすぐの頃のお話からいきなり6年後に飛んで、その6年後からがメインなのですが、その年月の間に2人の関係がすっかり変わっています…

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駄犬は愛を求める 小説

鳩村衣杏  一馬友巳 

オレのヒーロー

中編2編収録。

「僕の味方」
主人公はレンタルビデオ店の店長・矢野巽、ゲイ。
ある日「泣ける映画・感動映画」を探しに来たオーラのある美男・ナルセユウキと出会う。
ユウキは実はヒーローもののTV番組に出ている若手イケメン俳優の「成瀬裕城」で、巽が薦めたビデオが面白かったらしく、巽が自由に選んだ映画を借りたい、友達になりたい、と話を進め、それから3週間、メールも頻繁に交わしてついに裕城の家…

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花嫁は深紅に愛される 小説

水瀬結月  一馬友巳 

結局、塔眞家って何なんだろう?

シリーズ第一部の完結編だそうです。
前作までに解かれた一族の謎をもって、産まれてきた双子の命を守ろうとする…のが本筋。それにしても超常現象を秘めた宝石と伝説がたくさんある一族ですね。シリーズを通して裏社会にもパイプがあり、世界的にも名高い超名門一族として描かれる塔眞家ですが、実態はなんとなく…で具体的にはどんな歴史を持って何をしているのがよくわからないまま納得させられたような気もします。「なんか…

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花嫁は遊色に魅せられる 小説

水瀬結月  一馬友巳 

あー…、花嫁ね。

前作で大いなる一族の謎が解け、ほっと一息という感じの番外編的な1冊です。

ミステリートレインに乗りながら、ゲーム感覚で謎解きをして…という流れなのですが、まぁ途中で読者にはだいたいの真相が想像つきますよね。終盤まで分かっていなかったのは主人公の凌さんくらいのもので。

それにしても、豪勢かつ大掛かりにふたりのイチャラブが展開しています。胸焼けしそうなくらい甘々。…これはもうリアリティを求…

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