total review:280959today:18
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
13/14(合計:136件)
カサイウカ
ハイ爺
大学を卒業したての四ツ森が、尊敬する映画監督:百鬼を訪ねたら、 いきなり「お前ち○こでかい?」と聞かれ、オッサンの襲い受けの犠牲者に。 でも四ツ森はポジティブバカな青年で、 お前は棒だのスティックだの言われつつもめげずに…というお話。 ヒゲで傍若無人のオッサン受けってめずらしいのでは。 キワモノか、とおもったら案外そうでもなくて。 キャラが立っていて面白かった。 コミカルでテ…
にゃんくろ
ネタバレ
前作「いつか友達じゃなくなるとしても」からのファンですが、前作のようなゆっくりもどかしく進む切ないシリアス感は全く無く、性に奔放でどうしようもないおっさん百鬼と、スティック扱いされてもめげないある種変態な四ツ森の、エロラブコメディ。 ・・・だと思いました。読み始めた時は。 しかし読み進むにつれあれあれ?実はけっこう切ないんです。 百鬼が映画を撮れなくなった理由。 フラれると分かって…
marun
薫が百鬼に何故シャツのボタンを留めないのかを聞いていて、初めの返答が 乳首が弄れるから、そしてその返答に馨が興奮で鼻血! 本当は直ぐに脱げるから楽と言うものなのですが、その話をしていたら新たな情報、 馨が来る最近までは裸族だったと聞かされ、また鼻血! いやはや、馨くん、なんでこんな変態オヤジで興奮できるのか、本編を読んでも なかなか理解に苦しむのですが、 う~ん、人の嗜好はそれぞれだと…
とても一般的なBLの受けには見えない映画監督と熱狂的な監督のファンの 押し掛け社員と言う名の愛人?になった四ツ森くんとのコミカルでシュール、 かと思えば切ない思いが深く染み入る内容でもある作品でした。 でもこの奇人監督、初対面の四ツ森くんにいきなり圧し掛かる奇人ブリ、 でもホントにバイブ代わりの扱いなのに四ツ森くん好き過ぎて残念な青年で笑えます。 それでも伊達にファン歴が長い訳でも無…
茶鬼
デビュー単行本『いつか友達じゃなくなるとしても』とはまた違った雰囲気の作品でした。 あちらよりコマが大きいのと、線がすっきりして、男っぽい雰囲気がましてより絵柄に青年漫画っぽい雰囲気が増しています。 題名は『天才は総じてどうしようもない』ですが本当!どうしようもない男(笑) とうてい凡人には理解できない、、、というわけじゃなくて、 良い言い方をすればセンシティブ?悪く言えばガキ。 そんな…
葡萄瓜
物語のテンポは案外と爽快で展開も痛快な筈なのですが 正直評者の読後感はすっきりしませんでした。 それもその筈、展開の影には常にラスボスの残像が ちらついてるんですから集中力も削がれようってものです。 で、破天荒な様なこの物語ですがラスボスの影響を可能な限り じっくり取り除いて読んでみると案外とオーソドックスです。 あとは登場人物の人柄が肌に合うか合わないかで頁の進み加減が 変わる…
眠れる森
受けの人は初恋だった叔父に憧れ映画を作るようになり、 次第に肉体的にも恋慕するようになったけど、 その才能を嫉妬してしまう事を恐れた叔父に「恋人にはなれない」と言われてしまい、 それを引きずって映画を撮れないでいる ・・・と書くと「どんだけ嫋やかで儚い受けさんなのだろうか?」と思われるでしょうが、それがこの表紙の前側の三白眼で目つきの悪いおっさん、百鬼嘉一です。 彼はその恋慕の思いを…
だらむし
トモのお兄ちゃんがイイ…ブラコン属性、特に弟に対するそれっていうのは惹かれるものがあります。ブラコン、でも怖い人、目つきが悪くて、険のあるもの言い。 兄弟が幼いころの描写が作中にありまして、そこでのお兄ちゃん、罵詈雑言の嵐(と思われる)からトモの耳をそっと閉じて守ります。それもまたイイ…。トモのことがとても大切で、愛おしいんだなぁと思いました。 お兄ちゃんはさておき、本編。 帯で新井サチ…
カイ
過去に柊平を失明させたトモ。 その事を引きずっていくお話なのかと思ってましたが 家族愛なお話でした。 とにかくおおらかな家族です。 正直、どちらが悪いとは言えずとも、失明までする事故似合えば 友人関係はギクシャクとしたものになるはずが 柊平の性格もあるのか、この柊平の家族もおおらかというか 正直ちょっと涙モノ。 それに加えてトモの兄ちゃん。 嫌な性格かも知れないけれどトモ…
雀影
新人さんの初コミックスですが カバーイラスト+ここでの高評価+中古価格が高値で読んでみたかったこの作品。 ようやく読みました。 絵としては洗練されていないっていうか、ムラがあるのは否めませんが、 それを凌駕する、お話の力っていうのがあって、高評価なのが頷けます。 作者様が後書きでも書いているように 「家族、兄弟、依存度の高い関係」 って言う三本柱が、過不足なくしっかり描かれて…