森原八鹿さんのレビュー一覧

伯爵と偽りの花嫁 小説

藤森ちひろ  森原八鹿 

形見の指輪が結んだ縁

『花嫁』に惹かれて、手に取りました。英国貴族と大学生のスイーツロマンスが詰まった1冊で、シンデレラストーリーと年の差・健気受け・溺愛攻めが堪能できます。

叔父の遺言で、大学生の碧生を花嫁として迎えるべく、イギリスから迎えに来たのは伯爵のケネスでした。
実は、ケネスの叔父と碧生の祖母は若い頃に恋人同士だったんだけど、家柄のせいで別れた過去があって。悲しい思い出だけど、愛していた記念に、祖母に…

10

B-PRINCE文庫創刊7周年 極上♡ブックレット グッズ

住職さま目当て

B-PRINCE文庫の創刊七周年ブックレットです。
すごいのはどの作家さんも四ページずつしっかり書かれていて、中身もきっちり。

ラインナップは、
『恋愛革命』青野ちなつさん
『朱雀が花嫁〜紅帝の寵愛〜』秋山みち花さん
『背伸びするからキスをして』さとむら緑さん
『吸血鬼たちの淫らな晩餐』田知花千夏さん
『王様の甘い謀』chi-coさん
『住職様のお気に入り』千島かさねさん
『…

2

彼は彼の唇に抗えない 小説

義月粧子  森原八鹿 

健気で不憫で泣き虫受けが好きな方に

いっぱい挫折を味わって卑屈になっている泣き虫な主人公・瑞季と、過去に付き合っていた先輩・須藤が大人になり再会するお話です。

可哀相な受けが好きな方にはすごくオススメしたいです。
最後のほうなんてもう、不敏で悔くて惨めだって泣く瑞季に釣られてうるうるきます。瑞季が本当に泣き虫で誰の前でもボロボロ泣くので本当につられてしまう。

ただ健気でいい子なだけのキャラではなく、他人を妬む心や自分の…

3

王子様のお好みは!? 小説

桂生青依  森原八鹿 

いわゆる王道ストーリーでした

両親は他界し妹と2人兄妹。 その妹が結婚するということで相手の国イタリアへ。 もともと甘い物が大好きな受けの優はここぞとばかりにイタリアの有名デザート店をはしごしようと、まずは1軒目のお店へ…。 そこでどのデザートにしようかと悩んでいると、同じように悩んでる人物が。 それが今回の攻め王子様・ペール。 そこで意気投合し一緒にお店を回るのですがその時はまだ王子の身分を隠したまま。 勿論バレるのですが、…

1

彼は彼の唇に抗えない 小説

義月粧子  森原八鹿 

題名との関連が薄い

 主人公瑞季(受け)が高校時代に好きだった先輩(須藤・攻め)と社会人になってから再会し、色々意地悪やエロいことをされる経緯を経て、恋人同士になります。

 あらすじにすると、よくある話です。
 ですが、バランスが良いので、読んでいて楽しいです。

 もうこの仕事はダメだと思ったら別の仕事をもらえる。
 須藤がモデルと付き合っているとショックを受けていると夜にはベッドと共にする。
 誤…

3

銀の魔物の契り 小説

初津輪  森原八鹿 

中華系ファンタジー

中華系ファンタジーなんだけど、そんなに中華って感じもしないです。
名前と服装くらいで、なんちゃって中華って感じですね。

森原八鹿先生のイラストが綺麗です。

占いで星が落ちてくると言われて、迷い混んで来たのが冬星。
銀芳が冬星のどこに惹かれていったのかわかりつらい。
銀芳が冬星を襲い、セフレから始まるんですが……。

銀芳が背中に怪我をしたときも死にかけてないのに、自分が守れな…

1

背伸びするからキスをして 小説

さとむら緑  森原八鹿 

溺愛系

攻め様が受け様をとことん甘やかしつくす溺愛もののお話です。

攻めの城太郎は、かっこよくて紳士的で優しくて(実は受け様限定)、高層マンションに住み、仕事もできる完璧な男(だと受け様は思っている)。

受けの敬は年上の幼なじみである城太郎が大好きで、13歳の時に一度告白をしますが、「大人になったら、」という約束をします。20歳を前にして、進学を機に城太郎のマンションに同居することになる二人。…

13

背伸びするからキスをして 小説

さとむら緑  森原八鹿 

受けの思考が子供過ぎてついていけない

同レーベルの前作『溺愛わんこと怖がりな猫』も可愛らしいお話でしたが、今回もそういう路線です。
Bプリでは、さとむらさんはこの癒し系路線でいくのかな?
こちらは七歳差の年上×年下です。

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受けの敬は、20歳の大学一年生。
子供の頃はロスで育ち、13歳からは日本で生活しています。
童顔で無邪気ですが、見知らぬ人間には人見知りの引っ込み思案。

11

甘い痕跡 小説

ふゆの真雪  森原八鹿 

そういう出会い!!??

楽天Koboの電子書籍さんから購入させていただきました!
お金持ちの攻め様にあまあまにされちゃうパターン大好きなので
電子書籍で値段もお手頃価格なので手に取りました

良い実でクールビューティー、悪い意味で無表情の受け様
コンビニのバイトにて客からのクレームと店長から笑えと説教され
受け様はやけ酒に走ります
良いお酒を飲めればいいのですが、どうやら泥酔してしまうらしく
あらすじにも…

4

両手いっぱいの恋 小説

安曇ひかる  森原八鹿 

うるうるしたりキュンとしたり

シングルファザー専用シェアハウスという最高のロケーションに可愛い息子ちん、そして恋とくればもう最強です。
何度か涙腺うるうるさせられるシーンもあって夢中で読んじゃいました。
攻めはシェアハウスに入居してきた瀬谷、受けは同じシェアハウスに住む秋。
そして二人のキューピッド的役割を果たす瀬谷の息子の冬里。
瀬谷は冬里をとても大切に育てる子煩悩なイケメンで秋はちょっぴり冷め気味の可憐な男子。

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