すももさんのレビュー一覧

嫌煙家のテーブル コミック

すもも 

噛み締める

煙草もの、リバに惹かれて読みました。

どっちの要素も表題作のみで、リバも他のお話挟んで最後の書き下ろしでサクッとリバるので、リバに至る過程をもだもだ読みたかったな…という気持ちもあるけど、サクッと受け入れるのも、上になったけどタジタジなのも面白かったんですけど!!

表題作は恋を仕掛けるかけひき、他作は恋を自覚する、これから恋になる?と、想いが通じてハッピーは控えめ、ちょっと気持ちの移り…

0

嫌煙家のテーブル コミック

すもも 

シェフ設定≠食べ物が出てくる割合

絶対においしそうな食べ物がたくさん出て来るはずだ!という確信のもと購入。
好きなものは後に取っておく派なので、一緒に買った「恋ひぞ暮らしし雨の降る日を」を先に読みました。その完成度の高さに期待度がますます上がる。
いざ、いただきます!というくらいの勢いで読み始めました。

うーむ。

最初に出てきたキャベツとアンチョビのペペロンチーノはおいしそうでした。
だけどそれ以降に出てくる食べ…

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恋ひぞ暮らしし雨の降る日を コミック

すもも 

叙情的な言葉選びが秀逸

食べ物が好き過ぎて、仕方ありません。
食べ物の気配がぷんぷんする「嫌煙家のテーブル」を購入しようと思ったときに、一緒に購入したこちら。
素晴らしかった…。
表題作も良かったのですが、同時収録も素晴らしかったです。

表題作+続編+描き下ろしに短編が3つ収録されています。
表題作は雨の日になるとやってくる大学の同級生・山吹と、ゲイゆえに孤独を選んだ大学生・八潮の話です。
最初に出てくる…

1

嫌煙家のテーブル コミック

すもも 

男が男を可愛いと思う時。

エロよりも心の動きを描くのに長けていらっしゃるのでエロ重視の方にはオススメしませんが、作風が好きな作家さまです。今も創作活動されているんだろうか。

短編ばかりを集めた作品集。後に出された『恋ひぞ暮らしし雨の降る日を』もよかったです。

どの作品もメインカプの心の距離間や関係性、その詰め方が嫌味がなく巧みなんですよね。ラブに至るまでの心理に萌えるので、そこに焦点をあてて描かれている作品に出…

2

嫌煙家のテーブル コミック

すもも 

表紙に籠絡された!

タバコを吸う男と、コックコート姿のシェフがテーブルに横たわり、頬を寄せ合う表紙絵。
タロットカードを連想させる意味ありげな構図と、ビタミンカラーを効かせた食欲をそそる色遣い! この表紙の吸引力は凄いです。
すももさんの最新刊(同じく東京漫画社)を読む予定が、思わず2冊まとめ買い。

表題作は、チェインスモーカーの雑誌ライター・津川(表紙絵下)×シェフの梅田(表紙絵上)。(描き下ろしでリバあ…

5

恋ひぞ暮らしし雨の降る日を コミック

すもも 

言葉のセンス、きらり。

「夜半に誰か来て、その日は雨が降った。」
というモノローグで始まる表題作。
コマの流れでは「雨の日の夜半、誰か来た」なんだけど、敢えてのひとひねり。
マンガ・小説を問わず言葉で遊んだ作品は好きなので、入り口でたやすく惹き込まれました。

主人公は、同性愛者だということを自覚し、一生独りと覚悟している八潮(結婚式場でバイトする大学生 表紙絵左)。
雨の日になると八潮の部屋に押しかけてくる…

6

恋ひぞ暮らしし雨の降る日を コミック

すもも 

虚しさの中で

「人、世間の愛欲の中に在りて、独り生れ、独り死す」
(浄土真宗の経典『仏説無量寿経』の一節)

表題作の冒頭に出てくるこの言葉が、本書全体のテーマのように思います。

人は世間の情の中で生きていくが、結局は一人で生まれ、一人で死んでいく。

セクマイの孤独、大学生のモラトリアム、家族の離散…。
世間と付き合いながら誰もがふと感じるような、ほんの少しの人生への不安、寂しさ。
ほのぼ…

10

嫌煙家のテーブル コミック

すもも 

『究極のほだされ愛』と思える短編が読めます。

表紙だとわかりにくいですが、中の絵はもう少し個性的でクセがあるので、好みがわかれるかもしれません。
個人的に目の描き方がちょっと苦手だったので、どのキャラもあまり魅力的に写らなかったのが残念です。
あと、コマによってキャラの描き方がブレたり、キャラの描き分けがやや曖昧なので、ちょっと読みにくかった…

短編の作品にによって好みが分かれたので一概には言えませんが…
ひきだしを沢山持っていて…

3

2013 Summer Fair プレミアム小冊子 グッズ

ちょっと地味めだけど☆

東京漫画社の夏フェアの小冊子。
4名の作家さんによる、4ページずつの描き下ろし漫画が読めました。


■館野とお子「好いたレベルはどれくらい」より『こんなふうに続いてます』
なんだかんだあって付き合うことになったふたりは、
一郎さんの仕事の後にデートを。
弓彦くんは気持ちが高まっているようだけど、一郎さんは普通で前と全然変わらないw
デートらしいことを…と弓彦くんが手をつなぐと、一…

5

嫌煙家のテーブル コミック

すもも 

全体的に淡々とした日常を描いた作品

全6編からなる短編集でした。
全体的に淡々とした日常の中での出来事を描いている作品が多かったです。
また、Hの表現もかなり淡白でした。
表題作の「嫌煙家のテーブル」はHの表現がありますが、(更に、最後の書きおろしにてリバあり)、それ以外の作品ではHシーンは無かったです。
絡みがないと満足できない方にはお勧め出来ないかも。逆に濃いH表現が苦手な方には向いているかもしれません。

体のパー…

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