倉橋蝶子さんのレビュー一覧

やさしくない悪魔 小説

倉橋蝶子  坂井朱生 

悪魔と天使と

表題作の長編で、倫弥(受け)の視点でストーリーは進みます。
表題作「やさしくない悪魔」は晩秋から晦日までの話なのですが、あとがきにおまけショートがあり、そちらはお正月の出来事になります。

祖母・小夜の遺した家と料理屋を守る倫弥の元に、天使・カレンと悪魔・リアム(攻め)がやってくるというファンタジーです。

リアムもカレンも小夜大好きで人間っぽいですし、舞台も日本なのでファンタジー系が苦…

0

視線の先の甘い罠 コミック

倉橋蝶子 

絵が綺麗でした

面食いで男運の悪いゲイ・智(受け)は、やけ酒で具合が悪くなったところに行き合わせたイケメンサラリーマン・泰鷹(攻め)に介抱される。後日、清掃に入っている会社で泰鷹に再会したが、智がゲイであることを知った泰鷹は「バラされたくなければ自分の恋人になれ」と脅してくる。イケメン好きのせいでこれまでに痛い目を見てきた智は、相手の本意がわからず戸惑うが…。


絵は綺麗でしたが、いろいろあっさりな話でし…

4

運命は隣の部屋から コミック

倉橋蝶子 

面倒見のいい先輩どまり?

会社の後輩×先輩という組み合わせ。イケメンで社内のアイドル・折笠とゲイであることを隠して人付き合いを避ける河田は間逆の性格ですが、家がお隣同士。
料理も掃除もできない折笠の面倒を見ているうちに、河田は彼に恋をしてしまうのですが、折笠はノンケのため、適当な相手と遊び続けます。

河田が仕事ができて男らしく・俺様でツンデレ、一方の折笠は素直で可愛い系ですので一見受け攻めが逆?と勘違いしそうになっ…

1

となりの住人 コミック

倉橋蝶子 

久しぶりに楽しめる王道作品が読めました

初めて読む作家さん。
短編の多くが、カッコイイ攻めっぽい攻めと、つい構ってしまいたくなるような受けっぽい受けというスタンダードな属性を持ちながらも、作家さんなりのオリジナリティが多少を感じられるような部分があり、そこそこ楽しんで読めました!
ここで言うスタンダードとは、「一般的な攻めキャラとは?」と聞かれて真っ先に想像するような年上でカッコイイ頼りになりそうな攻めなどのことです。(つまりヘタレ…

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となりの住人 コミック

倉橋蝶子 

眼鏡に白衣は萌え対象

白衣の似合う眼鏡保健医の攻め様と両親の転勤で一人暮らしをしながら高校へ
通うようになった受け様とのお隣さんから恋人になるまでの甘いお話。
攻め様の設定は断然好みど真ん中なのですが、かなりお優しい保健医様なので
鬼畜攻め好きな私にはぬるめかも知れないが、それはさておいても良かったですよ。

偶然お隣同士になった生徒と先生、初めは先生が隣だとウザいなんて思っていた受け様。
でも、引っ越し当…

2

やさしくない悪魔 小説

倉橋蝶子  坂井朱生 

生きるためには悪魔とH?

祖母の遺言で祖母の残した小料理屋を続けることと
祖母に二人の男性が訪ねてきたら好きなだけ滞在させる
ように言い残し亡くなった祖母の家で一人暮らす受け様。
受け様は最近不運に見舞われるようになり現在も熱のせいで
朦朧としている時に訪問者が現れるその男は闇の中にいる
ような黒のイメージで唖然とその攻め様を見つめていると
突然首を絞められるように押され殺されるのかと思ってると
不可解な言葉…

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