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35/37(合計:365件)
高遠琉加 依田沙江美
むつこ
独特の空気感です。 高遠さんスゴイっす。 なにげない風景、なにげない会話、自分でも分からない曖昧な気持ち、そういうものをひたすら塗り重ねるようにして、物語が作り上げられていた。 空気感に酔った。 んで、やっぱり泣いた。 胸の奥にある大事な場所にそっと触れられてるような感覚が、たまらなかった。 ジリジリするような、ヒリヒリするような、三木と蝶野の恋だ。 高遠さんは与えてくれないのだ。そして、それが必…
依田沙江美
櫻子
新進気鋭の画家である勇気(年下・攻)と、編集者の昇の、2度目の恋のお話です。 実は高校時代、昇は勇気の兄と付き合っていて。(無理矢理のよう?) その縁で勇気と知り合うのですが、話は兄よりも勇気と合い、勇気の方も今まで知らなかった世界を知る昇に惹かれていきます。 いつしか付き合うようになった二人ですが、ちょっとした事で若い恋は終わりを告げ、再び大人になって出会った二人の恋物語です。 …
ぎが
すでにたくさんのレビューがあがっているのであまりくどくどと説明するつもりはないのだが、一点だけ強調しておく。 コミックスの裏表紙のあらすじや帯では、この物語の主人公の片割れである書道部1年生の坂下昴を「小悪魔高校生」とか「ツンデレ」と評している。 しかし、型通りの「ツンデレ」を求めてこのコミックスを読むと、肩透かしを食らうかもしれない。 昴の相手が同じ高校生であったならば、彼の言動はもっと「…
新進気鋭の画家・日比谷勇気と雑誌編集者・土谷昇の「二度目の恋」を描くシリーズ。 彼らの少年期と再会を描く表題作『真夜中を駆けぬける』が、発表順・時系列順ではなく後半に収録されている点が、コミックスの構成上効果的である。 芸術方面に造詣の深い、少し大人びた兄の同級生に導かれるように絵の道に進むことを決意した少年が、いざ美大生になると新しい世界に目がくらみ、過去をいったん清算したくなったという…
中学生の三つ子、黄一・朱里・青児はある理由により霊感(?)が鋭くかつ男性に好かれる(あるいは惑わす)性質がある。 弟二人はそれぞれの方法で男性と付き合っているが(体込みで)、黄一だけはその「運命のようなもの」に必死で抗って暮らしている。近所のコンビニ店員・黒木が現れることで、彼ら自身が忘れていた秘密が明らかになる。 この兄弟がまさしく「男の精を吸って成長する」ため、途中から3人の外見に差が生じ…
画家と編集者のシリーズ第2弾。 この巻で描かれるのは、二人が家族になろうとする過程である。 仕事が充実する一方、親や親戚に結婚のことを問われたり、周囲の者が結婚したり、近しい者の死に遭遇したりすることで、否応なく自分の身の振り方を考えさせられる30がらみという時期が丁寧に描かれている。 表題作『千の花』の終盤、出席した知人の結婚式のチャペルの最後列で、他の参列客には知られることなく牧師の…
grml
男子校で寮生。でもBLありがち展開ではなかったので面白かったです。仏教系なので仏壇があったり(笑)登場人物総ホモ化もないです。 キャラの感情の描き方に、ドキッとしてしまいます。感情表現がすごいストレート。なのに自然。星弥の屈折した感情の暴走が怖いくらいリアル。 シリアスとギャグの割合も丁度良く、龍泉が星弥を受け入れていく様子が、自然に描かれていて良いです。星弥の仮面の外れ方も面白かった…
評価の高さに釣られて購入しました。 萌え死ぬかと思った! 絵はかわいいし、キャラもいいし、ストーリー展開もいいし、最高でした。 とにかく昴くんが可愛い。子供だよあんた。そこがいい。 そんな昴くんを無理やり押し倒してやっちゃわない石倉先生も可愛い。 ふたりのラブシーンは見たいんですが、見たくない気もします。そういうのは他の漫画家さんに任せていい気がする。 あー、エロの百倍萌えた!
1巻でカップルとして成立した伸哉と怜一郎は進級し、生徒会長と副会長として存在するが(意外にも伸哉が会長)、この巻のメインは新一年生の不二倉幹太と二年生の吹原敬士、そして彼らを取り巻く面々である。 この巻で、この物語が(古い少年漫画を引き合いにして恐縮だが)いわゆる『キャプテン』方式とでもいうか、「生徒会」あるいはその根城である茶室「五葉庵」という定点から、そこを過ぎ行く面々の様子を観察するスタイ…
あお
先生×生徒です。 生徒の昴ちゃんがめっちゃ可愛いの!! ツンデレで意地っ張りで、口が悪くて ・・・でも実はピュワピュワちゃんなの。 なんて私のツボをついてくる子なの。たまらん。 あとね~、私が依田さん上手いなぁ・って思うのは、脇キャラ。 書道部の先輩達がイイ。特になおちゃん先輩の絡ませかたうめぇ~。 そうそう思春期の頃って、ちょっとしたきっかけで嫌いになったり、転じて好きにな…