依田沙江美さんのレビュー一覧

AMETORA-雨寅- コミック

依田沙江美 

萌えなのか怖い話なのか?

わわわ、コレ怖い…
私の第一印象(一読印象)は「ホラー」でした。だってサイコパス一人いるじゃん!
冒頭は、麗しの雨音が二人っきりのつもりででダム見学旅行に誘ったのに、ニブチンのゼミ先輩能城(トラ)が他人を誘おうとするんでケンカして、結局目的地のダムで鉢合わせるという設定。
雨音の連れは3人。スキンヘッドの喜村悟志、ジミメン佐当、ムサ男相羽。
雨音はトラが好きでついいちゃいちゃ。周りの3人に…

3

よろめき番長 コミック

依田沙江美 

大なり小なり、他人はみな宇宙人だ

依田先生のコミック初読みです……で、一体何なんでしょう?この世界は。
ふわふわの不思議ちゃん、30才(には絶対見えない美形!)の若葉。
彼に一目惚れし、果敢にアタックしていく23才の吉川。
2人の出会いは、周りを見ずに道路掃除をしていた若葉と、歩道を自転車で飛ばして走っていた吉川がぶつかりそうになって、というもの。
若葉はお仕事(日本茶屋さん勤務)は普通以上にこなせるけど、人と関わりたくな…

5

ラブ・プランツ コミコミスタジオ特典書き下ろし小冊子 グッズ

寂しいと思うのは…

本品は『ラブ・プランツ』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

本編後、早乙女視点で
五十川が久しぶりに外出した日のお話になります。

家政夫として仕事をして
色々な家庭に足を運んだ早乙女は
仕事と恋愛は別というポリシーを持っていました。

そのポリシーを覆して
仕事先の依頼者の五十川と恋人になります。

五十川は
色々な意味で普通の人ではありませんでした…

1

ラブ・プランツ 発売記念ペーパー グッズ

計算外な出来事

本品は『ラブ・プランツ』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、五十川視点で
早乙女と余市のその後についてのお話です。

五十川はある秘密を抱えていた為
ソレを知る親友である余市と2人だけで
大きな屋敷に暮らしていました。

しかし
食生活や衛生面で立ちいかなくなり
家政夫を雇う事になります。

余市は秘密がばれる事を恐れていて
家政夫としてやってきた早乙…

1

ラブ・プランツ アニメイト限定ペーパー グッズ

花が咲くほど甘~い

本品は『ラブ・プランツ』の
アニメイト特典ペーパーです。

本編後、攻様の友人視点で
五十川と早乙女のその後についてのお話です。

余市は学生時代から
親友である五十川と自分の性格が
全く違う事を周囲に指摘され続けてきました。

五十川の祖父が
余市の研究に有益な温室を持っていた事もあり
五十川の金が目当てだろうと言われる事も。

しかし余市は
他人の持っている金が…

1

ラブ・プランツ 小説

火崎勇  依田沙江美 

ふんわりやさしい雰囲気

全体的に優しい雰囲気が漂うお話でした。
依田沙江美さんのイラストがとてもぴったりあっていると思います。
火崎勇さんのネタバレに気を付けて!のお話です。
察しのいい方はすぐ気が付かれるでしょうが。
前半は早乙女くんが五十川と余市の秘密にもやもやしてるところに、特に余市に対しての疑念を持っているところは、あまりいい印象がなかったんですが、それは早乙女くんが五十川に対して雇い主以上の気持ちを持ち…

3

ラブ・プランツ 小説

火崎勇  依田沙江美 

屋敷で暮らすイケメン二人の秘密とは…

家政夫が謎めいた洋館で働き始めるという、ちょっとゴシック小説を彷彿とさせる設定の作品。
依田沙江美さんの挿絵が浮世離れした世界観によく合っています。

主人公は派遣のハウスキーパー・早乙女(受け)。
住み込みの家政夫が欲しいとの依頼を受け、大きな温室のある屋敷で働き始めます。
屋敷の主は、モデルのような美形で優しい五十川(攻め)。
同居人には、五十川の友人で植物学者の余市がいて、余市は…

9

ラブ・プランツ 小説

火崎勇  依田沙江美 

ほのぼの系微ファンタジー

イラストの依田先生目当てで購入。だけども作品としても思ったより良かった。
美しい表紙の緑に埋もれているのが攻で、それに触れているのが受。表紙の通り柔らかな印象の作品。
男2人が住む屋敷にハウスキーパーとして派遣されてきた受が、屋敷の主人である攻と交流することで徐々に惹かれていくのにキュンキュンした。秘密を抱えた攻を心配しつつテキパキ働く受はとても可愛い。攻が「小動物」と例えたのにも納得。
文…

4

無愛想な媚薬 小説

西條六花  依田沙江美 

情に流される

ゲイであることを会社の先輩に知られ、
それを言いふらされたために居づらくなり
田舎の支店に転勤してきた節。

社宅にあてがわれた離れの母屋に住む津守に
ゲイであることを見抜かれ、半ば強引に抱かれてしまう。
ぶっきらぼうだけど親切な部分もある津守と
同棲のようなセフレのような状態になり、
いつしか情も湧いてしまい…。

自分のセクシュアリティを完全に受け入れていなかった
主人公…

2

牛泥棒 小説

木原音瀬  依田沙江美 

いじらしく、愛する男を守る。徳馬という男

「牛泥棒」というタイトル。これは何だろう?
そう思って皆さんのレビューを読み、妖怪モノと知って手に取りました。
プロローグから佐竹家の使用人の息子徳馬が、人の死期がわかる事、見えざるものが見える事が語られます。
そして危篤の佐竹家の一人息子亮一郎の命と引き換えに、亮一郎の母親が沼の神大ガマガエルに喰われる所を見てしまった徳馬もまた、ガマガエルとある契約をする、という冒頭。
そして本編は、亮…

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