嵩梨ナオトさんのレビュー一覧

宵巫女の愛舞 小説

藍生有  嵩梨ナオト 

神職について違和感なく

花丸ブラックではありますが、そこまでエロモード全開とは感じなかったですね。(腐ってますね・汗)
藍生さんの作品は『ショコラティエの恋の味』しか読んだことがないためまだ傾向がイマイチ掴めませんが、本来複数だとかが多い作家さんなのかな?

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受けの久則は、自動車メーカーのサラリーマンで28歳。
離島出身で、海の守り神を祀る神社の長男であり神職資格も有…

0

鬼の涙が花だとしたら 小説

夏乃穂足  嵩梨ナオト 

種族を越えた愛の行方は

鬼、獣人、鬼人族の隠れ里、その他諸々と心躍る異世界ファンタジーを心行く迄堪能できる作品。
心躍るだけでなく、隻眼、触手、自己犠牲的献身による深い愛情、抗えない初恋と、個人的には堪らない萌要素もふんだんに盛り込まれておりました。

※ネタバレを含んでおりますので、ご注意ください。



トンネル工事の作業員としてやってきた現場でトンネル崩落事故に巻き込まれ、異世界へとトリップしてしまっ…

13

宵巫女の愛舞 小説

藍生有  嵩梨ナオト 

裏切られっぱなしの一冊(良い意味で)

 離島で巫女ものとくれば、それはもうおどろおどろしい土俗と因習の世界。たいてい巫女が受けで、神事の名の下に神に身を捧げるはずが、欲に狂った島民の群れに襲われたり、もっと恐ろしい人外の魔物の生け贄にされたりと散々な目に遭い、そこを命懸けで救い出してくれた攻めと手に手を取って島を出てゆく・・・のがお約束だと思ってました。沙野風結子さんの「輝血様と巫女」とか、矢城米花さんの「茨の呪縛」とか夜光花さんの「…

2

フォーラヴァーズ、ワンナイト 小説

高岡ミズミ  嵩梨ナオト 

フォーラヴァーズ…??

複数ものは、なんだかんだで受けが甘やかされて
気持ち良くさせられて羨まs…いえ、幸せそう!!なのが好きなのですが
こちらは4Pっていう感じではなかった気がします。

ゲイが嫌いで許せない建築事務所の営業・典孝が
上司の命令で改装の以来があり赴いた先はゲイバー。
そこの厨房担当・章吾が色気のある男で
「最近彼女と別れまして」という話を聞いて安心してしまったものの実はバイで、
典孝だっ…

6

フォーラヴァーズ、ワンナイト 小説

高岡ミズミ  嵩梨ナオト 

ゲイフォビア×バイ

すみませんがこの作品は好みから外れていて個人的には読み終わるまで
結構時間がかかってしまった作品です。

内容は受けになる典孝がゲイバーの内装工事の営業にしぶしぶ行って
酒でつぶれて、その店のバーテンで攻めになる年下の省吾とバーの馴染み客の
二人にお持ち帰りされて、あわや4Pですかという状態になります。
そのときは一応省吾に助けられる流れになるのですが、微妙な展開でした。

典孝は…

9

鬼哭繚乱 小説

宮緒葵  嵩梨ナオト 

鬼もやっぱり犬属性w

やっぱり宮緒さんの犬はいいですね!(笑)
犬というか執着がすごい。愛に餓えた攻め様がすべてをなぎ倒して受け様を手に入れる様に毎度萌えてしまいます。そこにちょっとかわいらしいところがあったりするのがまたよし。
鷺丸と三人で過ごしているシーンは攻め様も可愛くて、たいへんほほえましかったですし、かと思えば、戦いのシーンの攻め様は猛々しくも悲しくて、格好良かったです。

そして今回、受け様のキャラ…

2

宵巫女の愛舞 小説

藍生有  嵩梨ナオト 

受けと攻めの会話のズレが面白いです。

花丸文庫BLACKのレーベルでは、いつもは特典ペーパーが付かないということもあり、
初めは古本で購入しようと思っていたのですが、発売前に特典ペーパーが付く
ということで、いつもの書店で予約して新本で購入しました。

花丸文庫BLACKでの藍生 先生は双子モノと複数モノ専門、担当
というイメージが強いですが、今回はBLACKのレーベルにしては、
恋愛描写が優しすぎるような感じがして、性描…

1

宵巫女の愛舞 小説

藍生有  嵩梨ナオト 

ようこそいらっしゃいました

島の神社を背景にしたリーマン同士のラブで、blackにありがちな神社の仕来りや
島の言い伝えのシリアス展開ものかと思ったら、若干ファンタジー風な祟り的な
事象は過去にあったと言う程度のもので、主人公で受けになる久則が島に
縛られている内容でも無く、逆に女系が跡継ぎで、自分には居場所が無いと
思ってしまう類の話。

たまたま祭事で妹の代わりに巫女姿で舞を奉納し、
一晩神の社で過ごす予定…

1

鬼哭繚乱 小説

宮緒葵  嵩梨ナオト 

可愛い俺様わんこ

宮緒先生の激しすぎる執着愛はやっぱりよかったです。

あらすじを読んだ時に、矢傷を負った攻め様は精霊の受け様に執着を持った上に村人を人質にとって受け様を犯し、城に連れ去られたとあり…どんな鬼畜かと正直少し抵抗がありました。

しかし読んでみると確かに生い立ちからくる鬼畜な面もありますが、精霊である清音には身体のダメージを含め悲壮感もなく、戸惑いながらも曉景がぶつけてくる激情を新鮮に感じ人間…

4

鬼哭繚乱 小説

宮緒葵  嵩梨ナオト 

お犬さまの次は精霊さま

作家さま、4作目のお話は桜の精霊さんのお話でした、かなりお犬さまってイメージが
強い作家さんですが、執着愛は精霊さんが主役でもやっぱり凄まじいですね。
これだけ凄まじい攻め様の執着話ですが、くどく感じさせずに読ませてくれるのは
やっぱり上手な作家さんなんだと思います。

そして攻め様はと言うと、やっぱりどこかケダモノ的なダメワンコをイメージさせます。
一心に相手を求める姿はやはりヤンデ…

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