森原八鹿さんのレビュー一覧

背伸びするからキスをして 小説

さとむら緑  森原八鹿 

これがスパダリってやつか…!

ちょっと評価甘めです。と言うのも、つい最近、たまたま同じような設定の作品を読んだもののいまいちハマらなかったのですが、そちらと比べると面白かったと思うので。こういう評価って公平じゃないからダメな上に読んだ順番は完全に自分のせいだけど、切り離して考えられなかった…ごめんなさい。

幼い頃から大好きな年上の幼馴染・城太郎と同居する機会を得た大学生の敬。夢の同棲生活!と胸を高鳴らせて始まった二人の暮…

5

B-PRINCE文庫創刊8周年記念 ラブリー♡ブックレット グッズ

『溺愛オトコ』と『年上の男性』目当てに

8作品の番外編が各4ページずつ入った全サ小冊子。
ハルヲさんと野原さんの作品以外はエロなしor少なめです。

■青野ちなつ『恋愛革命』シリーズ
泰生の仕事の関係でパリに来ている潤。
先日結婚式を挙げたギョームとベルナール(『情熱の恋愛革命』参照)に送るブーケを選ぶため、未尋の働く花屋へ。
そこで未尋の作ったブーケを選びます。
そこへ未尋の恋人・冬慈がやって来て、いつものように未尋を猫…

4

パパと約束の花嫁 小説

伊郷ルウ  森原八鹿 

攻めの意外な可愛さに萌

あらすじ:
元保育士で、今は兄の代行サービス会社でスタッフとして働く知明(受け)。
コンサルティング会社社長・五條(攻め)の依頼を受け、彼の5歳の甥の世話をすることに…

五條は一見冷たそうなセレブですが、根は大変優しく愛情深い人物。
育児放棄した妹に代わり、甥の未来を本当の息子のように大事に育てています。
遊園地で昼間からビールを飲んだり、一人称が「私」から「俺」になったり…と、打ち…

6

執着社長の初恋 小説

吉田ナツ  森原八鹿 

幸せなカップル

なんだかシンデレラストーリーのような表紙だと思ったのですが、雰囲気が真逆の幼なじみのお話です。

主人公の香西がかなり変わったキャラクターでしたが、それが魅力な作品だと思います。反対にこのキャラクターが好みかそうでないかで受け入れにくい話になってしまうかも…と思いました。

売れない芸術家の香西に昔からべたぼれの幼なじみ・道本は会社社長。
誰も買わない香西の作品を買い付けて、食べ物を差し…

2

首なし伯爵の花嫁 小説

夢乃咲実  森原八鹿  水無月さらら 

ファンタジーです。

育ての祖父が亡くなり天涯孤独の身になった当真。 そんな時ある城を相続して欲しいと1通の手紙が。 ドイツへと赴きその城で出会ったのは…。 中世の騎士(領主)ライムントとの恋物語でした。 その城を相続するのにはいろいろと問題があるみたいで、それが彼との出会い。 ですがその彼には首から上がなく一緒に探すことに。 そうこうしてるうちに恋が芽生えてという感じ。 だけどある意味幽霊(?)なライムント。首が見つ…

1

首なし伯爵の花嫁 小説

夢乃咲実  森原八鹿  水無月さらら 

ネタバレ注意

首のないドイツ伯爵の亡霊×攻めの住む城を相続することになった日本人大学生。
攻めが亡霊、しかも首がない、という斬新な設定のBLです。斬新なのはさておき、ノンケの受けが、二日間で首がない男を好きになるのはあまりに説得力がなく、ちょっとハマれませんでした。くっつくまでと、くっついてからの二本の話が入っていたのですが、くっつくまでのページ数も短くてアッというまに出来上がってしまい、読者置いてけぼり感が…

3

伯爵と偽りの花嫁 小説

藤森ちひろ  森原八鹿 

形見の指輪が結んだ縁

『花嫁』に惹かれて、手に取りました。英国貴族と大学生のスイーツロマンスが詰まった1冊で、シンデレラストーリーと年の差・健気受け・溺愛攻めが堪能できます。

叔父の遺言で、大学生の碧生を花嫁として迎えるべく、イギリスから迎えに来たのは伯爵のケネスでした。
実は、ケネスの叔父と碧生の祖母は若い頃に恋人同士だったんだけど、家柄のせいで別れた過去があって。悲しい思い出だけど、愛していた記念に、祖母に…

10

B-PRINCE文庫創刊7周年 極上♡ブックレット グッズ

住職さま目当て

B-PRINCE文庫の創刊七周年ブックレットです。
すごいのはどの作家さんも四ページずつしっかり書かれていて、中身もきっちり。

ラインナップは、
『恋愛革命』青野ちなつさん
『朱雀が花嫁〜紅帝の寵愛〜』秋山みち花さん
『背伸びするからキスをして』さとむら緑さん
『吸血鬼たちの淫らな晩餐』田知花千夏さん
『王様の甘い謀』chi-coさん
『住職様のお気に入り』千島かさねさん
『…

2

彼は彼の唇に抗えない 小説

義月粧子  森原八鹿 

健気で不憫で泣き虫受けが好きな方に

いっぱい挫折を味わって卑屈になっている泣き虫な主人公・瑞季と、過去に付き合っていた先輩・須藤が大人になり再会するお話です。

可哀相な受けが好きな方にはすごくオススメしたいです。
最後のほうなんてもう、不敏で悔くて惨めだって泣く瑞季に釣られてうるうるきます。瑞季が本当に泣き虫で誰の前でもボロボロ泣くので本当につられてしまう。

ただ健気でいい子なだけのキャラではなく、他人を妬む心や自分の…

3

王子様のお好みは!? 小説

桂生青依  森原八鹿 

いわゆる王道ストーリーでした

両親は他界し妹と2人兄妹。 その妹が結婚するということで相手の国イタリアへ。 もともと甘い物が大好きな受けの優はここぞとばかりにイタリアの有名デザート店をはしごしようと、まずは1軒目のお店へ…。 そこでどのデザートにしようかと悩んでいると、同じように悩んでる人物が。 それが今回の攻め王子様・ペール。 そこで意気投合し一緒にお店を回るのですがその時はまだ王子の身分を隠したまま。 勿論バレるのですが、…

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