嵩梨ナオトさんのレビュー一覧

鬼哭繚乱 小説

宮緒葵  嵩梨ナオト 

可愛い俺様わんこ

宮緒先生の激しすぎる執着愛はやっぱりよかったです。

あらすじを読んだ時に、矢傷を負った攻め様は精霊の受け様に執着を持った上に村人を人質にとって受け様を犯し、城に連れ去られたとあり…どんな鬼畜かと正直少し抵抗がありました。

しかし読んでみると確かに生い立ちからくる鬼畜な面もありますが、精霊である清音には身体のダメージを含め悲壮感もなく、戸惑いながらも曉景がぶつけてくる激情を新鮮に感じ人間…

4

鬼哭繚乱 小説

宮緒葵  嵩梨ナオト 

お犬さまの次は精霊さま

作家さま、4作目のお話は桜の精霊さんのお話でした、かなりお犬さまってイメージが
強い作家さんですが、執着愛は精霊さんが主役でもやっぱり凄まじいですね。
これだけ凄まじい攻め様の執着話ですが、くどく感じさせずに読ませてくれるのは
やっぱり上手な作家さんなんだと思います。

そして攻め様はと言うと、やっぱりどこかケダモノ的なダメワンコをイメージさせます。
一心に相手を求める姿はやはりヤンデ…

3

鬼哭繚乱 小説

宮緒葵  嵩梨ナオト 

怖すぎるほどの愛

執着愛を描かせたらすごい!という評価が定着しつつある作者さんの新刊は・・・
「鬼!?」
犬→蛇→犬ときて今度は鬼ですよ!
パラレル戦国時代を舞台にした今回のお話は、その戦国設定が鬼になりうるにJUSTなシチュエーション。
対するお相手は愛から生まれた桜の精霊。
そんなファンタジーな設定は、その鬼(と言っても人間だが)の持つ人間臭さとの対比が見事にされていたと思われます。
そして、結末は…

7
PAGE TOP