依田沙江美さんのレビュー一覧

かみなりソーダ コミック

依田沙江美 

神だけど、萌×2

星弥×龍泉の執着系ゆるゆる学園ラブストーリー。

星弥の家はクリスチャンで、龍泉の家はお寺なの。ふたりとも名前がまんますぎて笑えます。

ヒステリックな母親に育てられた星弥は、優等生ぶっているけれど、人として欠落している。そんな星弥は、可愛がれて育ち、自由気ままに生きている龍泉に強く惹かれていく。

星弥は、人間の本性というか自分そのものに嫌気が差しているんだけど、そういう卑屈な部分を…

4

よろめき番長 コミック

依田沙江美 

わけのわからない感情

依田氏の作品 初読みでした。

読後、 不思議な感情が湧き上がりました。

ムカつくのか すっごく面白かったのか・・・?

自分でもわからず 人に貸してみました。

しかし貸している間も この本のことが忘れられず
依田氏の作品を買い漁り 結果
「大好きだなぁ」
と言う事で 落ち着いたのです。

貸した友人は わかぺーの黒い感情に激しく共感していました。

楽しい作品が…

3

さくらのくちびる コミック

依田沙江美 

忘れられない作品

新装版で久々に再読しました。
依田さんの魅力が詰まってると思います。
まだ完成されてない感がいい。そして可愛いだけで終わらないのがいい。
しかし短編ゆえどれもあともう1~2話見たい!と思ってしまうので、そういった物足りなさがあります。

私は『スイートソウルレビュー』と『白い魚の夢』が大好き。この2作品は依田さん流のJUNEではないでしょうか。苦くも美しい。切なさに溢れてるけど笑わせても…

4

美しく燃える森 コミック

依田沙江美 

今までで一番ラブラブです。

前二作を実家に置いたままなので、再読できていないのですが、記憶からすると、笑いと切なさのバランスのよさで言うならこの3作目が一番かもしれません。

こんなに穏やかで幸せな二人をみれるとは!
昇が勇気にとことん愛されていて、本当に嬉しくなりました。前作を得て、更に近づく二人の関係に幸せ感じちゃいます。

そして昇の子供っぽいところ沢山見れて、めちゃくちゃ楽しい。あまりの可笑しさに思わず吹き…

4

チョコレート・キス 2 コミック

依田沙江美 

ちょっと油断ならないラブコメ

学園恋愛模様、第二巻。
登場人物が増えました。増えると更にキャラの見分けがつかないところは益々残念。

予想通り怜一郎と伸哉は生徒会役員になりましたが、お話の中心はニューキャラクター。
可愛いらしい見かけながら元気な性格で周りを振り回す幹太と、吹原先輩。

相変わらず男子校の皆様、普通に学内で恋愛したり、キスしちゃったりしていますw
一巻でも出て来た禾鋒学園生徒会、お茶室なんぞを持っ…

2

チョコレート・キス 1 コミック

依田沙江美 

甘いけれど、甘いだけじゃない?

名門男子高校を舞台にした、高校生の恋。
東京から転校してきた喜怒哀楽の素直な伸哉と、実はくせ者の委員長怜一郎。
この学校併設の中学からホモはウジャウジャいるらしく、全くそこは問題にならず、
普通に告白したりくっついたり失恋したりしている模様(笑)

学園ものなのでキャラクターも多いのだが(私は変なオブジェを作っている関くんが好きw)、
絵の見分けがつきにくいことがあるのが残念。
依田…

3

ブリリアント★blue 1 コミック

依田沙江美 

七海がかわいそう

 冴えなくて、のんきな男子だったはずの七海が、少女漫画顔負けの変身を遂げて、同級生である章造と再開するところから物語が始まります。

 七海は天然であまり周囲のことには頓着しない性格のため、子どもを誘拐したと勘違いされたりなど、周囲とぶつかることもしばしばで、章造も常に驚きの連続です。ある意味、七海は永遠の子どもなのかもしれません。

 七海が少女漫画顔負けの変身を遂げたのには、堂脇の存在…

1

レモンカード コミック

依田沙江美 

わかぺー(笑)

「チョコレートキス」から一編、あとは「よろめき番長」ネタ。
チョコキスの望月もだが、よろめきのわかぺーなどなど、
依田先生は不思議ちゃんキャラを描くのが本当に上手い。

でも私は、望月は実害がないので面白がっていられるけれど
わかぺーは面倒くさいから側に寄りたくないなぁ。
傍から見ている分には面白いけれど。
吉川も鳴海も、わかぺーで遊んでいたりいじっていたりするようでいて
実はMな…

6

楽園建造計画 4 小説

高遠琉加  依田沙江美 

そして二つの物語は

蝶野と三木の物語後編と、屋敷と皐月の物語の結末、最後に二つの物語は出会います。

青春って、何かから逃げて、逃げて、逃げ回ってじたばたして、
そして、それを乗り越えることなのね、、。

このシリーズって、登場した3つのカップル、6人の男の子達が、それぞれ逃げてきたもの対峙して、乗り越えて、次のステージへ踏み出す。
そんな、ど真ん中の青春小説だった気がします。
特に、蝶野・三木組は最後…

2

楽園建造計画 3 小説

高遠琉加  依田沙江美 

総てが明らかになって

そこに残ったのは、無垢な愛らしい生き物でした。

この第3巻、前半は前巻から続いた、志田と響川の物語。
響川はようやく、自分が本当に欲しい物が何なのかを認めます。
そして、響川が今まで自分で自分をいじめるように囚われ続けてきた理由が明らかになり…。

後半は、蝶野と三木の物語。
今度は蝶野の過去が…。
嵐と共に、芦屋という蝶野のかつてのクラスメイトが運んできます。

どちらもキ…

1
PAGE TOP