森原八鹿さんのレビュー一覧

偽りの花嫁と真実の恋 小説

月東湊  森原八鹿 

TLであるほうが自然なような…

大国に滅ぼされた国の皇族の血を引く受けと、それとは知らずに幼い頃に出会った大国の皇位継承権第二位の攻め、というカップリングです。

隠れた土地に村を作り、祖国の再建を悲願として暮らしている一族の皇子である受け。万一の敵襲に備え、幼い頃から女装をさせられています。
それが不服で仕方なかった8歳の頃、村の近辺で蛇に噛まれて絶体絶命のところを、避暑で近くを訪れていた12歳の攻めに見つけてもらい、村…

5

偽りの花嫁と真実の恋 小説

月東湊  森原八鹿 

受けが女の子そのもの。。

これはもはやBLではなくて良いのでは。。と思うほど、受けが見た目可愛すぎで、どう見ても女の子でした。。
女性のフリをしているので仕方ないのですが、話し方も女の子っぽいのが大半なので、いまいち萌えられなかったです。
自分が男という葛藤はあるもの、女の子だったら良かったのにという思考回路になってしまうのはあまり好きではありません。
物語の肝になっているハズの皇族と豪族のくだりも取って付けたようで…

5

偽りの花嫁と真実の恋 小説

月東湊  森原八鹿 

中華風ロミジュリ

今はなき煌陽国最後の血筋である煌は、普段から女性の姿で隠れ里でひっそりと暮らしていた。それでも、子供の頃から剣術の修行は怠ることなく、いつか郭国が奪った玉璽を取り戻し自国が再興することを願っていた。
そんな煌の心には忘れられない人物がいる。それは幼き日、蛇に噛まれたところを助けてくれた瑛。いつかまた瑛が村を訪れるのを心待ちにしながら8年の歳月が経っていた。ようやく再会でき、瑛から求婚されるが煌は…

5

執着社長の初恋 小説

吉田ナツ  森原八鹿 

なんか、好き!

電子書籍版を購入。
表題作とその後の二人を描いた「世界は君で満ちている」が収録されています。。

またもや、ツボりました。
神評価です。

この作者様の『一途な独占欲』にはまり、自分の中で吉田ナツ祭りを開催中。
最新のものから過去作品まで、いろいろと読みあさってます。

いいですね。
いちいち、ツボります。
木原音瀬さんの作品が大好きで、ぬるい激甘溺愛系は苦手だったはずなので…

3

泣きっ面にキス 小説

野原滋  森原八鹿 

この受、可愛い…か?

受の子(主人公)が最後までどーにも好きになれませんでした。姉にも攻(義兄=姉の結婚相手の兄)にも頼り切っている自覚があり「これじゃダメだ」と言いつつ、結局甘えてばっかりでイラッとしました。21歳ってこんなもんでしょうか。義兄に当たり前のように食事の世話をさせるってどんだけ依存体質なの…。

お兄ちゃん気質で世話焼きな攻と甘えっ子の受だからこそ成り立つ関係を描きたかったのでしょうが、年の差がある…

4

執着社長の初恋 小説

吉田ナツ  森原八鹿 

執着社長が受けのこと好き過ぎて最高!!

久しぶりの神作品です!!
オススメされていなければ絶対に手に取らないであろう甘々な表紙ですが、予想を裏切る面白さでした。
キャラクターやストーリーにただの執着物とは一味違ったオリジナリティがあります。
まずとにかく攻めの受けへの愛情が凄い!!
攻めはポヤーっとした受けに対して言いたい放題ですが、自分だけのものにしようと強引に奪うのではなく、まるで世話焼きオカンのように、好きで好きで、ただ笑…

6

執着社長の初恋 小説

吉田ナツ  森原八鹿 

笑えて、泣けて、ほっこりしました

答姐トピで「受馬鹿の攻のお話」とご紹介いただいて読みました~。「執着社長の初恋」…このタイトルと、執着社長側で書かれてるっぽいあらすじだけだったら自分ではきっと手に取らなかったと思います。読んでみたら…久しぶりに会心の「神」評価でした!面白かったです。笑えて、泣けて、ほっこりできて、萌えました。

香西(受)と道本(攻)の視点が交互に登場します。二人は幼なじみですが、ありがちな「両片思い」では…

6

初恋スイーツ 小説

成瀬かの  森原八鹿 

表紙がすべて

1冊すべて表題作です。
主人公は冬生(受け・通称「フユ」)ですが、鴻巣(攻め)の視点もありますので心情が分かりやすいです。

表紙のイラストがすべてを表しています!
右のフユは、小柄で可愛らしい、高校生。
左の鴻巣は、ヤクザと見紛う強面、長身、年上、パティシエ。

自分にとってはイラストとあらすじで想像したとおりの内容で、一生懸命なフユに鴻巣が惹かれるという恋物語が素敵でした。
両…

1

背伸びするからキスをして 小説

さとむら緑  森原八鹿 

これがスパダリってやつか…!

ちょっと評価甘めです。と言うのも、つい最近、たまたま同じような設定の作品を読んだもののいまいちハマらなかったのですが、そちらと比べると面白かったと思うので。こういう評価って公平じゃないからダメな上に読んだ順番は完全に自分のせいだけど、切り離して考えられなかった…ごめんなさい。

幼い頃から大好きな年上の幼馴染・城太郎と同居する機会を得た大学生の敬。夢の同棲生活!と胸を高鳴らせて始まった二人の暮…

5

B-PRINCE文庫創刊8周年記念 ラブリー♡ブックレット グッズ

『溺愛オトコ』と『年上の男性』目当てに

8作品の番外編が各4ページずつ入った全サ小冊子。
ハルヲさんと野原さんの作品以外はエロなしor少なめです。

■青野ちなつ『恋愛革命』シリーズ
泰生の仕事の関係でパリに来ている潤。
先日結婚式を挙げたギョームとベルナール(『情熱の恋愛革命』参照)に送るブーケを選ぶため、未尋の働く花屋へ。
そこで未尋の作ったブーケを選びます。
そこへ未尋の恋人・冬慈がやって来て、いつものように未尋を猫…

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