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30/37(合計:365件)
依田沙江美
雀影
大成功!! でも、トンカツ…… これこそBLでなければ絶対成立しないストーリー。 「久しぶりに戻ってきた故郷、そこで再開した幼なじみの七海は…」 この設定、七海の性別だけ女の子に置き換えたら… 吐きそうな位、いやな話って言うか、嫌いな話になりそう。 なのに、この七海が男だと、不思議と平気って言うか、好きな話になっちゃう。 堂脇のエピソードも、こんな七海が女の子だったら、許せな…
ネタバレ
「酔った勢いで、ついデコチュー」で終わった第1巻。 好き好きモードにスイッチが入ってしまった七海を相手に、章造も腹をくくるのだが、あっという間に七海の兄に二人の付き合いがばれて、引き離されそうに、、 そんな時に、七海を家からこっそり連れ出したら、誤解から両家は大騒ぎになっていた。 瓢箪から駒で二人は公認の仲に。 べたべたに甘い、ピンクのハートの飛び交う完結編。 おバカな子受けは苦…
YIY
男同士でずっと続けていく事をきちんと描いてくれて嬉しい。 恋愛してその先。 結婚などがないその先が見えていて、 ファンタジーを通り越したその先の希望を描いてくれている。 渋い作品。 でも人生の節目節目で読み返すことになるような、 私を支える作品です。
むつこ
依田作品のなかで、この作品が一番好きです。好きすぎてレビュー書く筆がぜんぜん進まないぐらい好き。 『真夜中を駆け抜ける』の続編です。 出来上がっちゃったカップルの話ってあんまり好きじゃないのに、この作品だけは、なんか別格で好きだった。 付き合ったのちの切なさを、ライバルというライバルを出現させることなしに、ここまで上手く表現できることにも驚きました。 何度も泣きました。泣きながら笑いました。 この…
かなり古い作品ばかりの短編集。 依田さんお得意の、 基本はおぼこいカワイ子ちゃんを、ちょっとお兄さんの攻め君が、 「くっちゃいたいなぁー」 って、チョビッと甘噛みしちゃうようなお話ばかり。 表題作は特にそう。 ガッツリエロには程遠い、お子様で、ふわふわした所でお話は終わっているけど、コーコーセーなんだからこの位の可愛さでいいのよ。 同録の 「眠れば来る朝」 色んなアイ…
ファミレスバイトの高校生くんと大学生の恋の物語。 大学生っていったって、高校生とそうは年は違わないはずなんですけどねぇ、 やっぱり10代の頃の年の差と、20代30代と、年取ってからとの年の差とは、重みが全然違うんでしょうね 高校生で、まだおぼこい旭、 バイトの制服のエプロンの後ろ姿(おしり)を見ながら、「食いたいなぁ」って眺めている安井の描写が印象的でした。
つかさ
生意気な高校生を相手に、奮闘する代用教員・石倉。 オトナが本気になれば、本当は怖いんだけど…。 隠したエロと牙は最後の最後まで見せない先生。 そんなオトナの胸の内を知らない昴は、生意気で身勝手で小ずるい。 だけど昴の強気な態度すら可愛い。 石倉先生がマジで落とそうとしたら、昴なんか滅茶苦茶にされちゃうんだろうなぁ。 でも決して野獣にならずに、昴の成長に合わせて性的欲求を押さえるとこ…
先生と生徒物だけど、この、「小悪魔高校生」がリアルに高1っていうか、15,6の子どもっぽくて可愛い。 昴の子供の論理と、ウブな子供の昴を、好きになってもいいのか迷う、一通り遊び尽くした大人の石倉先生のすれ違い。 高校1年生は、やっぱりこの位、コドモでいいし、 大人はやっぱり、このくらい振り回されているといい、 大人になるのなんて、ゆうっくりでいいのさ。
榎田尤利 依田沙江美
abridange
幼い頃からピアノの英才教育を受けてきた六実は、凛のピアノに、自分には欠けているものを見せつけられて嫉妬を覚える。その技量を把握したくて自分の家で凛にピアノを弾かせるため、キスを交換条件にすることを承諾するのだった。 これまでに榎田さんの作品はかなりの数を読んできたのだが、こと、この作品に関しては「限りなく中立に近い萌」という評価が正直なところなのが残念。 いちばんの要因は、攻めは一途な爽や…
十架
不思議な雰囲気の作品ですねー…。 受けが好きで好きでしょうがない大人の攻めと、ツンデレな子供の受けの話? 攻めは「早くくっつきあいたいなーw」と思うけれど、受けはまだまだそれを解ってくれない。いざそういう雰囲気になったら浴室に立てこもるって…乙女かっ!と思ったら、あぁあ…子供……。大人なBLラブロマンスな展開にはてんでなりません、この作品。 期待やら王道展開をサラッとぶった切られ続けるので、…